【注目アプリレビュー】『ワイルド ブラッド』3種類の武器を使い分け魔物を倒せ

●王妃を助けるために奮闘するランスロットがかっこよすぎ！

アンリアルエンジンを採用したゲームロフトのアクションRPG『ワイルド ブラッド』。本作は『アーサー王物語』を主軸にしたダークファンタジーだ。プレイヤーは『アーサー王物語』に登場する円卓の騎士ランスロットを操ることができる。アーサー王や魔女モルガナが差し向ける魔物たちを撃退して、グィネヴィア王妃を救出するのが目的となっている。

●操作にはちょっとしたコツが必要

操作方法は左画面をタップすることでアナログパットが出現。それでキャラクターが移動をする。視点の変更は画面を左右にスワイプ。表示されているボタンは剣のマークが書いてあるものが攻撃ボタン、剣が赤や青の色のものがスキルボタン、キャラクターが走っているものが回避、ダッシュボタンとなっている。どれが攻撃をするボタンなのかがすぐにわかるのは非常にいいが、攻撃ボタンを押していてもスキルが発動してしまったりと、コツを掴むまではやりづらい印象を受けた。コツはボタンの右端をタップするように心がけること。ただ、1個目のスキルボタンは攻撃ボタンの左側に表示されるため、左端をタップする必要がある。これができれば、ミスを減らすことが可能だ。

回避は方向キーを入れたままボタンを押し、ダッシュは方向キーを押さずにボタンを押す必要がある。戦闘中はとっさの動作が要求されるため、方向キーを押し続けることになってしまい、「ダッシュしたいけど、回避になった！」ということがないように冷静に対処すること。また、本作には回避をしている最中にも当たり判定が存在している。敵の攻撃を真正面に回避をしてしまうと必ず当たってしまう。敵の攻撃は左右に避けたほうがいい。ただ、ストーリーモードのボスだけは別。ボスは範囲攻撃を持っているため、左右に避けても当たってしまうことがある。そんなときはボスと距離を取るために後ろに回避をしよう。

▲回避をしている最中に攻撃ボタンを押すとタックルをして敵と少しだけ吹き飛ばすことが可能だ。

▲シングルモードには仕掛けつきの宝箱も存在する。正方形のピースを一番下の中心まで持っていこう。

●3種類の武器を使い分けて攻撃！

武器は攻撃力の高い剣、遠距離攻撃が可能な弓、素早く攻撃できるツインアックスの3種類。攻撃をしてもひるまない敵や空を飛んでいる敵がいるため、武器を使い分けて戦っていくのが重要だ。「敵の防御力が高すぎて勝てない」と思ったら、武器を強化しよう。武器には攻撃力、クリティカル、コンボ、スキルなどの項目があり、敵や宝箱から入手できるお金を支払うことでアップグレードが可能。好きな項目が上げられるので自分好みの武器にすることができるのだ。また、MPを消費して放つ強力なスキルにも注目したい。スキルは炎、氷、雷が存在し、武器によってそれぞれ攻撃パターンが違う。使用できる回数に限りがあるがスキル発動中は無敵時間が発生しているため、範囲攻撃を持っている敵には回避よりも避けやすい。使い所を見極めて使っていこう。アクションゲームと云えば「敵をうまく攻撃できない」という人も多いだろうが、本作は攻撃ボタンをタップするだけで勝手に敵を狙ってくれるオートロックオンなので安心して欲しい。ただ、弓だけは移動をしながら攻撃をしてしまうとロックが外れてしまい、自分でレティクルを調整する必要がある。

▲ストーリーモードには弓を使って解除する仕掛けも存在する。敵を攻撃して練習しておくといい。

▲敵の攻撃で多くのダメージを受けてしまうと思ったら防具をアップグレードするのも忘れずに。

▲HPやMPが足りないと思ったら画面左上にある一時停止ボタンをタップ。回復アイテムの使用と購入をすることが可能だ。

●マルチプレイで腕試し

本作の醍醐味といってもいいマルチプレイでは4VS4のPVPを楽しむことができる。ルールはふたつのチーム分かれて戦うチームデスマッチと、相手のフラッグを奪って得点を競うキャプチャーザフラッグの2種類。ストーリーモードで育てたキャラクターを使うわけでなく、全員が同じステータスとなっている。自身のプレヤースキルが試される場となっているのだ。武器もシングルプレイ同様に3種類から選ぶことができるが、1回武器を変えてしまうとしばらく待つ必要がある。PVPに勝つ秘訣は集団で動くこと。チームデスマッチの場合には孤立している敵を集中攻撃して撃破していくのがセオリーだ。キャプチャーザフラッグの場合にはフラッグを運んでいる仲間を守るために常に近くにいることを心がけよう。

▲青い円に上には、回復アイテムなどが置かれている場合がある。敵にアイテムを取られないように青い円の近くでの戦闘は避けよう。

▲個人的なオススメは剣。相手は怯むこともあり、連続で攻撃が与えることができるのだ。