『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』ゲームと言うより芸術!? ハイセンス過ぎる謎解きアドベンチャー

2012-06-21 13:39 投稿

●独特すぎる世界観をどう思うか海外で高い評価を得たiPhone向けアプリ『Superbrothers: Sword & Sworcery EP』が、日本語版『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』にアップデート。すでに海外版を購入済みの場合は、無料で日本語版にアップデートできる。

本作は、ジャンルで言うなら謎解きアドベンチャー。物語はセッションというショートストーリーをつなぎ合わせた作りになっている。各セッションの謎を解いていくことで物語が進んでいく。操作は簡単だが謎解きのヒントが少なく、難度は高め。先日の発表会で本作のクリエイターが企画コンセプトについて「生と死と愛情を表現」と述べていた通り、叙情的な世界観となっており、ゲームと言うより芸術作品を見ているような感覚に近い。非常にハイセンスな作品だが、誰もが受け入れて楽しめるかというと、それはまた別。ただ、ドットによる幻想的なグラフィックと心地よいBGMは、誰もが関心するレベル。これだけでも一度体験しておいて損はない。

とにかく雰囲気が独特なので、それを楽しめるかどうかかが評価を分ける最大のポイントになりそうだ。

▲こちらの紳士が本作のストーリーテラー。彼によればプレイヤーは、「タマシイの重大疾患に関する臨床研究に参加」しているらしい。

▲日本語訳が現代風になっており、世界観とのミスマッチが逆におもしろく、緊張感を和らげてくれる。

▲プレイヤーが“絶世の大書”を手に入れたことで不死の亡霊が目覚め、世界が災厄に見舞われてしまう。

 ▲“絶世の大書”を開くと登場人物たちのつぶやきをチェックできる。 ▲敵と戦うシーンでは端末を縦に持つ。

スキタイのムスメ:音響的冒剣劇

メーカー
Capybara Games
配信日
配信中
価格
450円[税込]
対応機種
iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 3.2 以降が必要

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