【大塚角満の熱血パズドラ部!】第302回『創樹妃-決意のダンジョンの死闘-(その2)』

2014-02-25 17:20 投稿

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創樹妃-決意のダンジョンの死闘-(その2)

ノーブルクーフーリンをリーダーにしたプラントアーミーズ亜種(エキドナが混ざっているので^^;)の前に、同じ木属性のモンスター“疾駆の人馬・ケンタウロス”が現れた。ギリシア神話でおなじみのケンタウロスがパズドラに登場すると聞いた昨年の秋、ヨロコビのあまり“ケンタウロス想像図”を描いてブログにアップして、それを見た山本プロデューサーから「あんなにヒドいケンタウロスは見たことがない。反省しなさい」と大いに怒られたという呪われた(言いがかり)モンスターである。

そのケンタウロスを俺は、ほぼワンパンで倒してのけた。盤面に木ドロップがたくさんあり、しかも配置がよかったおかげで、第1階層の番人を難なく退けることができたのである。あまりにもあっさりとクリアーしてしまったので、このときのスクリーンショットは残っていない。自分の予想を覆す完勝だったってわけだ。……でも後日、改めて別のパーティーでこのダンジョンに挑戦したときケンタウロスのあまりの堅さに辟易し、「ケンタウロス、堅っ!!! やってられねえ!!」と尻尾を巻いて逃げてきた事実は墓場まで持って行こうと思っている。

そんな第2階層。現れたのはこの子である。

 

世界樹の精霊・アルラウネだ。俺が欲しくてタマラナイ、アルラウネの究極進化版その1である。

じつはこのアルラウネも、俺はほとんど危なげなく退けることに成功している。戦闘開始のターンに体力を全回復してくれたし、ときどき盤面に木ドロップを作ってくれるし、とにかくプラントアーミーズにとっては“接待”とも言える待遇で、まさに至れり尽くせり。

「こんなコがいる店だったら、毎日だって通っちゃうな。ぐふふ」

下卑た笑いを浮かべながらアルラウネちゃんに「また来るね~♪」とデレデレし、俺は第3階層に入っていった。

そして現れたのが、こんなコワモテ……。

 

うっは!! アークハーデスとか!!

「はいはい、おにーさん。ウチのコにあんまシツコクしないでね~」

ってな感じで、店の奥から黒服が出てきたような雰囲気だわ……。

このアークハーデス、見るからにヤバかった。いきなりドロップ操作時間を1秒短縮してきやがったし、攻撃してくるターンが“6”とかなり遅い。これは間違いなく「ワシにターンを回したら、そこでおしまいじゃけえのう」と広島弁で言っているのだろう。なので、俺はここで“最初の全力”を出すことに決めた。

 
 

オーディンの“グングニール”を放ち、アルテミスの“ダブル攻撃態勢・木”を使って一気呵成に攻め込む。その結果、

 

俺は悲鳴を上げた。

「わあああああああ!!! まったく効いてねええええええ!!!」

そして、アークハーデスの体力を半分程度しか削れぬまま執行の時間を迎えてしまう。でもここで、俺は不敵に笑った。

「ふふふ……。万策尽きたと見せかけて、じつは俺には秘策があるのだ。……さあ立ちはだかれスサノオよ!! “鉄壁の構え”で仲間を死神から護ってくれええええ!!!」

俺は護封嵐神・スサノオノミコトのスキル“鉄壁の構え”を発動させた。いざというときの切り札として、パーティーに組み込んでいた俺の完全勝利だ!!!

すると。

 

「ハイハイ。ちんだちんだ。スイマセンでしたね」

1階、2階の楽勝が幻だったかのように、あっさりとここでゲームオーバー。しかもこれで終わらず、俺はアークハーデスを退けるまでにふたつの魔法石をつぎ込むハメになってしまった。正直、俺にマックスむらいさん並みのパズル力があったなら1コンだけで済んだ場面だったのだが、無い袖は振れず、代償として余計な魔法石を吐き出すことになったというわけだ。

そして、第4階層。水天双極星・リヴァイアサンに、俺はまたまた苦戦を強いられることになる。

 

いきなり10ターンもの長時間に及ぶスキル封じをかけられ、真綿で首を絞めるが如く、じわじわとした攻撃にさらされる。その結果、

 

ここでも2回も屠り去られ、魔法石2個のお支払……。いよいよ後がなくなってきた。

それでも、目の前に降臨した覚醒ヘラ・ベオークを見たときは、年甲斐もなく興奮しちゃったよ。だって、めちゃくちゃかっこいいんだもの!!

 

数いるヘラ・シスターズの中で、俺はノーマルのヘラがいちばん好きなのだが、このヘラ・ベオークはそれに匹敵するラブリーさだわ……。

でも、美しい花にはトゲがある。俺は慎重に、ヘラ・ベオークに攻撃をくわえていった。

戦いは意外なほど順調に進んだ。パーティーメンバーにドロップチェンジのスキルを持つモンスターが3体もいること、さらにヘラ・ベオークが敵に塩を送るように“創樹妃の色香”で火ドロップを木ドロップに変換してくれる。おかげで俺の攻撃は緩むことなく、スキルもバンバン使って、ヘラ・ベオークを追い詰めていけたのだ。

 
 
 

そして一度もやられぬまま、戦いは終わりを告げる--。

「あ……。宝箱……」

そう、ヘラ・ベオークのタマゴは落ちなかった。ナケナシの魔法石を4個もつぎ込んだのに、タマゴを手に入れることができなかったのだ。

ここで、以前の俺だったら間違いなく、

「うわああああああ!!!!! タ、タマゴはっ!!? タマゴはどこだ!!? 宝箱なんていらねーーーーーよ!!!」

と大暴れするところだが、今回はまったく、そんな気にはならなかった。

かすかに震える手でスマホを支えながら、俺は小さな声でつぶやいたのだ。

「俺、もしかしたらちょっとだけ、強くなってきているのかも……」

ヘラ・ベオークとの戦い、もう1回続きます。

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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
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