【注目アプリレビュー】『7 セブン サウザンドウォーズ』戦略性の高いバトルにハマる！

●救世の意志を子に引き継ぎ1000年の戦いに終止符を打て!

非常に骨太なゲームとして知られる『セブン』シリーズのソーシャルゲーム作品『7 セブン サウザンドウォーズ』。装いも新たにシーズン2へと突入し、さらに深いゲーム性を備えた本作のシステムを改めて紹介していこう。

ある日、災厄の魔物”ナグゾスサール”が村に現れ、すべてを滅ぼしてしまったところから物語は始まる。主人公は、滅ぼされた村出身の少年少女たち。彼らは女神により命を救われ、”ナグゾスサール”を倒すための騎兵隊を作り上げるよう命じられる。だが、5年に一度だけ顕現する”ナグゾスサール”は恐ろしく強く、彼らの力だけでは倒せなかった。かくして、世代を重ねての壮絶な戦いが幕を開ける……。

▲ナグゾスサールは、まさしく最強の敵。いつか倒せる日が来るのだろうか？

●さまざまな職種がグルグル回る白熱のローテーションバトル

バトルは、前列、中列、後列とフォーメーションを組み、列を交代しながら戦うシステムとなっている。職業ごとに異なる特性を最大限に活かせるフォーメーションを作り、世界を侵食する恐ろしい魔物たちを倒していこう。

▲フィールドの前列、中列、後列にはそれぞれ特色がある。特定の列に配置することで特性が発揮される職業もあるぞ。

▲フォーメーションを組んだら戦闘開始。ソーシャルネットワークで力を貸してくれる援軍の協力を得て、敵を討つのだ！

●騎兵隊は代替わりにより強くなる

本作には、結婚と子へ能力を引き継ぐというシステムが採用されている。生まれた子どもたちは、成長により親の能力を超えるため、世代交代をくり返しながら、騎兵隊を少しずつ強くしていくのだ。”ナグゾスサール”を倒すために必須の要素となっているので、要チェックだぞ。

＜世代交代の流れ＞

1.仲間のレベルを最大値まで上げる

親となる仲間は、レベルが最大にならないと結婚できない。まずは、仲間に経験を積ませ、成長させてあげよう。ただし、結婚相手となるほうの仲間は、レベルが上限になっていなくても結婚できる。
▲仲間と子弟関係を結ぶか、戦闘をこなすことで経験を積んでいく。

2.仲間どうしを結婚させる

結婚を済ませて子が生まれたら、親となった仲間は子にすべてを託し、戦線から退くことになる。そのため、子が十分に育つまで、騎兵隊は一時的に弱体化してしまうので、結婚はタイミングを見計らおう。

3.子どもの将来を決めよう！

プレイヤーは、子どもが将来就く職業と性格を決めることができる。性格はレベルアップ時の能力上昇に影響を与えるので、選択した職業に合ったものを選択してあげるといい。

4.そして、世代を 超えた戦いへ……

●強化システムも充実！

騎兵隊を強くする方法は、結婚だけではない。装備品を強化することで、騎兵隊にさらなる力を与えられる。装備品によっては伸びしろが大きいものがあるので、何を強化するかは将来性を見て決めるといいだろう。このほかにも、”技の伝授”という強化システムがある。これは、仲間どうしが子弟関係を結ぶことで、弟子を強化するというものだ。あらゆる手段を使って、騎兵隊を強くしよう！

▲最初のうちは弱い武器であっても、こつこつ強化を重ねていけば、見違えるほど強くなる。

●戦略性の高いバトルにハマる！

自分だけの騎兵隊を操り、”災厄の魔物”と呼ばれるモンスターたちと戦うソーシャルRPG。騎士や戦士、魔女といった、多彩な17種類の職業から好きなメンバーを集め、最大7人の騎兵隊を作成し、各地に出没した魔物たちとバトルをくり広げる。メインとなるのが、行動力を消費して魔物と戦う”クエスト”。クエストで勝利するたびに進行度がアップしていくのだが、敗北が一定回数に達すると強制リタイアとなる。このバトルシステムは”ローテーションバトル”と呼ばれ、本作独自のものになっている。4×3で組まれたバトルフィールドに、事前に設定したフォーメーションを組んだ騎兵隊が配置される。この際、前列、中列、後列の概念があり、職業と位置によって多彩な効果が発生する。また、総攻撃を行う”Attack”のほかに、”Rotate”というコマンドで隊列変更が可能。このあたりの戦略性が非常に高く、バトルをくり返していてもまったく飽きない！

また、オリジナルグラフィックのキャラクターを使ったり、育成が限界に達した後に”結婚”して世代交代が行えたりと、さまざまな要素が盛り込まれている。絵本のような不思議なタッチで描かれたビジュアルと世界観も独創的だ。2012年夏から配信中の『シーズン2 』以降、ますます快調な本作。さっそく始めてみよう！（バロンマサール）

▲おまかせ編成やオートバトル機能もあるので、手軽に楽しむこともできる。