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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第28回『伝説の戦い(その2)』

2012-06-01 18:19 投稿

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●伝説の戦い(その2)

原稿を書く時間をどうあがいても捻出できず、昨日は更新できませんでした。続きモノの2回目というところで更新を止め、客観的に見たら「あざとい」って感じがしなくもないですが、そんなつもりは毛頭ありません。最近、抜け毛がヒドくて頭毛は心配ですがね。……って俺、だいぶ疲れてるな……(苦笑)。

で。

ハイネ鳥居の助言を受け、俺は“伝説の島龍 上級”を攻略するための新たなパーティーを作った。どんなメンツかというと、こんなメンツである。

火属性攻撃2倍のスキルを持つ攻撃的モンスター、爆炎龍ティラノスをリーダーから外し、そこに木属性のグラビトンアースドラゴンを就かせる。理由は前回のコラムにある通り、グラビトンアースドラゴンのリーダースキル“木属性モンスターから受けるダメージを半減”を駆使して、このダンジョンに出てくる上級植物どもの攻撃を受け止めるためだ。

“攻めの戦略”ではなく“守りの戦略”。

相手に与えるダメージは小さくなるが、死にさえしなければいつかは勝つことができるのだ。地味だとは思ったが、今回はこの作戦に賭けてみようと思った。

なお、そのほかのメンバーははっきり言って大したことない(涙)。爆炎龍ティラノスはいいとして、人材不足のため本来は素材であるはずの炎の番人を使わざるを得なくなっているし、必死こいて育て始めたレッドコドラもまだまだ発展途上だ(なんとかレッドドラゴンにはした……)。残る1匹、マシンゴーレムMk-IIは、鉄壁のユグドラシルを崩すための“アーマーブレイク”を持っているから連れていくだけで、戦力として計算するのは酷と言うものだろう。

要するに、攻撃はほとんど期待できないのだ。この上級ダンジョンから生きて還るには、ひたすらカメになって敵の攻撃をしのぎ切るしかないのである。震える声で、俺は吠えた。

「ひ、ひたすらオノレを守り切り、最後には勝利を手にしてやるぞ!」

てなわけで、このちぐはぐなメンバーによるダンジョン潜行が始まった。

伝説の島龍・上級は、10階層からなる非常に深いダンジョンだ。しかも最初の1階から、出てくるザコどもの頭にいきなり“強敵”という文字が踊りまくっていて吐きそうになる。ザコのメインで出てくる“アースナイト”なんて、俺のパーティーではリストラ候補のドラフト1位なのに、このダンジョンではまあ強いこと強いこと……。グラビトンアースドラゴンのリーダースキルでなんとか踏ん張れてはいるが、これがなかったらとっくに、我がパーティーは三途の河をエンヤコラと渡ることになっていただろう。

そんなこんなでどうにか、俺たちはダンジョンの中間地点である5階までやってきた。ここに現れたのが……そう!! ユグドラシル以上に俺が会いたかった御三家がひとり、ブラキオスである!! 絶対にこいつを倒して、タマゴを手に入れてやる!!

俺は慣れた手つきでパズル面を操作し、火ドロップをつぎつぎとくっつけていった。すると軽快な「ド・レ・ミ~♪」という効果音が鳴り、強烈な3連鎖攻撃がブラキオスに飛んでゆく。当然俺は「さあこれで、ヤツの体力は半分以下だ!!」と確信したが、驚いたことにブラキオスの体力ゲージはビクともしないではないか。「うーむ……」と俺は唸った。さすがここは上級と言うことか。

やむを得ず、俺はここで「マシンゴーレム君、出番だよ!」と言って、この日1発目の“アーマーブレイク”をブラキオスに叩き込んだ。するとブラキオスの鉄壁が崩れ、先ほどまでとは比べ物にならないほどのダメージを植え付けられるようになる。……うん、いいぞ! 倒せる倒せる!! ウキウキしながら攻撃を続けていると、ついに……!!

「!!!!!!!!!!!!!!!!」

俺は思わず、ガタンッと椅子から立ち上がった。いいいいまブラキオスがタマゴを漏らした……じゃなくて、タマゴになって落ちたような……!!!!! いやスクリーンショットを撮ってるくらいだから確実にタマゴになったのはわかったのだが、ずっと夢見ていたことが現実になったのが信じられず、俺はそのまま1分ほども呆然と立ち尽くしてしまったよ(苦笑)。つ、ついに……! ついにずっと欲しかった、ブラキオスのタマゴを手に入れたんだ! 俺はやった!! やってやった!!!

「必ずこのタマゴを持って帰るぞっ!!!!」

俺は気合も新たにダンジョンを睨みつけ、奥へ奥へと侵攻していった。相変わらずザコ軍団の攻撃力には辟易させられたが、「生きてこのタマゴを持って帰る!」という新たな使命に突き動かされて、なんとか最後の10階までたどり着くことができた。

さあ、最後の勝負だ。

島龍ユグドラシルを屠り去り、ブラキオスのタマゴを持ち帰るんだ!!

