【注目アプリレビュー】『Trial Xtreme 3(トライアルエクストリーム3)』ピーキー過ぎるモトクロスゲーム

2013-01-21 19:31 投稿

●ピーキーなバイクを乗りこなせ

オフロードバイクを運転して、さまざまなコースを駆け抜けていく『Trial Xtreme 3(トライアルエクストリーム3)』。本作は、競争相手よりも早く目的地点に到着するようなレースゲームとは違い、1人で楽しむ障害物レースとなっている。これまでのシリーズ同様、難度が高く、トライ&エラーをくり返して攻略法を見つけ出し、ゴールを目指すことが目的だ。以前のシリーズからダウンロード無料のアプリ内課金に変わっているほか、コースのバリエーションが大幅に増加。さらに、キャラクターやバイクのカスタマイズ要素が追加され、やり込み要素は過去最高となっている。

●独特の操作に慣れてからが本番

チュートリアルでの説明が一切入っていないので、いざやってみると、スタート地点からなにも気にせずにアクセル全開で走ると、地面に速攻でぶつかってしまった。ここが従来のレースゲームと違うところ。バイクの操作は、アクセル、ブレーキ、ジャンプの3つのボタンと、スマホを傾けて行うキャラクターの体重移動で行う。ここでもっとも重要なのが体重移動。スマホを水平にしてからアクセルボタンを押さないと、前輪が浮いてウィリー状態になってしまい、安定してまっすぐ走ることもままならない。

▲タイムを気にしないなら、体制を崩したときにはブレーキをかけて一時停止。そこからまたゆっくりと走りだそう。

もうひとつ、バイクの動きで注意すべき点がある。それは、本作に登場するバイクは後輪駆動だということ。前輪だけが地面についている状態だと進めなくなるため、障害物をジャンプして着地をするときには、スマホを左に傾けて後輪が先に地面につくようにする必要がある。後輪だけで地面を走っていると、難しい障害物も意外と簡単に突破できることもあるので試してみるといい。ドライバーの体が地面についたり、障害物に触れたりしなければ、ゲームオーバーになることはないので、状況に応じてうまく傾け、リカバーしよう。傾き操作が苦手な人は、設定でボタン操作に変更できるので、変えてみるといい。
▲大きいジャンプ台ならキャラクターの体重移動を後ろに傾けることで、一回転をしながらジャンプできる。純粋にかっこよさを追求するのもあり!

●ド派手コースを走り抜けろ

コースは”Sport”、”Beach”、”Port”、”Ravine”の4種類。コースは、ジェットコースターのようにめまぐるしく変化するために、難度は高い。ひとつのステージを1回でクリアーするのは無理だと思っておいたほうがいいだろう。何回もやり込んで試行錯誤しながら、クリアーを目指すことになる。その分、ステージをクリアーしたときには思わずガッツポーズを取ってしまうほどの達成感がある。

各コースには、必ずいくつかの信号機が設置されている。信号機は中間地点を示しており、通過して色が黄色から青に変われば、リトライ時に通過した信号機からリスタート可能だ。ただし、ジャンプしすぎて通りすぎてしまった場合には、信号機が中間地点となってくれないので注意すること。中間地点の場所がゲーム画面右上にあるコースマップの緑色で区切られている部分ので覚えておくといい。

どこのコースからでも遊ぶことができるが、最初は”Sport”のステージ1~3で練習するのがオススメ。なお、各コースの4ステージ以降を遊ぶために は、課金するかクリアー報酬で10000コインを集める必要がある。各コースは85円(Android版は99円)、まとめて購入すると250円 (Android版は247円)ですべてプレイ可能になる。

▲コースで失敗したときの、キャラクターの倒れ方に注目。壁に激突したり、燃えたりと意外と演出が凝っている。あまりに失敗し続けると、その姿がおもしろくてどうしようもなくなる。

▲コースを走っていると障害物に挟まって移動が出来なくなってしまうことも・・・・・・。そんなときにはゲーム画面に右側にあるリトライのボタンをタップするか、ジャンプボタンを連打して脱出だ!

▲前に進むだけではなく、後ろに戻らないといけない場所もある。バイクは前にしか進めないが地形をうまく使って切り抜けよう。

何回もチャレンジしているけど、ステージが難しすぎてクリアできないというときには、ステージを開始する前に表示されるランキングの名前をタップする。このランキングは世界でもっとも早い人たちのリプレイが収録されているのだ。ワールドレコードを持っているプレイヤーの分身がステージに出現し、一緒に走行できる。ただし、世界トップレベルに走りだけあって、最初はまったく付いて行くことができないので、あまり参考にならないかも……。

操作方法に慣れて、ステージをある程度クリアーできたから、自分のキャラクターをカスタマイズしてみよう。ヘルメット、ジャケット、ズボン、靴、手袋と細かく変更できる。購入価格が設定されており、ステージクリアーでもらえるゲーム内通貨で購入可能。値段は若干高めに設定されているが、モヒカン型のヘルメットや鳥の頭部がくっついているヘルメットなどのユニークなものもあるので自分だけのカスタマイズを楽しんでみよう。キャラクターだけでなく、バイクの購入とカラーリングの変更できる。バイクの種類は、デフォルトのClassic、ジャンプの距離が高くなるJumper、スピードが出やすいstormの3タイプが存在する。

▲モトクロスバイクに多いファイア柄のカラーリングもできる。自分で色を塗る場所を設定することができないが、かっこよく仕上がる。

▲こんな個性的なライダーにカスタマイズすることも可能。

Trial Xtreme 3

メーカー
Deemedya m.s. ltd.
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)

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