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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第27回『伝説の戦い(その1)』

2012-05-30 15:44 投稿

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●伝説の戦い(その1)

すべては天上人・ハイネ鳥居神のひと言から始まった。

「大塚さん、せっかくグラビトンアースドラゴンがいるのに、なんでリーダーにしておかないんですか?」

最近になってようやく、俺は鳥居と“『パズドラ』フレ”になることができた。これまでにも何度かフレンドになろうと試みたことがあったのだが、原因不明の拒絶に遭い(中目黒目黒が妨害電波を出していたという説が有力)、フレになれずにいたのだ。しかし目黒の呪いが解けたのか、1週間ほど前にフレンドになることに成功。そこで鳥居は、俺のパーティーのリーダーがグラビトンアースドラゴン以外のものになっているのを知り、上記の発言をしてきたのである。

俺、きょとんとした顔で鳥居に言った。

「だって、島龍・ユグドラシルが来てるんだもの。こいつに対抗しようと思ったら、俺の手持ちでは爆炎龍ティラノスをリーダーにするしかないじゃーん」

爆炎龍ティラノスのリーダースキルは“火属性モンスターの攻撃力2倍”だ。俺の脆弱な火属性パーティーでも、爆炎龍ティラノスさえいれば攻撃力の底上げがなされて、どうにか中級のユグドラシルには拮抗できるのである。しかし上級になったとたんに歯が立たなくなり、ユグドラシルどころか3戦目くらいのザコにボコボコの返り討ちに遭ってしまっていた。なので俺は前回のコラムで「火属性パーティーを強化するしかない!」と宣言し、実際にレッドコドラをせっせと育てているのである。

……てなことを、俺は鳥居に話した。これは暗に「島龍のダンジョンに挑んでいるのに、グラビトンアースドラゴンをリーダーにしてもしかたないだろ?」と神に同意を求める発言だったわけだ。

しかし、俺の力説を聞いた鳥居の反応はあまりにも意外なものだった。神はマジメな口調で、こんなことを言ったのである。

「安定派の僕としては、グラビトンアースドラゴンを助っ人で連れて行けるのは、ものすごくありがたいんですけどねえ」

俺、思わず聞き返す。

「……え?」

すると鳥居は、神の天啓としか思えない、俺のその後のパズドラ人生に大きな影響を及ぼす尊いひと言をのたまったのである!

「だって、グラビトンのリーダースキルは“木属性モンスターから受けるダメージを半減”じゃないですか。強力な木属性モンスターばかりが出現するダンジョンに挑むためには、もってこいのスキルですよ」

俺の肺は、きっかり5秒は呼吸停止した。な、なるほど……! 言われてみれば確かに、グラビトンアースドラゴンは木属性の攻撃を半減させるスキルを持っているぞ……! あまりにも地味すぎるリーダースキルだったので恩恵を被っている気がまったくしなかったが、鳥居の言う通りこのダンジョンだったら、真価を発揮できるのではなかろうか……! 俺は「あうあうあう!」と日本語にならない喘ぎ声を出しながら、どうにかセリフを絞り出した。「そそそ、それは確かに有効かも!」。これを聞いた鳥居、満足そうにうなずいた。

「人はどうしても、派手なものに惹かれがちです。『パズドラ』で言うなら、御三家の“攻撃力2倍”のようなスキルに目がくらむのも、ある意味当たり前かもしれません。しかし、そんな“攻める攻略”よりも、ダメージ半減のようなスキルを中心に据えた“守る攻略”もあっていいと思うんです。死ななければ、負けることはありません。自分をひたすら守りながら、敵を確実に追い詰めていく……。これこそが、じつは勝利にもっとも近いやりかたなんじゃないかな。……ま、地味なんですけどねw」

俺はいままで鳥居のことを、“ランクが高い=神”という視点から“天上人”と表現してきた。しかし上記のセリフを聞き、ランクはあくまでも表面的な姿に過ぎず、本当はその冷静な判断力、分析力、そして心根にこそ神が宿っていると思い知る(若干オーバーだナ)。俺は、人智の及ばぬ驚異に対面したときのように(いや対面した経験ないけど)「ははーっ!!」と平伏し、冗談ではなく心の底から、鳥居のことを評価した。「鳥居神様!! もったいのうお言葉!! ありがたき幸せ!!!」

俺は思った。

(木属性ダメージを半減できるなら、いまのメンツでも上級のユグドラシルに勝てるかもしれないぞ……!)

さらに、

(上級では必ず途中にブラキオスが出てくる……。ブラキオスを倒してタマゴを手に入れ、さらにユグドラシルを超えられたら、積年の夢だったプラントアーミーズのリーダーが……!!!!!!!)

夢の実現が目の前に迫っていることを悟った俺は、ノドも裂けよと自席で吠えた。

「うおおおおおおし!!!! やってやる!!!! 苦労してグラビトンアースドラゴンを作ったのは、まさにこの日のためだったのだ!!!! 待ってろ、上級ユグドラシルッ!!!!

3分前まで「グラビトン、ツカエネー」とほざいていた人間とは思えない手のひら返しだが、そんなこんなで新パーティーを作り、俺は島龍の待つ上級ダンジョンに潜っていったのだった……。

衝撃の次回に続く!!

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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