【E3】NVIDIAの新ハード”SHIELD”を触ってきちゃった

2013-06-13 00:38 投稿

●価格は349ドル、予約購入開始

NVIDIAのモバイル用プロセッサーTegra4を搭載したAndroidベースの携帯ゲーム機“SHIELD”(通称Project SHIELD)。通話はできないが、インターネット、メール、位置情報などスマホのように利便性が高く、かつ、折りたたみ可能な液晶とコントローラーがついてるので快適にゲームライフを送れるというチャレンジングなデバイスだ。価格は349ドル(日本円で約34000円)、北米では予約購入が開始されている。E3会場の同社ブースで、大々的に展示されていたので、いち早く触ってきた。

▲非常にしっくりくる大きさ
▲サイズの参考程度にiPhone5を横に並べてみた。上記2枚の画像から分かるように、サイズはやや大きめといった印象だ

 

詳しいスペックは以下のとおり。

・プロセッサ:NVIDIA Tegra 4 Quad Core Mobile Processor
・ディスプレイ:5インチ(720p)タッチ対応のRetinal Quality Display
・内蔵メモリ:2GB
・ストレージ:16GBフラッシュメモリ
・タグのカスタム:シルバー(ハードの外側部分は変えることが可能)
・ワイヤレス:802.11n 2×2 Mimo Wi-Fi、Bluetooth 3.0、GPS
・外部出力:Mini-HDMI、Micro-USB 2.0、MicroSDスロット、ヘッドフォンジャック
・モーションセンサー:3 Axis Gyro、3 Axis Accelerometer
・入力:デュアルアナログジョイスティック、Dパッド、右左アナログトリガー/バンパー、A/B/X/Yボタン、ボリュームコントロール、ホーム&バックボタン、スタートボタン、NVIDIA power/multi-function button
・バッテリー:28.8 Watt Hours
・重さ:579グラム
・大きさ:158mm (幅) x 135mm (高さ) x 57mm (厚さ)
・OS:Android 4.2
・ソフトウェア:Google Play、TegraZone、Sonic 4 Episode II THD、Expendable: Rearmed、Hulu Plus、TwitchTV
・備考
※ゲームはGoogle PlayとNVIDIA TegraZoneからダウンロード可能
※ゲームはHDMI端子でテレビ出力も可能
※4KTV(フルハイビジョンの4倍)にも対応
※SHIELDに最適化されたAndroidタイトルは30タイトル以上(※対応タイトル)
※最適化されていなくてもキーコンフィグは自分で設定できる
※GeForce搭載のPCのゲームをストリーム状態にしておけば、ストリーミングでこのデバイスで楽しめる(※対応PCゲーム)
※AR.Droneをサポート

 

 

実際に触ってみたところ手にしっくりくる構造で、肌触りも非常に高級感あり。ただ、”ずっしり”といった表現がぴったりな重量は気になるところ。ディスプレイは文句のつけようがなく美麗で、ゲームを操作するうえでの当然のことながら遅延はまったくなし。サウンドについては、賑やか過ぎる会場(笑)ということで堪能できなかったが、「聞いてもらえばわかる」(説明員)と自信ありの様子。一回の充電でのプレイ時間は、通常のAndroid用ゲームあれば10時間、Tegra対応ゲームであれば4~5時間、映画であれば24時間持つという。携帯ゲーム機としての完成度は高し。GeForce搭載のPCでのゲームについては、ストリーミングでプレイできるとのことで、ゲーマーには汎用性高そうだが、何よりも気になるのが対応タイトルと価格。キーコンフィグを許可していないタイトルについては、現状プレイが難しくなりそうな予感。そして349ドル……性能が高いのは理解の上だが、これが市場に受け入れられるかどうか。

▲ディスプレイは開閉可能

 

▲これだけ入力をサポートしていれば大抵のゲームは対応できるはず。アナログパッドも操作性高し

 

▲Mini-HDMI、Micro-USB 2.0、MicroSDスロットはディスプレイ背面に

 

▲”tags(タグズ)”と呼ばれる本体上部の銀色部分はマグネット式になっていて自由に着脱可能。今後は個性豊かなデザインのtagsが増えていく予定とのこと

 

※SHIELDの公式サイトはこちら

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