最新作『キャンディークラッシュゼリー』の体験も! King Japanプレス向け発表会リポート

2016-01-08 11:38 投稿

Kingの新作発表会

『キャンディークラッシュ』シリーズで知られるKing Japanは2015年1月7日、プレス向けの発表会を実施。代表取締役・枝廣 憲(えだひろ けん)氏から2016年の展望が語られるとともに、最新作『キャンディークラッシュゼリー』の試遊も行われた、その模様をお伝えしよう。

King Japan代表取締役・枝廣 憲 氏

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2016年はアジア戦略のさらなる強化を

発表会の冒頭では枝廣氏より、King及び、その日本法人であるKing Japanのこれまでの歩みが説明された。“Bitesize Brilliance(一口大の輝き)”をモットーとする同社は2003年に設立され、Facebookをプラットフォームとしたゲームソフト展開や、モバイル端末では世界的ヒット作となる『キャンディークラッシュ』をリリースするなど、着実にその地位を築いてきた。

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▲枝廣氏によれば、2011年にFacebook上でリリースした『Bubble Witch』の成功がKingのターニングポイントになったという。

こうした実績を振り返ったうえで、2016年のKingはさらなるアジア戦略の強化を目指す。これはモバイルゲームの世界シェアがアジアで半数以上を占め、とくに日本と中国はそれぞれ世界シェア20%以上を持つ現状から導き出された指針。

とりわけ、日本国内ではメーカー別のアクティブユーザー数でKingがトップに立った実績もあり、今後も日本独自の仕掛けを続けていく意向だ。

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▲枝廣氏が「嬉しくもあり、誇らしくもある」と語った、アクティブユーザー数トップの実績。ゲームの仕掛け人にとって、ダウンロード数以上に刺激となる記録だろう。

『キャンディークラッシュゼリー』初お披露目!

そんなKingの2016年リリース第1弾として発表されたのが、『キャンディークラッシュ』シリーズの最新作となる『キャンディークラッシュゼリー』だ。

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本作はシリーズの世界観はそのままに、新たなキャラクターが登場するほか、これまで以上に戦略的な思考を求められる新たなプレイモードを搭載。また、ブダペスト交響楽団が奏でる壮大なスケールのBGMも注目点となっている。

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ゲームの概要については公開中の記事を参照してもらうとして、ここからは枝廣氏のプレゼンテーションプレイをもとに、新たなプレイモードのゲーム性をクローズアップしていこう。

ゼリーで画面を埋めつくせ!

本作の大きな特徴が、ゼリーに包まれたキャンディーをマッチさせると、そのほかのマスにもゼリーが広がるという点。このマッチを続け、最終的にすべてのマスにゼリーが広がればステージクリアとなる。

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パッフィーを探そう

ミノムシのような新キャラクター、パッフィーを探すプレイモードも存在。パッフィーは氷のマス3つ分の中に隠れていて、氷のマスをマッチさせて割れば見つけられるが、つながっている氷のマスがあると逃げてしまう。そのため、逃げ道をふさいで動けなくしておくことが必要だ。

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対戦モード

シリーズ初搭載となる対戦モードでは、新キャラクターのクイーンを相手にした陣取り合戦がくり広げられる。ゼリーに包まれたキャンディーをマッチさせ、規定のマスの数だけ自分の色のゼリーを広げると勝利。ゲームはプレイヤーとクイーンが順番に手を打つターン制で進み、相手の陣地を塗り替えたり、スペシャルキャンディーを作って連続で自分のターンを回すことができたりと、とくに戦略性が高いモードとなっている。

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カジュアルな遊びに戦略性を高めた最新作

枝廣氏のプレゼンテーションプレイ後に記者も体験することができたが、そこで感じたのはこれまでの『キャンディークラッシュ』シリーズ以上の戦略性の高さ。一方で、うまくいったときの爽快感は特筆もので、シリーズならではのカジュアルさも感じることができた。シリーズ愛好者はもちろん、これまでプレイしたことのない人も楽しめるタイトルといえるだろう。

なお、対戦モードはCPU対戦だけとなっているが、「将来的にはユーザー間の対人戦も実現させたい」(枝廣氏)とのこと。実装されればさらなる盛り上がりは確実なので、ぜひ期待したいところだ。

最新作の楽しさに、和やかな雰囲気で進んだ今回の発表会。最後は『キャンディークラッシュ』の世界観にちなんだ(?)、甘~いお土産もいただいちゃいました!

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▲Kingカステラ!

キャンディークラッシュゼリー

ジャンル
パズル
メーカー
King
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 6.0 以降 / Android 2.3 以降

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