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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第185回『決意と忘却』

2013-05-30 23:36 投稿

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●決意と忘却

前回の記事を読んだいろいろな方から、矢継ぎ早に突っ込まれてしまった。いわく、

「ノエルを混ぜちゃうなんて……超もったいない!!

「あーあ……。やっちゃった……

ムチャしすぎです」

必死過ぎワロエナイ」

などなど。これまで俺の記事を読んで笑ったり、呆れたりしてくれていた人たちがこぞって真顔で心配し、「何もそこまでしなくても……」「思いつめないで、ちょっと休むといいよ」とまで言う始末だったのである。俺はまわりの反応に驚きつつ、ちょっと冷静になって思った。

 「そうか。俺の行動には、そんなに悲愴感があったのか」

と。

でも言われてみれば確かに、俺はこの1ヵ月のあいだダークサイドに堕ちたままだった。パズドラ感謝祭のステージでしょっぱいプレイをし、それを見た人々から「ヒドすぎる」、「ありえない」等々のお叱りの言葉をもらって「うわあ……。もう何も書けないかも……」と沈み込んでいたのだ。もともと攻略を書いているつもりもないので「気にしないように」とも思ったが、そう考えている時点で気にしまくっているのは自明の理で、俺はますますドツボにハマり込んでいった。

そんな折に登場したのが、今回のゼウス・ディオスだ。前回の記事では木属性だから絶対に欲しい!」と明記したが……確かにそれは間違いではないのだが、心の内では「落ちこぼれでも、やるときはやる! ってことを見せなきゃ!!」と懸命に足掻き、その本気度を自分自身にも突き付ける意味で、大切に育ててきたノエルドラゴン2種を合成素材に使用したのである。悲しいまでの、弱者の背水の陣ってわけだ。

「よし、いってみるか」

激しく鼓動を打ち始めた心臓を押さえながら、俺はダンジョン“天地神”に潜っていった。前回の記事にある通り、メンバーは以下の通りである。

Twitterなどで「覚醒ヘラが虹の番人に変わっているのは、深い意味があるはず!」等の意見をもらったが、これは、

 「……俺の覚醒ヘラ、あんま育ってなくてHPが不安だから、所有する闇属性モンスターで2番目にHPが高い虹の番人にしただけです!!><」

と、ヘタレな理由をカミングアウトしておきます(苦笑)。ちなみに闇属性のHP1位は災禍の魔神王サタンなのですが、こいつは論外なので石に封じ込めました。

さて、そんなメンバーで臨んだ第1階層。出てきたのはこんなヤツら。


ゆうしゃこうり~~~ん…………

ってオイオイ、ハイランダーベルセルクかよ……。まさか“勇者降臨”のボス2名が、最初の番人として出てくるとは思わなんだ。

でも、こういう仕掛けって無性にワクワクしませんか? 特撮アクションの最終回に歴代ヒーローが勢ぞろいしたり、シューティングゲームの最終面で各ステージのボスキャラがつぎつぎと襲い来たり……というアレ。俺は大好きなんだよね。なのでこのときも、一瞬だけ悲壮な想いを忘れてウキウキしたよ。

 「うおお! オマエらが相手なのか!!w」

ってね。

よしよし、相手にとって不足はないぞ。第1階層からガチの、力の勝負でねじ伏せてやる!! 俺は叫んだ。

 「イシス×ホルスよ!! 奇跡の連鎖の力をもって、勇者ふたりを蹴散らしてやれ!!!!」

しかし、そう言ったのも束の間。


ばい~~~~~ん……

いきなり切り札のホルスが封じられたんですけどwwwww それも10ターンwwwwwwwww

……って笑いごとじゃねええええええ!!!! どどど、どうすんだコレ!!!! 奇跡の連鎖パワーが大前提の面子なのに、それを封じられたらどうなんの!!!?

とりあえず、こうなりました。


まっくら~~~~~ん

 「ひぃ!!!!!」

俺は息を飲んだ。ホルスが行動不能なうえに、ドロップを暗黒にされちまうなんて……。

大殺界と天中殺と本厄が同時に襲い掛かってきたような錯覚を覚えたが、何もしないわけにもいかないので、「う、うりゃあ」と力なく吠えながらテキトーに画面をなぞる俺。しかし、そんなのでまともにドロップが消えてくれるわけもなく、ほとんどダメージを与えることができない。その結果……。

 「な……………………………………………」

画面に表示された無慈悲な“GAME OVER”の文字が、にわかには信じられなかった。そ、そんなバカな……。必死こいてモンスターを育てて背水の陣で臨んだのに、ゼウス・ディオスどころか第1階層すら突破できないなんて……。

「でも……」

と俺は思った。まだ1回失敗しただけじゃないか。スタミナは幸い、45もある。ゼウス・ディオスがいるうちに、最低あと1回は再チャレンジできるじゃないか。

 「まだだ!! まだ完全に負けたわけじゃないぞ!!!」

スマホを握りしめた俺は、攻略担当のハイネ鳥居、スレイブ間々田を捕まえて意見を聞いた。なるべく無情報でプレイしたかったが、今回は事情が事情である。「やむを得ない!!」と自分に言い聞かせ、参考意見に耳を傾けたのだ。そしてほんのちょっとの自信と、より大きな不安を押し付けられはしたが(要するに俺の面子じゃキツイと言われた)、2回目のチャレンジを心に決めて、スタミナが回復するあいだはおとなしく仕事をすることにしたのであった。

しかしこの瞬間から、予想だにしていなかった仕事がドドドッと押し寄せてきてしまい、俺の頭からゼウス・ディオスがスポンと抜けることになる。たまに思い出すこともあったが、「原稿に集中しないとヤバい」と思い、ムリに頭から締め出した。こういうときの俺の集中力は我ながらスゴイものがあるので、おかげで原稿は大いに捗ったのである。

そして、数時間後……。

「いやあ、今日もたくさん原稿書いたなぁ。でもだからこそ、うまい酒が飲めるんだよねぇ^^」

自宅の居間でふんぞり返り、ネコ2匹をはべらせてビールを飲んでいると、帰宅したばかりのHにこんなことを言われた。

 「そういえば、ゼウス・ディオスってどうなったの? “1Fでちんだ!!!”っていう断末魔のメールと、“でも、もう1回だけいける!!”っていう前向きなメールをもらったきりだけど」

刹那、いい感じで回っていた酒が、身体の中から蒸発したのがわかった。そそそ、そういえば、ゼウス・ディオスってどうなってるんだっけ……??? まさか無意識のうちに倒した!? いやそんなことはない。もももももしかして俺、ととととんでもない過ちを……!!

「いいい、いま何時っ!!!!???」

つかみかかるようにHに問う。あまりの剣幕に、ネコ2匹は脱兎(脱猫?)のごとく逃げ出した。

 「え……? えーっと……」

時計と見ようとしたHよりも早く、俺はパズドラを起動した。た、頼む……。いてほしい!!! しかし、そんな願いもむなしく……。


シーーーーーーーーーーーン

そう…………。

仕事しているうちにゼウス・ディオスのことを忘れて、制限時間を過ぎちゃったんだよぉぉぉぉおおおおぉぉおおお!!!!!

 「あ、あは。あはあはあは……。ぜ、ぜうすでぃおす、逃げてやんの……」

酸欠のドジョウのように口をパクつかせる俺に向かい、Hが無表情でこう言った。

 「ハイハイ。ワロスワロス」 

やっぱ立ち直れないかもしれない……。

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大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
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