これもうアニメじゃん!?『ザクセスヘブン』プレイインプレッション

これぞ新機軸のアニメーションRPG！

バンダイナムコオンラインとセガゲームス ネットワークス カンパニーがタッグを組んで制作した注目のアプリ『ザクセスヘブン』。ゲームの進行に合わせて再生される高クオリティなアニメーションと、ド派手な演出による爽快バトルが同時に楽しめる作品となっています。ゲームもアニメも大好きな僕、ヘカリン石井が、期待に胸をふくらませながら早速プレイしていきます！

個性豊かなキャラクターたちがくり広げる濃密なストーリー

物語は、私立翠嶺学園（しりつすいれいがくえん）で行われる“新入生歓迎バトル”で、生徒会長の愛河翠（あいかわみどり）が引退を宣言したことにより、主人公の凛城（りんじょう）あすかを中心に“生徒会後継者”を争う選抜バトルがスタート。あすかは売られたケンカをバンバン買ってしまう性格なため、不良や風紀委員たちに目を付けられることになってしまいます。僕自身は誰よりも平和を愛するビビリな性格なので、あすかと同じ状況に陥ってしまったら、恐怖のあまり学校へ行かなくなり、そのままゲームオーバーになるでしょう(笑)。こんな境遇でも、まったく物怖じせずに立ち向かっていくあたりが主人公の主人公たるゆえんなんだろうなぁと思いました！

さらに、魅力的なキャラクターが続々と登場。ヒロインの紡流（つむぐる）こころや、中年風な顔でゴツイ体型をした卓球部部長の八千草・マッハ・薫など、どれも個性的な人物ばかり。凛翔あすかの前野智昭さん、生徒会長の愛河翠は菊池正美さんなどなど、各キャラクターの声を豪華声優陣があてているところも注目です。

豪華制作陣と声優陣によるフルボイスアニメーションがスゴイ！

本作の魅力は、なんと言ってもハイクオリティなアニメーション演出にあります。ゲームの進行に合わせて随時アニメーションが再生されます。「つぎは一体どんなアニメが見られるのか？」、「ストーリーの続きも超気になる！」という気持ちがドンドン膨らんでいき、さらなるアニメの見たさに時間を忘れて無我夢中になり、気がつけば1日中プレイしていました。

制作陣には、平井久司氏や、久行宏和氏、松井章氏をはじめとした、少しでもアニメを見ていれば、一度は名前を聞いたことのあるような豪華制作陣が、キャラクターデザインを担当。そして先ほども言ったとおり、総勢150名を超える多彩なキャラクターたちに命を吹き込むキャストには、100名を超える豪華声優陣たちが多数。アプリゲームのみならず、コンシューマーゲームでもこれほどの豪華制作陣が一斉に揃うことは滅多にないのでは？アニメーションに関しては、このままテレビアニメとして展開できるんじゃないかと思ってしまうほどのクオリティーです。

魅力的なキャラが多すぎてチーム編成も悩んじゃう!?

バトルは最大6人までのパーティを組むことが可能で、ガタイのいい男子生徒から可愛らしい女子生徒まで多種多様なキャラクターたちが用意されています。青春時代には叶わなかった、女子生徒ばかりの夢のハーレムパーティを編成することも可能でしたが、今回は仕事だったため冷静になって男子生徒も一緒に育てました。なお、キャラクターには、敵を倒すとオーブの出現量を多く獲得できる“ファイター”、自分の真後ろのキャラクターへのダメージを軽減させる“ディフェンダー”、相手の防御力を一部無視して攻撃できる“グラップラー”、味方のHPを回復させる回復オーブの出現量を増やせる“ヒーラー”の4つのクラスがあります。本来はキャラクター愛で押し切りたいですが、味方をどう配置するのかが攻略する上では重要になるので、効率を重視する場合はお忘れなく。

変な名前にもなる超連携が激アツ!!

本作のバトルの注目ポイントが、仲間の必殺技で強力な“超連携”を発動できること。超連携では、キャラクターが持っている各必殺技の名前が合体して連携技名として表示されるんです。たとえば「会心コン恋の酔桜リトル鬼突」や「酔桜恋の シスター超電磁再現メテオ」など、完成する必殺技の名前はどれもメチャクチャ（笑）。くみ合わせはなんと、140億通り以上もあるとのこと！　いったいどんな名前のオリジナル必殺技ができるのかを考えながら超連携を発動するのが、毎回楽しみになりました。また、何も考えずに使ってもいいんですが、最後に持ってきた技に強力な倍率がかかるらしいので、最後に威力の高い技を持ってきたり、ピンチのとき は回復技を持ってきたりと、考えて使うと攻略的にはグッドです。

やりこみ要素が満載で止めどきを失ってしまう本作

ほかにもユーザーとネットワーク上で戦える“対戦”や、ストーリーで戦ったボスと再び対峙する“ボスバトル”といったものまで用意されています。アニメーションがすごいのはもちろんですが、バトル関連のコンテンツも豊富に用意されているので、ゲームとしてじっくり遊びたい人も満足な内容になっているのではないでしょうか。高クオリティーなアニメーションと作りこまれたRPGを同時に堪能できるため、プライベートでも遊んでしまうほど、ガッツリとハマってしまいました(笑)。配信もされたばかりで、これからプレイヤーもどんどん増えていくため、気になった人はいまのうちに、お試しください！

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