【個人開発ゲームを斬る】『まりもダンジョン』早く人間になりたい! まりも成長物語
2013-11-11 08:30 投稿
まりものまりお
ある日、“まりも”がおじさんの家にやってきました。
そのまりもはおじさんに「人間になりたい」と言ってきました。
おじさんはそのまりもに“まりお”と名づけ、育てることにしました。
べつに締め切りに追われて頭がおかしくなったわけではありません。
そんなゲームなんです。
部屋に散らばっている“肉や魚”をタップすると、“まりお”が跳んでいってパクパクします。
その姿におじさんはキュンキュンします。
かわいい子には
肉や魚は時間がたつとポコポコ発生します。
そのあいだ、ぼーっと待っているのはアレですので、ココロを鬼にして“まりお”をダンジョンへ向かわせましょう。
立派な人間になるためには、ダンジョンくらい攻略できないといけません。
そう、すべては“まりお”のため。
ダンジョンの中を進んでいく“まりお”。
大量の“敵まりも”がワラワラと、“まりお”の行く手を遮ります。
子どものケンカに親が出ていくものではありません。
あたたかく見守りましょう。
でも左上の数字が“100%”になったときは、こっそり“ボタン”を押して必殺技をくり出しましょう。
親分登場
10フロアごとに“フロアボス“が現れます。
ボスが目の前にいるのにどうでもいいザコを攻撃しつづけるお茶目な“まりお”。
そんなときは“このまりもを優先的に攻撃したほうがいいよ”とタップで教えてあげましょう。
親ができるのはここまで。
あとは“まりお”のチカラを信じましょう。
負けたっていいじゃない。
まりもだもの。
おや……まりもの姿が
肉や魚をパクパクモグモグするたびに、左上の“Expメーター”が貯まっていきまして、MAXになるとパワーアップ!
その強さを確認するかのように、みずから進んでダンジョンに潜る“まりお”。
そんなに強くなってなくてコテンパンにされる“まりお”。
Cooool
肉と魚、食べさせた量によって進化のパターンが変わるようです。
今回は魚中心の生活を送ったので、クールな“まりお”に。
進化するたびにド派手になっていく攻撃エフェクト。
その成長の姿に涙を禁じ得ません。
このままではPCの画面が涙で見えなくなりそうなので、その前に開発された“三浦”さんにいつものインタビューしておきます。
Q1.どうして“まりも”なんですか? A1.『アルパカにいさん』やほかのアプリに影響されて、“放置型育成ゲームを作りたい!”と漠然と思っていました。 しかし僕は絵があまり描けないので、アルパカのような“強力なキャラクター”を作れるかというところがネックでした。 しばらく悩んでいたのですが、なんとなく“まりも”を描いてみたら、これが意外とカワイイ。 しかもわりと簡単に描ける。印象もいい。ということで、まりもを採用しました。 |
Q2.どうして“ダンジョン”なんですか? A2.単純にキャラクターを育成するだけだと物足りないなと思っていたので、前作までのノウハウを生かして(アクションゲームばかり作っていたので)アクション的要素を含むダンジョン部分を追加したらおもしろいんじゃないかなと。 |
Q3.開発期間と苦労した点は? A3.開発期間は1.5ヵ月程です。やはり絵が描けないので描くのに時間取られました。 効果音や画像の一部にフリー素材を含めていますが、ほかはすべてひとりで作りました。 BGMも自作です(ドヤァ |
Q4.ドヤァなBGM以外にも推しポイントはありますか? A4.“ゲームエフェクトの派手さ”を楽しんでもらいたいと思っています。 個人の好みとしてエフェクトはとにかく派手にするのが好きなので、キャラクターのレベルが上がれば上がるほど攻撃のエフェクトが派手になるように作りました。 最終形態のキャラクターの必殺技は端末の性能が許す限り派手になるようにしました。(iPhone5基準) |
Q5.限界にチャレンジ! 今後のご予定は!? A5.『まりもダンジョン」を数回アップデートしたいと思っています。 新しい進化系列や隠し進化などを追加していきたいです。図鑑機能なども入れるかもしれません。 また僕自身が結構な“オタク”なので、オタク層に好んでもらえるような“萌え~”なアプリを作りたいと漠然と考えています。 もちろんアップルさんに怒られない程度の! |
Q6.バージョンアップより萌え優先でお願いします。最後に何かひと言! A6.スマートフォンのアプリを通じて、楽しさを提供し続けていきたいと願っています。 |
“萌え〜”に反応してしまって、正直“まりお”のことがどうでもよくなってしまいましたが、三浦さんの萌え〜な新作が出るまでは責任をもって育てます。たぶん。
■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
まりもダンジョン
- メーカー
- SHINICHIRO MIURA
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(一部有料コンテンツあり)
- 対応機種
- iPhone、iPod touch、iPad、iOS 4.3 以降、Android 2.2 以上
- コピーライト
- (C) SHINICHIRO MIURA
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