【注目レビュー】オート操作ON/OFFで見ているだけでも楽しい 『大乱闘RPG』
2014-05-13 14:32 投稿
アジア圏で人気みたい!
2014年5月9日からiPhoneでリリースされたばかりの、アプリボットが贈る新作アプリ『大乱闘RPG ガーディアンハンター』をやってみたので、その魅力をお届けしていく。なお、Android版は近日配信予定だ。
スマホゲームというのは、ただタッチするような単純なゲームが多い、と思う人もいるだろう。事実、筆者ももともとは家庭用ゲームをメインに遊ぶひとりの人間だ。しかしスマホゲームをだんだんと遊ぶようになってから、少なからずそのような先入観を払拭してくれる作品に出会った。
その一本がこの『大乱闘RPG ガーディアンハンター』だ。
本作は、まるでコントローラーを握ってアクションゲームをプレイしているような気分になれるぐらいのアクション性の高さを持っており、操作性も抜群。この記事を見て読者のみなさんが“ガーディアンハンター”になるキッカケになったら嬉しい。
アクションが得意ならウォーリアー、苦手ならアーチャーを
自身の分身となるハンターには、ウォーリアー、アーチャー、ウィザードの3つのタイプが存在する。ウォーリアーは、剣を使って前線で活躍し、アーチャーは、弓で遠くから敵を狙い撃ちする後方支援のタイプだ。3つ目のウィザードは、ゲーム開始時には選べないが、名前からして魔法を使った攻撃がメインとなるのだろう。
筆者はどちらかというと、肉弾戦を得意とするウォーリアーのように『俺に続け!』と叫んで前線で戦う猪突猛進スタイルを好むので、こちらを中心にプレイした。ただ、ウォーリアーは短時間で威力の高い攻撃を連続でくり出せるが、何分接近しなくてはならないので、ダメージを受けることも多く、とくにボス戦では力押ししようとすればピンチに陥ることもあった。対して、アーチャーは全体的な火力こそ低いが、遠距離から敵を攻撃できるという最大のメリットを活かし、一方的に攻撃できるので安全に戦える。アクションが苦手なら、まずはアーチャーを使って徐々に慣れていくといいだろう。
うれしい配慮として、ウォーリアーやアーチャーはいつでも変更可能で、さらにレベルやスタミナなどは別々になっている。仮にウォーリアーのスタミナを使いきってしまっても、アーチャーでまだ遊んでいなければ、スタミナがMAXの状態でプレイできる。交互に遊んでいけば、もう片方のスタミナ回復までの時間つぶしもできてしまう。
高いアクション性こそ本作の醍醐味
筆者がとにかく推したいのは、前述の高いアクション性だ。バーチャルパッドを採用しているおかげで、上下左右に動かすと自分の思い通りの移動がすぐできるので、3Dで構成されたダンジョンをスムーズに探索できる。ダンジョンひとつのクリアーにかかる時間は短く、3分から5分ほどでサクッとこなせるので、スマホゲームが持つお手軽さにくわえて、雑魚敵を次々となぎ倒せるテンポがよく、爽快感も抜群。
ウォーリアーでいうなら、“剣を振る”通常の攻撃のほかにも、突進や回転斬りのような専用のスキルが存在し、通常攻撃にいつでも組み合わせることができるので、秀逸なアクション性にさらに拍車をかけている。うまくボスの背後をとってしまえば、ひたすらタコ殴りもできてしまう。ボスごとの戦術・攻略法もあって、アクションゲームとしての戦略性も高い。
ガーディアンを味方につける。これ大事。
ダンジョン攻略のまえには、あらかじめ自分のお供をしてくれるガーディアンをひとり選び、攻略に挑む直前にさらにもうひとり連れていける。一緒に攻略すれば、プレイヤーが敵に狙われる可能性も減るので安心して戦えるうえ、パーティー全体の火力も増すので、とにかくいいことづくめ。これを活用しない手はない!
ガーディアンはおもにガチャや戦闘でのドロップで入手可能で、出会ったばかりのときはレベルもステータスも低いことが多いが、ほかのガーディアンを素材に強化することでレベルを上げられる。戦闘では近くの敵を自動で攻撃してくれるので、余計な気を使わずに自分の行動に集中できる。
また、画面右上にはガーディアンのアイコンが表示され、そこをタッチすることでスキルを発動させることも。ボス戦では雑魚敵も大量に出てくるので、不利なときに一気に発動させれば形勢逆転だってできる。とくに、忍者のような姿をした“見習いクロカゲ”のスキルは分身となっており、仲間が一定時間の間ふたり増えるため、手数が圧倒的に増えるのはもちろん、戦いがにぎやかになってとても楽しかった。ほかにもガーディアンの総数は200種類以上にも及ぶので、いろいろなダンジョンをクリアーして、どんなガーディアンがいるのか探すのもおもしろい。
オート操作でラクラククリアー
戦闘中は、自身でタッチ操作をすることももちろんだが、画面左上にあるAUTOを押すことで、操作をすべて自動で行わせることもできる。アクションが魅力である本作にはあまり必要性を感じないようにも思えるが、毎日繰り返し遂行できる“デイリークエスト”が存在し、これの報酬を得るために毎日こなすとなると、プレイする側も少々めんどうくささが出てしまうこともあるだろう。オートにすれば勝手にハンターたちが戦い、先に進んでくれるので、プレイヤーはただ見ているだけでいいのだ。
しかも、宝箱やドロップしたアイテムをしっかり回収してくれるので、探索も心配ご無用。ただ、オート時の戦闘では通常の攻撃しかせず、回避行動やほかの攻撃スキルは使ってくれないので、あまり難易度の高いダンジョンを攻略させて放置していると危険なので注意が必要だ。
己の腕前を試せ、無限ダンジョン
読んで字のごとく、無限に続くダンジョンのなかでアイテムは一切使用できず、迫り来るモンスターをひたすら倒し続ける。プレイヤー間で最終的なスコアを競い合う。モンスターを一定数倒すとラウンドが進み、敵も次第に強くなっていく。短いが制限時間もあり、敵を倒していくことで+1秒されるので、どれだけ速く、効率よく敵を撃破するかがコツとなる。ダンジョンは比較的楽にクリアーできていたので、筆者もそのままの勢いで挑んだはいいが、たったの3ラウンドで散るという無残な結末に……。
アイテムを使えないというのが、力押ししようとする筆者の大きな壁となり、スキルの使い所や、回避のタイミングを考えるきっかけにもなった。ちなみに、筆者の最終結果は、Lv6で挑んで4ラウンド、スコアは1117点だった。(全体順位の1位は16000点オーバー。どうやったらとれるんだ……。)
スマホゲームに必要なお手軽さを保ちつつも、アクションとしての操作性や要素が詰め込まれており、非常に高い出来だった。まだ配信されてから間もないため、チャット欄でもお互いが情報を共有しあってプレイする光景がよく見られる。いまならハードルの高さなども感じずにすんなり入れるだろう。筆者も、チャットの情報を参考にしながらプレイしていた部分もあったので、つまづくことなく冒険を進めることができてとても満足だった。
無限ダンジョンの惨敗っぷりを除いて……。
大乱闘RPG ガーディアンハンター
- ジャンル
- アクションRPG
- メーカー
- アプリボット
- 配信日
- Android版は近日配信予定
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS 4.0 以降。
- コピーライト
- (C)NHN Entertainment Corp. & Troll Games. Licensed to Applibot, Inc. All Rights Reserved.
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