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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第42回『まだこれから!』

2012-06-29 12:51 投稿

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●まだこれから!

前回アップした“あきらめない夢は終わらない”という記事、じつは書き上がったものを中目黒目黒に渡す直前まで、文末に、

-完-

という一文(?)が入っていた。できあがったばかりのドラゴン軍団をニタニタと眺めているうちに無意識に指が動き、流れに任せるまま放っておいたらこの文字が刻まれていたのだ。コックリさんを地で行く、心霊現象に近い打刻であった。記事の添削をしているときに「え!!!! これで終わりなの!!?」と自分で気付いて慌てて削除したのだが、いやあこのときはビックリしたわ~……。

……ってそうそう、コックリさんで思い出した恐怖体験があるんだけんども。ぜんぜん『パズドラ』と関係ないけど、「もうすぐ夏だっ!!」ってことで、書いてもいいですか? ……え、「やめろ」? 残念だなぁ……。まあ今度、機会と需要があったら……。

「何をわけのわからないことを言ってるんすか! いつまでもニヤニヤとパーティー眺めてないで、先に進みましょうよ!!」

アレ、この書き出し何度目だ……? と思いながら顔を上げると、そこにいたのは中目黒目黒。毎度おなじみ、社員食堂での昼飯のシーンである。目黒は、盛りそばと稲荷寿司という立ち食い蕎麦屋のようなメニューを食いながら、俺を詰問するのである。

「大塚さん、エンシェントドラゴンナイトができてから、ほとんどダンジョンに潜っていないでしょう。せっかく強いパーティーが完成したのにダンジョンに行かないなんて、それこそ本末転倒じゃないっすか!」

しかし徹底的なフニャラ脳になってる俺、目黒の言葉などまるで心に響かない。

「え~~~……?? いいじゃんもう。こんなすげえメンツが揃っちまったら、既存のダンジョンなど歯牙にもかからないと思うのだよ。だって、エンシェントをリーダーにしたら、ドラゴン軍団の攻撃力は2.5倍なんだよ? これ、助っ人もエンシェントにしたら…………えーっと」

俺、コソコソとiPhoneを取り出して電卓アプリを起動し、2.5×2.5という難解な掛け算を計算した。

「えっと……うわ!!! すげえ!!! 6.25倍だ!!! つまり攻撃力が1000だったら、6250になるってことだよ!! もしも攻撃力10000だったら、62500!!? こりゃ敵わん!! 誰も俺には近寄れない!!」

俺、調子に乗って畳み掛けた。

「このメンツなら伝説の地獄級ダンジョン、“ヘラ降臨”にも打って出られるに違いない!!」

口からご飯を飛ばしながらわめき散らす俺の姿をポケーッと眺めていた目黒は、すぐに「いやいや!!」と我に返り、「寝言っすか??www」と言って俺を制した。そして、ドラゴン軍団を率いる俺様に向かって、こんな挑戦的なことを言いやがったのである。

「じゃあ試しに、進行が止まっているノーマルダンジョンをやってみてくださいよ。ヘラはそれからでも遅くないでしょう」

ノーマルダンジョンは、“森羅の塔”が出たところでまったく先に進めていない。俺は口から火を出す勢いで目黒に吠えた。

「よーしいいだろう!! 森羅の塔に、緑の暴風が吹き荒れるぜ!!」

さっそく俺は、エンシェントドラゴンナイトをリーダーに据えた“新プラントアーミーズ”で、森羅の塔の1番目のダンジョン“三龍の集い”に潜っていった。助っ人は、“木属性モンスターの攻撃力2倍”のリーダースキルを持つ大花龍ブラキオス。えーっと、ドラゴンが2.5倍で木属性が2倍ってことは……………………どうやらとても計算できないくらい、爆発的な攻撃力になるようだ。

そんな、三龍の集いの2階層。

「え……………………………………………」と俺……。

「wwwwwwwwwwwwwwwwww」と目黒。

お、おい。ちょっとどうなってんだ……?? 圧倒的パワーで、すべてを粉砕するんじゃなかったのかよ!!

「し、信じられん!! 緑の暴風が吹き荒れた後は、ペンペン草の1本も生えてないんじゃなかったのか!!!!!」

俺が発した呪詛の言葉を受けて、目黒が「ぷぷぷwww」と笑った。

「どっちかっつーと、大塚さんのほうがペンペン草じゃないっすかwwww」

ダークサイドに堕ちながら、俺は考えた。いったい何がいけなかったのかと言うことを。

戦闘力は圧倒的に、俺が勝っていたと思う。それでも、こんな無残に屍を晒してしまった理由は、ひとつしか思い浮かばない。

「慢心、か……」

俺は完全に、このダンジョンのモンスターをナメていた。多少攻撃を食らっても、つぎのターンに緑ドロップがありさえすればすべてをひっくり返せると過信し、回復ドロップに見向きもしていなかったのである。

結果、爆発的な攻撃力を発揮できぬまま、連続でダメージを被って憤死……。どれだけのパワーを持っていても、使いこなす人間がふんぞり返っていては簡単に足元をすくわれてしまうということを知らしめる、格好のモデルケースのような敗北であった。

「まだこれから、ってことですよ。戦力の充実もさることながら、使いこなす戦略的にも……。まだまだ、パズドラ部は終われないですね」

珍しく真っ当な目黒のセリフに、俺も素直に応えた。

「確かに、まだまだだったわ……。戦力的にも精神的にも、俺はまったく上級に達していないことがわかったよ……」

そう、まだこれからだ!

やり残していることは無数にあるし、さらにアレヨアレヨと言っているうちに新モンスターもじゃんじゃん配信になっている。止まってなどいられない! さあ潜るぞダンジョンに!!

パズドラ部の、熱い夏が始まる!

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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公式サイト
https://pad.gungho.jp/
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