【新作情報】なんてクレイジーなアクションゲームなんだ!『Hell Yeah! Pocket Inferno』で地獄へGO!!

2013-06-07 11:30 投稿
●ユーモラスで愛らしいキャラクターたちが彩る残虐劇
外国製ゲームを示す“洋ゲー”という言葉から、皆さんはどんなゲームをイメージするでしょうか。ド派手で大雑把、残酷な描写、奇妙な日本語訳……昔からのゲームファンにとっては、おそらくこんなところのはず。しかし最近ではそうした、どちらかといえばマイナスな要素は影を潜め、緻密で繊細な洋ゲーが続々と生み出されています。かくいう私も、誰かに言われるまでは日本製だと思っていた作品に出会ったことも、一度や二度ではありません。
こうした洋ゲーの進化は、いちゲームファンとしてとても喜ばしいことですが、その一方で昔のような洋ゲーにまた会いたい……と願う部分も残っていたりします。日本製ゲームには見受けられないあの独特のセンスは、ちょっぴりクセになるんですよね。今回ご紹介する『Hell Yeah! Pocket Inferno』は、そんなひと昔前の洋ゲーテイストを多分に含んでいる、なかなか興味深い一作です。
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【新作情報】なんてクレイジーなアクションゲームなんだ!『Hell Yeah! Pocket Inferno』で地獄へGO!!
原作はプレイステーション3とXbox 360向けに配信された『地獄だい好きHELL YEAH!』。海外ゲーム情報サイトDestructoidの“ベスト オブ E3 2012”において、ベストダウンロードゲーム賞とベストインディーズゲーム賞を受賞した作品です。地獄のウサギ王子アッシュを操作して、これまた地獄の住人たちを“抹殺する”という、なかなかブッ飛んだ設定と爽快感が人気のアクションゲームでした。本作はスマートデバイス向けの横スクロールアクションとして、原作から大幅なアレンジが施されています。
とはいえゲーム全体に流れる、不思議な“洋ゲー”テイストは原作同様で、敵を倒せば血しぶきとともに骨が吹き飛び、ボスは回転ノコギリでステーキ肉にスライスして小山を築く。敵の解説もツッコミどころ満載のおかしなものばかりです。ですが決して殺伐とした雰囲気を覚えないのは、ひとえに愛嬌たっぷりな“キモカワ”キャラクターたちのおかげ。洋ゲーと聞いてすぐに残酷シーンを思い浮かべてしまう人でも、どこか愛らしい彼らの姿を見ればきっと微笑んでしまうはず!
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●難易度とスピードに隠された、練り上げられたゲーム性
本作のゲーム内容はいたってシンプル。アッシュ王子が乗りこんだ“コロスホイール”を操作し、横スクロールするコースを走ってゴールを目指します。コースの途中にはモンスターや危険な仕掛けが待ち受けており、それらに接触したり一部の敵が撃ってくる弾に当たるとミスになります。
コースは強制スクロールするため、行き止まりに追い込まれたまま地形に押しつぶされてしまってもダメ。アクションゲームですが、どこかレースゲームにも似た緊迫感があります。
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操作は画面の左半分をタップし続けるとコロスホイールが上昇、離すと下降。右半分をタップすると前方へ弾を発射します(ミラーモードの場合は左右逆)。とくに下降は自然落下に任せるしかないため、上昇の高さとタイミングを微妙に調節する必要があり、その絶妙さ加減がプレイのアクセントになっています。
コース上に配置されているコインを集めると、ショップでコロスホイールのアップグレードが可能。弾の性能が強化されるので、強力なモンスターを倒しやすくなったり、特殊な壁を破壊できるようになり、以前は進めなかったルートへ行くことができます。
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本作は全部で6つのワールドに分かれており、各ワールドには12のステージが用意され、先に進めば進むほど難易度がどんどん増していきます。アクションやシューティングには多少心得のある私ですが、その難しさの前に正直くじけそうになるほど。
しかしそうして悩んでいるうちに、ふと気付きました。というのもこのゲームでは、敵の配置や強制スクロールの速度が変わる場所、さらには敵が弾を撃つタイミングまで、毎回まったく変わらないのです。
同じ場所で同じ敵が、必ず同じ行動をする……これはつまりアクションやレース、シューティングというよりも、むしろパズルゲームに近い性質です。それに気付いたとき、目の前が開けた気分になりました。難しいアクションゲームには、プレイヤー個々の腕前に応じた“越えられない壁”が存在しますが、パズルゲームならば必ず“解法”があるからです。
そうした観点から、あらためて難しい場面を見ていくと、必ず抜け道のようなものが発見できるから不思議なもの。それに気づいてステージをクリアーしたときなどは、ちょっとした快感です。アクションゲームは苦手、という方にこそ、ぜひ味わっていただきたいですね。
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くり返しプレイの指針になるよう、各コースには3つのミッションが用意されています。それとは別にプレイ実績を埋める、倒したモンスターのカードを集めて図鑑を完成させる、新しいホイールを買ったりコスプレを楽しむといった、やり込み要素も満載です。
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本作は、一般的なアクションゲームとしては操作に不自由な部分が多く、高評価を受けた原作のファンであればあるほど、違和感を感じるかもしれません。しかし裏を返すとその不自由さは、限られた手段で正解への道を切り開くという、パズルゲーム的な面白さを生んでいます。私個人の意見としては、今からでもアプリの紹介文に“パズル”のひとことを加えてほしいところですね。そこから本作の魅力に気づいてくれるユーザーは、必ずいるはずです。
懐かしい“洋ゲー”テイスト満載でありながら、良質なパズルゲームを解くかのようなおもしろさにあふれた本作。ぜひともプレイして、血と肉と骨の山を築きあげてみてはいかがでしょうか。“地獄の王子サマ”らしく!
(ライター・ぽんせ松本)
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