【注目アプリレビュー】リアルな世界で戸惑う感覚……　『脱出ゲーム CUBIC ROOM2』

●密室に閉じ込められた！　隅々まで調べて脱出を目指そう

皆様は、閉じ込められた経験はありますか？　私、ライター岩崎は一度だけあります。引っ越しの荷造り中、風呂場を片付けていたところ、ドアの外で段ボールが崩れて、塞いでしまったんです。まず、ひとしきりテンパった後、風呂場から使えるものを探しました（この時は既にゲーム感覚）。ドアは思いっきり押すと少しだけ隙間ができたので、そこに洗剤のボトルをかませました。次に長い掃除用モップを隙間から出し、据え置き電話を手繰り寄せて助けを呼びました。リアルではこんな経験二度とごめんですが、ゲームの中でならまた楽しんでみたいものです。そこでご紹介しますのが、今回のタイトル『脱出ゲーム  CUBIC ROOM2』です！　iTunesStoreのランキングで上位に入ったことものあるので、タイトルをご存じの方も多いのではないでしょうか。それでは、一緒に閉じ込められてみましょー。

●ここは教室？　いきなり始まる！

ゲームスタート！　……と、いきなり暗闇の中にいます。この時点で、うっすらと見える室内をタップしても何も起こりません。まずは、電気をつけなくては！　スイッチは、よく探せば必ず見つかる場所にありますので、パチンとタップしてください。やっと室内が見えるようになりました。見た目、教室のようですが……。

▲暗闇で光るタイプのスイッチは便利ですよね。我が家にはありませんので、帰宅するといつも手探りなんですよ。

▲明るくなったら、まずはすべての画面を観察してみてください。四角い部屋の真ん中からの視点で、4画面あります。

気になるところがあったら、タップしてください。現時点でまったく用途のわからないものが見つかったり、謎を解くヒントになるアイテムが手に入ったりします。アイテムを手に入れたらそれをどう使うか、頭を回転させてみてください。うまいこと謎が解けた瞬間は、快感ですよ！

▲掃除用のモップゲット！　私は若干トラウマが蘇ります。どう使うかは不明ですが、手に入ったということは、意味があるということです。

▲ガチャガチャ発見！　やっぱガチャといったらこのタイプですよね。喜んで回そうとしたけど、ダメでした。タダでは回させてくれないようです。

▲あんなところに意味深な紙飛行機が！　必須アイテムであることは明白ですが、手が届かなくて取れません。あー、なにか棒状の長いものがあればなぁ……。

●小さな謎を潰して、大きな謎を解く！

アイテム入手、使用方法を考えて実行、次のステップへ。これを繰り返すうち、キーになりそうなものが2つに絞られました。ひとつは、英単語が書かれた紙。もうひとつは、この部屋を摸したと思われるミニチュアです。いよいよ本格的な謎解きですね。見た目は残念、頭脳も残念、じっちゃんは一般人の私が、ヒント未使用でこの謎を解き明かしてみせましょう！

▲どうしても謎が解けない時は、画面右上のヒントカードをタップすると、次にすべきことのヒントが得られます。今回は使いません！

▲ようやく、ガチャ用と思われるメダルが手に入りました。部屋のあちこちから出てきたメダルは、合計4枚です。さっそくガチャりましょう。

▲出てきたものは、ご覧の通り。椅子も机も、使うとなるとちょっと小さすぎるようですね。鍵は、素直に部屋のどこかにある鍵穴に使います。

▲ハイわけわかんなーい！　と、くしゃくしゃポイしてしまうのをぐっとこらえ、よく読みます。CATやSUNなど、ひとつひとつは英単語ですが、文章としての意味はない模様。

▲こちらが問題のミニチュアです。真ん中に、アホになる数字が書いてあるのが気になります。え、ネタが古いですか？

謎を解くためのコツは、アイテムとアイテムを組み合わせて使うこと。手に入ったアイテムが、そのまま使えるとは限りません。画面下に並んだ入手済みアイテムを長押しすると、画面いっぱいに拡大できます。この状態で、別のアイテムを使うなど、工夫してみてください。

▲部屋の中だけに気を取られていては、どこかで行き詰まってしまいます。そういう時は手持ちのアイテムをチェックしてください。アイテムにも謎解きが必要です。

▲見事、後編の攻略に成功すると、やっと脱出成功です！　このあとは、おまけのミニゲームが用意されていますので、そちらをお楽しみ下さい。

激しい操作や制限時間はありませんので、謎解きに集中できます。BGMが無いかわりにSEがリアルなのも特徴で、ぜひ音を出せる環境で遊んでください。私は、ヒント未使用宣言をしたことを、中盤で後悔しました。でも、触れる場所を何度も行き来すれば、必ず道は開けます！　皆様が無事に脱出できることをお祈り申し上げます。

▲最後に、後編の攻略ヒントを少しだけ。ノーヒントにこだわりたい方は、そっと目を閉じてください。上の画像は連続写真になっています。じーっと見れば、あることに気がつくはず。