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【TGS2013】ソーシャルゲームの可能性をヒットアプリプロデューサーが語る!

2013-09-19 20:24 投稿

各社キーマンが語る、ソーシャルゲームのつぎの1手!

東京ゲームショウ2013初日のビジネスデイに、グリーブースでビジネスセッション“ソーシャルゲームの可能性 ヒットアプリプロデューサー対談”が行われた。セッションには、モデレーターとしてグリーの下村直仁氏が登壇。グラニの谷直史氏、KLabの森田英克氏、バンダイナムコゲームスの坂上陽三氏をパネリストに迎え、多様化するソーシャルゲームにおいて、“つぎの1手とは何なのか?”をテーマに、ソーシャルゲームの可能性について語られていった。

まず最初のトークテーマは、“今、注目のソーシャルゲームは?”というもの。ピンポイントで「このタイトル!」というものでも、ジャンルやモデル、モチーフで注目しているものでもあり。谷氏と森田氏は、「『チェインクロニクル』」に注目していると回答。「いままでのソーシャルゲームはストーリーがないわけではないが印象に残らないものが多いが、『チェインクロニクル』はキャラクター全員にストーリーがあり、世界観を強めている」(谷)、「世界観がしっかりしているので、家庭用ゲームユーザーの方も入ってくるのでは」(森田)と注目点を述べた。加えて森田氏は『HELLO HERO(ハローヒーロー)』の名も挙げ、韓国や中国のタイトルが日本で猛威を振るうのではと注目しているとした。坂上氏は、KLabが配信している『ラブライブ!』に注目。「『アイドルマスター』シリーズをやっているからというのもありますが、ゲームとしてしっかりしていると思います」(坂上)とその理由を語り、「あとは『艦隊これくしょん~艦これ~』です。戦艦って、男の子が好きな要素だけど、大人になると興味が薄れがち。その中で、ソーシャルゲームとして成立させたところがすごいですね」と加えた。

そして本題となる“つぎの1手”について。現在、ソーシャルゲームでヒットを飛ばしている3名は、今後の展開をどのように考えているのだろうか? まず谷氏は「正直言うと、いわゆる家庭用ゲームでプレイステーション3などのバリバリのゲームを作っている会社に対抗しても、我々は勝てないと思います。僕が狙っているのは、いままでゲームをやらない人に対して、“ゲームはおもしろい”とアプローチしていけるものを作ることでしょうか。ゲーム作りにおいて、本質的に何がおもしろいのかはわかりつつありますので、そこをうまく出していきたいです。ゲームを知らないという層の人口はまだまだたくさんいると思うので、その層を狙っていきたいです」と語った。

「3手くらいあるかもしれないですけど(笑)」と森田氏。ブラウザゲームの時代から社内の考え方が変わってきたとのことで、「ブラウザ時代はシステムファーストという考えがまずありました。でも、いまはコンテンツファーストにチェンジしています。IPをしっかりと作り込んでから、ゲーム性を取り入れていくという考えかたです」と語り、今後はよりカジュアルなユーザー向けに、LINEのカジュアルゲームよりももう少しやり込める、楽しめるものを作るなどの案を述べた。しかしそこだけに囚われるのではなく、「とりあえずいろいろな方向性であがいていきます」とした。

「最後は結局テンポが大事です」とは坂上氏。ゲームでは、プレイするときのテンポが重要であるとし、「そのテンポが新しいもの、おもしろいテンポのものが世の中に出回る」と発言。つまり、つぎの1手はゲームのグラフィックやイラストの見た目が違うということではなく、遊んでみたときにいままでと違うテンポのゲームが出せるかどうかだと語った。

また、イベントの最後に下村氏からパネリストへ“GREEに期待すること、役割”についての質問をぶつける一幕も。3者はそれぞれつぎのようにコメントを残し、イベントは終了した。

「グラニとグリーは、いま二人三脚でいろいろやっていますので、細かく言いたいことはないです。ただ、焦っているわけではないと思いますが、いま『パズル&ドラゴンズ』や海外のタイトルがヒットして市場を広げていますが、そこに対してあまり焦らないでほしいと思います」(谷)

「これは僕の意見ではなく社内のプロデューサーから預かっている意見ですが(笑)、GREEはプラットフォームですので、もっと人を集めて、そして各タイトルに流してほしい。そしてサードパーティーへの送客支援とプロモーションなどをもっと行ってほしい、ということです」(森田)

「ソーシャルゲームというものは、ひとつ地盤として確立されているので、その地盤をじっくり大きくしてほしいし、それを大事にしてほしいですね。我々もがんばっていきますので、みんなで盛り上げていければ!」(坂上)

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