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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第16回『役満ツモった!』

2012-05-14 17:36 投稿

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●役満ツモった!

「群馬最強ッ!!!」とわめき散らして侵略の限りを尽くしていた俺はコンニャクになって出荷されたので、今日からふつうの『パズドラ』日記に戻ります。

この間ずっと、木属性に特化した“プラントアーミーズ”を結成するために、あてのないダンジョン進行をくり返していた俺。しかし思うように木属性のモンスターを手に入れることができず、自分の将来にそこはかとない不安が漂うようになっていた。

最大の問題は、パーティーの要となる強力なモンスターがいないことだった。おそらくほとんどの『パズドラ』プレイヤーは、ゲーム開始時に選べる“御三家”と呼ばれるモンスター(火属性のティラ、水属性のプレシィ、木属性のブラッキィ)を中心にパーティーを作っていくと思う。彼らはじつに有能なモンスターで、リーダースキルとして“その属性のモンスターの攻撃力を1.5倍にする”というものを持っており、しかも順調に進化させることができれば攻撃力アップの数値は2倍に跳ね上がるのだという。属性特化のパーティーを目指すならば、このリーダースキルは非常に魅力的……というか、“必須”と言ってしまいたくなるくらいの破壊力を持っている。なので俺も本来ならば、最初に選んだ御三家を要にしてパーティーを作れば手っ取り早いのである。

しかし、俺は何を血迷ったのか、最初に手に入れた水属性のプレシィを捨てて、木属性特化のパーティーを作ろうとしている。そのきっかけとなった出来事は連載第9回の“プラントアーミーズ、参る!”に詳しいのだが、ぶっちゃけ俺はこのとき、リーダースキルというものをよくわかっていなかった。なので、攻撃力1.5倍のモンスターはおろか、ドラゴンシードくらいしか木属性モンスターがいなかったにもかかわらず「ま、どうにかなるだんべ」という群馬弁的思考で、木属性に注力していくことを約束してしまったのだ。

そして、苦難の日々が始まった。

確信が持てぬまま霊峰バッケスディメテル樹林といった木属性のダンジョンに潜り続けるも、なかなかモンスターはタマゴを落としてくれない。どうにかドリヤードグリーンコドラのタマゴだけは手に入れ、そのときは我が世の春とばかりに狂喜したものだが、育てて使ってみたところアルラウネ(ドリヤードの進化版)アースドラゴン(グリーンコドラの進化版)ともにパーティーの要になる器ではないことがわかった(スキル的にね)。嗚呼……。どこぞにステキな木属性モンスターはいないものか……。

そんなある日、ケチり続けたことが功を奏し、ついに魔法石が5個を超えた。ゴルドラダンジョンを発見して連続で潜りたいときでもスタミナ回復を我慢し、ゲームオーバーになってもコンティニューをしなかった、極限の禁欲生活がついに報われたのである。とたんに目を血走らせ、俺は物騒な声でつぶやく。

「はぁはぁ……! こ、これでレアガチャを1回回せるぞ……!!」

そう、俺の禁欲生活はすべて“レアガチャを回す”という崇高な目的に向けて実行されていたものだったのだ。「あの人ケチね」と陰口を叩かれようと、「たまには奢ってくださいよ~」と聞えよがしなイヤミを言われようとも、俺はレアガチャのためにすべてを黙殺してきたのである。

俺はレアガチャを回す前に、改めて自分のパーティーを眺めた。このときのプラントアーミーズは、

・アルラウネ
・アースドラゴン
・アーマーオーガ
・アースナイト
・何か

と言ったメンバーで、どうしてもあと1枠分、木属性のモンスターが足りなかったのだ。心臓の鼓動が早くなっていくのを感じながら、俺はニヒルな声でつぶやいた。

「緑があとひとつあれば……我がパーティーはオールグリーンとなるな」

さらにつぶやく。

オールグリーンと言えば……麻雀で言えば“緑一色”(リュウイーソー)だぞ」

自分の言葉に、少しずつ興奮してきた。

「緑一色は役満だぞ!」

しだいに声が大きくなる。

「役満まであとひとつ……ってことは、いまは“テンパイ”の状態だ!!」

俺は大声でわめきだした。「おおお俺は、やや役満をテンパってるッッ!!!」

俺のこめかみを、ひと筋の汗がつたった。いよいよ、待ちに待ったレアガチャを回すときだ。

「よ、よし、ツモるぞ……!」

そっとレアガチャに指を伸ばし、「一発ツモこいぃぃぃぃ!!!」と叫んでガチャを回す……。果たして役満か……? 役ナシか!? するとすぐにレアガチャの金色の腹が割れ、タマゴが顔を覗かせた。見ると……!

「また地味タマゴきたあああああああああッ!!!!!」

絶望した俺は、とたんにやさぐれた。「どうせ中身はホワイトドラゴンだ><」

しかし地味タマゴの中からは、思いもよらないモンスターが出てきた。それがコイツ。

俺はしばし状況が飲み込めず、目をパチパチと瞬きながら素っ頓狂な声を出した。

「い、岩の魔剣士……?? このゲーム、“岩属性”なんてあったっけ……?」

しかし、ちょっと冷静になってよく見たら、岩の魔剣士のイラストは緑色の枠で囲まれている。スキルを見ると、“火ドロップをすべて木ドロップに変化させる”なんて書いてあるではないか! ……そう、こいつは紛れもない木属性のモンスターだったのだ。しかも進化させれば、「プラントアーミーズに絶対に欲しい人材!」と今年のドラフト会議で1位指名しようと思っていた(なんのこっちゃ)“ドラゴンナイト”になるらしい……!! 会心のガッツポーズをしながら、俺は大声で叫んだ。

「役満ツモったぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

これで我がプラントアーミーズは、

・アルラウネ
・アースドラゴン
・アーマーオーガ
・アースナイト
・ドラゴンナイト

となり、見事な緑一色が完成したのである。めでたし、めでたし……。

……と言いつつ、やっぱりこれは半人前のメンバー構成でした。

冒頭で触れた“攻撃力2倍”のスキルを持つモンスターがいないため攻撃力が伸びず、どうにも決め手に欠けてしまうのである。HPはそれなりに高いので守りは堅いのだが、やはりパーティーの要には攻撃力2倍のスキルを持つモンスターにいてほしい。能力的に見劣りするアースナイトとアーマーオーガが隠居できるメンツにならないと、この先の戦いはきびしいと言わざるを得ない。

「このメンバーじゃ片手落ちだな……。役満が作れたと思ったけど、じつはアガるには2枚足りない“イーシャンテン”だったか……」

パズドラ』界の役満を作るための奮闘は、まだまだ続く--。

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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パズル&ドラゴンズ概要

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メーカーガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイトhttps://pad.gungho.jp/
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