【個人開発ゲームを斬る】『はねろ!コイキング』の開発チームに“開発秘話”を聞いてみた

2015-04-28 15:39 投稿
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今回紹介させていただく『落下勇者』は、穴に飛びこみ、その落下する勢いでモンスターを倒しつづけるアクションRPG。
ちょっとした、“スーパーマン気分”が味わえる作品でございます。
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そもそも、なぜ勇者は穴に飛びこむことになったのか?
神様曰く「人間界と魔界をつなぐ“穴”が何者かによって開かれてしまった」とのこと。
このままでは、その穴からモンスターたちが人間界に登ってきて、大変なことになってしまいます。だったらその穴に飛びこんで、登ってくるモンスターを倒しながら、かつ下のほうにいるはずの大ボスも倒しちゃえばいいんじゃないの? という“攻め”の発想。
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崖の上から、下を覗く初代勇者くん(レベル1)。
“初代”とついているのが気になりますが、勇気を振り絞って、トォーー!
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穴の中を落ちていく勇者くん。前方からモンスターの群れが。
画面を左右に指でなぞると、勇者くんがその方向に移動しますので、モンスターを避けるのではなく、ぶつかって倒しましょう。
この勇者くん、レベル1のくせに、ザコモンスター相手なら無敵なんです。
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ザコモンスターを倒しながら進んでいくと、警告が鳴り響き、いよいよボス戦。
狙いを定めて、最高の一撃をくらわせましょう。
そして、返り討ちにあいましょう。
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ザコには無敵の勇者くんですが、“レベル1”でボスを倒せるほど、世の中そんなに甘くないようです。
初代勇者くんは残念ながらお亡くなりになりました。
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初代勇者くんの意思とレベルは、その子どもたちに引き継がれます。
1分ほど待つと、赤ちゃんから少年、青年へと成長し、そして2代目勇者の誕生です。
待つのが我慢できない人は、「ワンパクでもいい、たくましく育って欲しい」ボタン、通称“WTSHボタン”を連打すると、待ち時間を短縮できます。
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ザコモンスターは必ず“ワンセット”で現れます。そのワンセットをキッチリ残らず体当たりで退治すると“コンボ”が発生し、得られる経験値が大幅にアップします。
レベルが上がると、勇者の左右の動きが早くなり、ザコモンスターを全滅させやすくなったり、ボスへの最後の一撃のダメージ量が増加。
ただボーッと落ちるのではなく、ザコモンスターは必ず全滅させましょう。
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2代目、3代目と、ボスが倒せるまでレベルアップと死亡をくり返していきます。
すると、突然変異でパワー3倍、素早さMAXの“プレミアム勇者”が生まれることも。この子が産まれたら、ボスのHPを大幅に削れるチャンスです。
逆レアで、立ってるだけでも精一杯の“ポンコツ勇者”が生まれることもあります。この子は貧弱ですが、得られる経験値が“5倍”になる、天性の運を持っている子。左右の動きが遅くて難しいですが、ザコモンスターをキッチリと全滅させ経験値をたくさん稼ぎましょう。
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当然ボスは1匹だけではありません。下層には、強いモンスターがたくさんたくさん控えております。
20代目ぐらいでちょっと疲れてきたので、開発された“セガワ”さんにイロイロ聞いてみました。
このゲームを作らせていただきました、“セガワタケシ”といいます。専門はグラフィックデザインですが、プログラミングも勉強中です。このゲームは“Unity”と“SpriteStudio”という2Dアニメーションソフトを使わせてもらって制作しました。
前回のこのコーナーの記事で紹介されていた『純愛ババア学園』の作者でいらっしゃる、hamonさんの作品で『ホッピングナイト』っていうのがあるんですが、このゲームもキャラクターが落ちていく感じのゲームなんです。
それをプレイさせてもらっているときに「落ちていくのって気持ちいいなー」って思いまして、この部分をもっとクローズアップできればまた別のゲームになるんじゃないかなと、それが作り始めたきっかけです。
▼きっかけになったアプリの作者さんが作る
※【個人開発ゲームを斬る】『純愛ババア学園』ラブレボリューション100万歳
だいたい4ヵ月くらいです。UnityとC#の勉強もしながら作りました。以前は“Cocos2d”というiOS用のフレームワークを使っていくつかアプリを作ったことがあったんですが、おなじプログラミングでもUnityになるとまたいろいろと作法が違うんですよね(汗)。
具体的に今回の作品で言うと、勇者のレベルデザインとセーブデータの管理ですね…
ほかにもいろいろありますが、とくにこの2点の実装はすごく苦労しました。
勇者の“落下感”を楽しんでほしいです。
操作できないぐらいの速度で落ちていく場面もあるので、その“どうしようもない感”を楽しんでもらえれば。
あと、一応アクションゲームという体裁をとってはいますが、誰でもエンディングまでいけるようなつくりになってます。
なのでうまく攻略しようとか考えずにダラダラとプレイしてもらっても楽しめると思います。
あそこは収益を考えるうえではすごく重要な「待ってる間に広告見てください」ポイントですよね(笑)。
だからはじめは待ちにしてたんです。でも自分でプレイしてると、どんどんイライラしてきて、「自分だったらこのゲーム削除しちゃうな……」という結論に達しちゃったんです。
だから、ああいう感じで、気の短い人はボタンの連打で早送りできるような仕様にしました。
ただ、それだと単純に収益性が落ちてしまうので代わりに“動画広告”を入れさせてもらうことにしました。
※動画広告を見ると必ず“プレミアム勇者”か“ポンコツ勇者”が誕生します。
そうです。ただ、初めは勇者は“普通”の1種類だけでした。
でも前述の理由から動画広告をどうしても入れたくなりまして……。
それで動画広告を見てもらうために何かしら特典かアイテムを用意しようということで、普通より有利にゲームを進めることができるレア勇者を新たに作成し、動画視聴と引き換えに次回のゲームでそのレア勇者を使えるようにしました。
結果的にこの仕様を加えることでゲーム全体のおもしろさも上がったのではないかと思います。
んーー。とくにないですね…(笑)。あぷまがさんとほか2件ほど取り上げていただいたぐらいで……。
まあとくにヒットする要素もあんまりないですし、“勇者”っていうモチーフもありきたりですしね。
ただ、自分でいうのもなんですけど、そこそこおもしろいと思いますよ(笑)。
流行りの放置系やポチポチ系や脱出系からは意識してはずしましたし、コンパクトによくまとまっている作品じゃないでしょうか。
動画広告を見てもらうかそうでないかでだいぶ攻略時間が変わってくると思います。
なので手っ取り早くエンディングを見たい人は広告を見てもらって、のんびりやりたい人は見ないですすめるといいんじゃないでしょうか。
個人開発でのヒットは難しいと言われて久しいですが、僕はまだまだぜんぜんいけると思っています。
「諦めたらそこで試合終了」の精神でこれからも作品を作り続けたいです。
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収益的な要因で生まれた“レア勇者”ですが、これがいいスパイスになっていまして、「つぎはレア生まれろ!」なんて祈りながらついつい何度も遊んでしまいます。
1プレイ約1分で終わりますので、空いた時間にコツコツと勇者を育ててみてはいかがでしょうか。
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■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
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