セガ名作再び!?『ゾンビ打　FLICK OF THE DEAD』ゾンビを倒していたらフリック入力が上手くなってたでござる

●セガの名作がiPhoneで配信開始！　フリック名人を目指せ

アーケードで人気のセガのホラーガンシューティングゲーム『THE HOUSE OF THE DEAD（ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド）』シリーズがiPhone／iPadアプリになって登場。その名も『ゾンビ打　FLICK OF THE DEAD（フリック・オブ・ザ・デッド）』。シリーズのスピンアウト作品として発売されているタイピング練習用ソフト『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』を遊んだことがある人なら、「ついに来たか！」と盛り上がれる作品がついに登場です。そのタイトルの通り、タッチパネル上で指をスライドして文字を入力する”フリック入力”の練習を、ゲーム感覚で行えるアプリになっています。出題ワード数は圧巻の25000問以上！　いち早くプレイすることができたので最速レポートをお伝えします。

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▲ゲーム性はいたって簡単。登場する敵とともに表示される文字をフリック入力し、ダメージを与えて倒して先へと進みます。フリック入力が遅れると、敵の攻撃で、こちらの体力（画面左下の炎アイコン）が奪われます。

▲Scenarioモードでは、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』のダークな世界観が楽しめます。

ゲームセンターっ子として青春時代を過ごしていた僕は（今も青春時代だと信じていますが）、このシリーズには思い出深い作品がいくつかあります。そして、本作はその中でも、特にお金をつぎ込んだ作品『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』をベースにした作品ということで、最初に画面を見た瞬間から、懐かしさがこみあげてきました。友達がゲームセンターにいるときは格闘ゲームで遊び、友だちを待っているときは『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』を遊ぶ、あのときは原稿の締め切りに追われることもなかった！

そんな話はさておき、僕自身、iPhoneではフリック入力を活用して文字入力をしているので、「簡単にクリアーできそう」と思いつつ、プレイをスタートしたのですが、いざ目の前にゾンビが登場すると、フリックミスが多発。文字入力は、心の余裕がないと失敗するものなんだなということを思い知りました（笑）。数回のプレイを経て、ゲーム性に慣れてきても、後半のステージは難度が高すぎてクリアーできず……。これは、相当フリック入力に慣れている人でも難しいんじゃないでしょうか。もちろん、普段、フリック入力を使わない人にも、練習ツールとして最適な難度からゲームを始められるので、練習にはもってこいです。こと、iPhoneにおいては、フリックよる入力が極めて相性がよく、使いやすいため、練習する価値は十分。ステージ3をクリアーできるくらいになれば、メールやメモにも十分活用できるレベルになっているはずです。

▲Scenarioモードの最終ステージでは、この長さの単語や文章をフリック入力する必要がある。

▲ボス戦では、フリック入力を行えるタイミングがよりシビアになる。文字を確認したら、素早く入力へと移行しよう。

Scenarioモードでは、ステージ1以外は、ゲーム内課金によって次のステージを遊ぶことが可能になる仕組みになっています（ステージ2～4：170円[税込]、ステージ5～6：250円[税込]）。腕に自信がある人は、最終ステージだけ買うというのもアリですが、ストーリーをすべて楽しみたいのであれば、ひとつずつ購入してプレイすることをオススメします。また、Sランク以上でクリアーすると、次のステージが割引で購入できるので、できるならSランクを目指したい！

▲Scenarioモード以外にも、DrillモードとBossモードが存在する。Drillモードはミッションをいかに素早くこなすかを試されるモードで、BossモードはScenarioモードで攻略したボス戦のみを抽出して楽しめるモード。

▲クリアー時の最高ランクはSSS。少しでもミスをすると、Aランクになってしまうので、練習を重ねてよりパーフェクトを狙おう。

Scenarioモードをひと通りりプレイしてみて、自分のフリック入力の未熟さにびっくり。意外と使いこなせていると思っていたんですが、このゲームを遊ぶと「まだまだ」と言わざるを得なくなりました（笑）。悔しいから、しばらくの間コツコツとこのソフトを遊んで、フリック上級者を目指そう。ゾンビたちよ！　もうすこし僕の練習相手に付き合ってくれたまえ！(浅葉たいが)

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