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【開発者インタビュー】重力を感じさせない新次元のゲーム体験『アスファルト8: Airborne』

2013-09-25 12:03 投稿

重力を感じさせない新次元のゲーム体験

好評配信中のカーレーシングゲーム『アスファルト8: Airborne』。プロデューサーのIgnacio Marin氏に見どころや初心者向きのコース、従来のファン向きのコースなどを聞いてみた。

ーー『アスファルト8: Airborne』のコンセプトをお聞かせください。

Ignacio Marin(以下・マリン) 新しい物理エンジンにフォーカスすることです。それは重力をまったく感じさせないようなゲーム体験をもたらし、『アスファルト』シリーズを新次元へと導いてくれます。

もともと新しいターニングポイントとなるようなゲームを、作りたいと思っていたんですよ。スピーディなドライブ体験と驚異的なグラフィックの美しさを超えて、いままでより素晴らしい何かを提供できるようなゲームをね。もしも本作をプレイして、重力から解き放たれたとプレイヤーが感じたなら、私たちのチャレンジは成功です。

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ーー本作はトラックの高低差が激しく、立体的になっている印象を受けました。空中戦を取り入れた経緯を教えてください。

マリン ゲームの中で、どうすればプレイヤーを驚かすことができるのかと考えたのです。その結果、車体が大きな川を飛び越えたり、高低差の激しい道路をジャンプしたりしながら、空中で離れ技を披露するのを見せればいいんだと思いあたりました。

さらに、高低差があるトラックでプレイすることは、新しいプレイ局面を与える重要な鍵となります。ライバルを打ち負かしたいのなら、必要なのはニトロを使える時間をコントロールしたり、より正確なドリフトをすることだけではありません。空中技をうまくコントロールすることが重要になります。

高低差が生じてゲームプレイが3次元になったことで、各トラックがよりユニークなものとなり、何度もプレイしたくなったと思っています。空中戦でのスキルと、高低差のあるところでの着地の仕方によって、同じトラックでもまったく異なる体験が可能になったのです。

ーー物理エンジンを導入されているとのことですが、前作と比較して表現や操作感はどのように変化したのでしょうか?

マリン 『アスファルト8: Airborne』は、このためだけに作られた新しい物理エンジンを搭載し、開発の初期段階から実装しています。前作『アスファルト7:Heat』と比較すると、よりパワフルになり、目覚ましい進化を遂げたと自負しています。実際にプレイすれば、マシンが異なる路面をどのように走ったか、運転した感覚の違いにすぐに気づくでしょう。

ドリフトでは、サスペンションやタイヤの動きをリアルに感じられます。ゲームでありながら、リアルにクルマを運転している感覚が得られると思います。また、この新型物理エンジンは、マシンどうしが衝突するシーンや、クラッシュするシーンなどでも輝きを放っています。そういう部分もぜひチェックしてください。

▲大迫力のノックダウン演出は、病み付きになること間違いなし。

ーー世界各地の特徴をとらえたトラックも魅力的ですが、実際に足を運んでトラックデザインをされているのでしょうか?

マリン ゲーム開発に関っているのは、アメリカ、フランス、日本、ルーマニア、アルゼンチン、スペイン出身のメンバーです。それぞれが多くの国を旅した経験があり、それらがすべてゲームに登場するロケーションに影響を与えています。

さらに現在ではテクノロジーの進化によって、映像、写真、衛星画像など、さまざまな情報源が利用できます。これらの情報を駆使して、各ロケーションの雰囲気をかなり正確にゲームに反映できることとなりました。

私たちは楽しみがたくさん詰まったトラックを作りたかったのです。だから実在するロケーションを、リアルに再現することに最大限の力を注ぎました。プレイを進めるなかで、トラックにある象徴的なスポットを発見する楽しみを味わってください。

ーー“GATE DRIFT”モードはどういった経緯で生まれたのでしょうか。プレイする上でのコツを教えてください。

マリン “GATE DRIFT”モードは前作の“DRIFT”モードを進化させたものです。ベテランユーザーには、“DRIFT”モードが簡単すぎると感じている人がいたようなので、新たに追加してみました。スコアを稼ぐポイントとしてゲートを取り入れ、通常のモードと変化をつけました。いつもとは異なる視点でトラックをドライブすることになるので、楽しんでもらえることと思います。

このモードをマスターするには、スコアを稼ぐためにドリフトしながらゲートをくぐる必要があります。コツとしては、ゲート以外の場所を最大限のスピードで走行し、ゲートでは上手くドリフトを決められるようになることです。また、連続してゲートをくぐるとボーナスとしてスコアがアップするので、慣れてきたら狙ってみてください。

▲“GATE DRIFT”モードでは、通常のレースとは違ったコース取りが要求される。

ーー“INFECTION”モードはどういった経緯で生まれたのでしょう。

マリン “INFECTION”モードのインスピレーションは、我が開発チームの“ゾンビ”に対する情熱から来ています。“ゾンビ”は、映画やテレビシリーズ、ゲームがヒットしたことで、近年話題にあがっているテーマです。どうすれば、このホットなテーマを、『Asphalt 8: Airborne』に持ち込むことができるだろうかと考えました。

いくつかあがってきたアイデアの中に、他のプレイヤーにぶつかることで何らかの要素をうつす“感染(INFECTION)”というのがありました。誰もが子どものころ、友だちどうしで体当たりして遊んだことがあるでしょう。その感覚をゲームに取り込んだんです。

“INFECTION”モードは親しみやすいものです。まず、一定の間隔で最下位のプレイヤーがウィルスに感染します。ウィルスに感染したマシンは強力なニトロを手に入れることができ、無限に加速できますが、一定時間が経過しタイマーが切れるとクラッシュします。