「食らえ!!!!!」

まずは手始めにと、火ドロップを中心にいくつかの連鎖を作り、ノーマルの攻撃をユグドラシルにぶつけてみる。しかし思った通り、難攻不落の要塞ドラゴンはカエルの小便を引っ掛けられたほどにも痛みを感じてくれず、画面には「1、1、1、1、1」という虚しい最小ダメージが表示されるだけだ。

でも、こんなことはわかっていたのだ。だからこそ俺は、攻撃力が低下するにもかまわずに、アーマーブレイクを持つマシンゴーレムMk-IIを連れてきたのである。俺はマグマのように燃え上がる声をiPhoneの画面にぶつけた。

「いけ! マシンゴーレム!! お前のアーマーブレイクで、難攻不落の要塞に風穴を開けてやるんだっ!!!」

同時に、ユグドラシルの脇に、盾が割れたようなアイコンが表示される。決まった! アーマーブレイクが決まったぞ!! ……俺の勝ちだ!! ブラキオスのタマゴが手に入るんだ!!!

「さあ削れ!! 我が火のしもべたちよ!!!」

熱があるんじゃないかと思えるような恥ずかしいセリフを発しながら、俺は炎の大連鎖を作ってユグドラシルに叩き付けた。「これで終わりだ!!」と確信して。しかし……。

「1、1、1、1、1、1wwwww」

……ってちょっと待てコラ!! なななななんでアーマーブレイクがかかっているのに、「1、1、1、1、1」とかいうふざけた数字が表示されるのよ!!! ……ってついおネエみたいな口調になってしまったが、このときの俺の取り乱しかたは、いま思い出して自分がかわいそうに思えてしまうほどでありました。

たまらず俺は、ハイネ鳥居にskypeを送った。「アーマーブレイクしてんのに、ダメージが1しか入らねえよお!!!」と書いて……。すると鳥居は極めて冷静な口調で、こんな返事を書いてよこした。

「それはアーマーブレイクがかかっていても、“火力<防御力”の状態になってしまっているということですね」

俺は泣きながら鳥居に言った。

「あの!! これじゃ一生かかっても終わらないんですけど!!」

これに対する鳥居の返事は、「さすが神!」と言いたくなるほどかっちょいいものだった。

「僕もその状態でした。……でも、倒しましたけどね

ま、マジで……?
だって、1回の攻撃で6しかダメージが入らないんですよ? こいつの体力が6000だとしたら、せせせ1000回も攻撃しないと倒せないわけで……!!

俺は自分の計算に目を回し、口から泡を吹きながらため息をついた。「俺には無理かもしんない……」。

しかしそのとき、涙でかすむ俺の目に、ピカピカと光るパーティーメンバーの姿が飛び込んできた。リーダーのグラビトンアースドラゴンが、心の声で俺に言う。

「俺のガイアボールがあるぜ!!」

爆炎龍ティラノスも、燃える口調で言ってくれた。

「ここは炎だろ! マグマブレス、スタンバイオッケーだ!!」

小さなレッドドラゴンまで、粋がってこう言う。

「ぼ、ぼくのヒートボールだってイケるよ!!」

そうだ……。まだ俺には、こいつらの必殺技が残っていたんだ! アーマーブレイクの効果があるのかわからないけど、仲間の力をすべてぶつけて、それでもダメだったときに弱音を吐こう!!

「よーし!! やってやるか!!」

俺はグラビトンアースドラゴンにタッチし、必殺のガイアボールを放った。木属性どうしのぶつかり合いとなるため、ほとんど効果はないだろうな……と思いながら。しかし!!

ギュイイイイイイイイン!!!!!

!!!!! き、効いた!!! ユグドラシルの体力、一気に7分の1くらいまでに激減したよ!!! 俺はここぞとばかりに「畳み掛けろっ!!!」と叫び、燃える瞳の爆炎龍ティラノスから、マグマブレスを発射した!! すると……!!

「ギャオオオオオォォォォォオオオ…………!!!!!!」

難攻不落の要塞はついに陥落し、影も残さず俺の前から消え去った。……タマゴも残さず(苦笑)。しかし、ユグドラシルのタマゴなんていまはどうでもいい。このダンジョンを生きて出られたこと、そして何より、夢だったブラキオスのタマゴを持ち帰れた事実が、俺の感情を爆発させた!

「やったあああああああああああああ!!!!! ついにプラントアーミーズのリーダーのタマゴを手に入れたぞおおおおお!!!!

鳥居も、我がことのように喜んでくれた。

「やりましたね!!!」

『パズドラ』のプレイを始めてから、約50。俺はようやく、最初の節目を迎えることができたのだ。

「これで大塚さんのパズドラ部は“第一部 完”ってところですね」

と鳥居。俺もまさに、そんな気分だった。余韻にひたる40男に、鳥居が続ける。

「でも、終わりじゃないですよね? “第2章へ続く”ですよね?

そう、ここからだ。

我がプラントアーミーズは若きリーダーを迎え、これから強敵渦巻く“上級”へと打って出なければいけないのである。苦難の道は続くが、それは望むところだ。

俺はギュッと握りこぶしを作りながら、決意の籠った口調で鳥居に告げた。

「もちろん! “下界編”はいま終わったけど、ここからは“パズドラ部 天上界編”が始まるんだよ!!」

パズドラ部の、熱い夏が始まる--。

-第一部 完-

……って、終わりじゃないからね!! まだまだ続くからね!!!w

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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