クラッシュを避けるには他のマシンに体当たりして感染させなければなりません。ライバルたちに体当たりするごとにボーナスタイムがもらえ、感染し続けることができるのです。既に感染したマシンに体当たりすることでも、感染し続けることができます。ですから、基本的に感染したらすぐに、他のマシンに体当たりして生き残るほかはないのです。

この“感染”という強力なエネルギーは、モードに新たな戦略性と混沌をもたらしました。集団の先頭を走ろうとベストを尽くすプレイヤーがいる一方で、無限のニトロブーストというアドバンテージを得るために、つねに感染した状態でいることを好むプレイヤーが存在するのです。

▲“INFECTION”モードはウィルスの感染タイミングが重要。戦略性が高いモードだ。

マリン このモードがすごいのは、確実に攻略する明確な方法がないことです。個々のプレイヤースキルやプレイスタイル次第です。マシンやトラックを知り尽くし、高度なテクニックをもったプレイヤーは先頭をキープしようとするでしょう。ライバルをノックダウンさせることに長けており、危機感に優れたプレイヤーは、マシンが感染してさえいれば安心するでしょう。ただ、このモードも各トラックにおいてすべての近道と、どの道が交差しているかを知っていることがレースに勝つための重要なポイントであることに変わりはありません。

ーーとくに注目して欲しい、こだわりポイントはありますか?

マリン どこかひとつを取り上げるのは非常に難しいです。強いていえば、ゲームを初めて見たとき「わっ、このマシンとトラックはすごい! 本当にモバイル端末でこんなことができるの!?」という感想を持ってもらうことでしょうか。本当に驚くほど質の高いグラフィックのマシンやトラックに仕上がっていますし、重力に逆らうという注目ポイントもあります。どちらも、本作でしか味わうことのできないゲーム体験です。

ーー個人的にお気に入りのマシンとセットアップ内容を教えてください。

マリン “Ferrari 458 Italia”の黄色いマシンでプレイするのが好きです。おしゃれで、素敵で、とても魅力的なんですよ。自分が昔からFerrariのファンであり、その外観にはいつもインスパイアされています。それをゲーム内で、自身の手でコントロールできるのですから、とてもエキサイティングな体験です。

“Ferrari 458 Italia”は非常にバランスのとれたスピードと操作性を持ち合わせており、あまりクラッシュすることなく、最大限にゲームを楽しむことができます。ですが、どのマシンをマスターするのかは、皆さんひとりひとりのプレイ方法次第ですね。マシンの加速とハンドリングのパラメーターを最大限アップグレードすることをおすすめします。さらにブーストすることができるし、マシンの衝突からより早く回復できるし、よりカーブを曲がりやすくなりますよ。

▲マリンのお気に入りは、黄色い“Ferrari 458 Italia”。カッコいい!

ーー初めて『アスファルト』シリーズを遊ぶ初心者におすすめのトラックを教えてください。

マリン 初心者には、バルセロナのトラックをおすすめします。急カーブが少なく、比較的プレイしやすいトラックだからです。また、このゲームの開発チームがバルセロナにスタジオを構えていることも、おすすめする理由のひとつです。私たちはバルセロナの街の細かいところまで知り尽くしているし、実在の街をゲーム内でいかにリアルに再現するかという点において、特別な情熱を注ぎました。

これまでにバルセロナを訪れたことのある人であれば、ゲームで街のどのエリアをドライブしているのかすぐにわかると思います。街中にある、巨大なクルーズ船が発着する港の上を飛び越えてドライブすることが、いかに爽快であるかは言うまでもありません。それに、ビーチ沿いをドライブするのはすごくかっこいいと思います。ちょっと立ち寄って、太陽の光を浴びて、1杯のワインを片手にリラックスしたくなること間違いなしです。だからって、ドライブ中によそ見してはダメですよ。競争相手に追い越されないよう注意してくださいね!

▲輝きに満ちたバルセロナ。海沿いを疾走するのはじつに爽快だ。

ーー従来の『アスファルト』シリーズファンにおすすめのコースを教えてください。

マリン 東京のトラックをプレイすることをおすすめします。過去のシリーズでも、東京を含めることは伝統になりつつあります。すべてが新しくデザインされたトラックなので、カッコいいものにできたかどうかをチェックしてみてください。モールの中には、『アスファルト7:Heat』ファンのための素敵なお楽しみがありますよ。

▲こちらが本作の東京。ビル街、高速道路を抜けると和のあしらいも見えてくる。

〈プロフィール〉
Ignacio Marin(イグナチオ・マリン)
ゲームロフト社・バルセロナスタジオ所属のビデオゲームプロデューサー&ゲームエボリューションプロデューサー。2006年ゲームロフト社入社以降、『アスファルト8: Airborne』のほかに、『怪盗グルーのミニオンラッシュ』、『Playmobil Pirates (プレイモービル パイレーツ)』、『シックス・ガンズ』、『アスファルト6: Adrenaline』など、制作に関った作品は多岐に渡る。

アスファルト8:Airborne

メーカー
ゲームロフト
配信日
配信中
価格
App Store 85円[税込]、Google Play 99円[税込](アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.0 以降。iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPad 2 Wi-Fi、iPad 2 Wi-Fi + 3G、iPad Wi-Fi(第3世代)、iPad Wi-Fi + Cellular(第3世代)、iPad Wi-Fi (第 4 世代)、iPad Wi-Fi + Cellular (第 4 世代)、iPad mini Wi-Fi、iPad mini Wi-Fi + Cellular、iPod touch (第4世代)、およびiPod touch (第5世代) に対応。 iPhone 5 用に最適化済み。Androidは端末により異なる。

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