【Androidおすすめアプリ】往年の名作シューティングを完全再現『R-TYPE』

2011-09-12 21:17 投稿

●R-9、通称”アローヘッド”。それが地球を救う救世主の名前だ!

本作は、『グラディウス』や『ダライアス』と並んでシューティングゲーム史上でも屈指の名作とされる横スクロールシューティング『R-TYPE』のAndroid移植作品である。

『R-TYPE』シリーズは、シューティングのナンバリングタイトルだけでも5作(移植や関連作は除く)制作されているが、本作は1987年に発売されたそのシリーズ第1作、通称”無印”と言われるタイトル移植だ。

『R-TYPE』と言えば、「溜め撃ちすることで発射できる極太のビーム”波動砲”」、「生物と無生物が融合したような不気味な敵、”バイド”」、「着脱自在の無敵のオプション兵器”フォース”」と言った要素が特徴として挙げられる。後年のシューティングゲームにも多大なる影響を与えたそれらの特徴のほとんどが、この第1作の段階ですでに備わっているのだから、いまさらながらに驚きだ。

ステージは全8ステージ構成で、難易度はノーマルとハードから選択可能。だし、ハードは当初ロックされており、ノーマルをクリアーしないと選択することはできない。

 

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▲無印なので機体も”R-9″のみ。この丸っこいキャノピーのレトロSF的デザインが頼もしい。

▲『R-TYPE』のふたつの代名詞のひとつ、波動砲。ショットボタン押しっぱなしでエネルギーを溜め、ボタンを離すと貫通効果も持つ強力なビームを発射できる。

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▲そしてもうひとつがフォース。機体の前後に取り付けて攻撃兼防御用のオプションとして運用できるほか、射出して、独立した自動攻撃砲台として随伴させることも可能。

●漢(シューター)ってヤツはな、ストイックなくらいでちょうどいいのさ

ゲーム歴20年を超える私も、初代のアーケード版の記憶はさすがにおぼろげなので、手元にあるプレイステーション版『R-TYPES』(1、2作目を同時収録したもの)で確認してみたのだが……。

いやぁ、ステージ構成といい、敵の出現&攻撃パターンといい、バッチリ再現されている。タツノオトシゴみたいな1面のボス”ドブケラドブス”を見たときなんて、「そうだったそうだった。こういうヤツだった!」と、思わず歓声を上げてしまったくらい懐かしい。

もっとも、ノスタルジーだけのレトロゲーマー専用旧作か、というとそんなコトはまったくない。

昨今のシューティングゲームにおいては、敵がバラ撒く大量の弾幕を避けることに主眼が置かれた、いわゆる”弾幕ゲー”が幅を利かせているが、それとはひと味もふた味も異なる快感を味わえるだろう。

ボクシングにたとえるなら、”弾幕ゲー”が敵の攻撃を紙一重で華麗に避け続け、隙を見つけたらすかさずカウンターを叩きこむアウトボクサー。対して『R-TYPE』は、敵の弱点を適確に見極めて、そこを果敢に攻め続けることで勝利をもぎ取るインファイター、といったところだろうか。

 

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▲無論、シューティングの常として敵弾の回避そのものは必須だが、”待ち”より”攻め”の姿勢が重視されるのだ。

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▲「やられる前にやれ!」の精神が大事。湧いてくる敵を適確に処理しないと、その時点で詰んでしまう。

 

ただし……興味をそそられた方にひとつだけ言っておきたい。

本作には残機システムこそあれ、”ボム”や””コンティニュー”などいう軟弱な代物は存在しないので、1ステージを残機4を含めた5機が力尽きるまでにクリアーしなければならない。

正直に言うと、ゲーセンでの連コインや家庭用ゲームの無限コンティニューに慣れてしまった軟弱者にとっては、非常にきびしく感じられた。

もっとも、そのストイックさは必ずしも悪い面ばかりではない。某牛丼屋のコピペではないが、まさに「シューティングってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。撃つか撃たれるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか」というギリギリの緊張感をもたらしてくれる。

とくに、残機が尽きフォースもビットもない状態でステージのボスと対峙し、「あぁぁ、らめぇ、死ぬぅ、死んじゃうぅ〜」とボスの猛攻に呻き、「このボスを倒したら、俺達結婚しよう!」と脳内彼女にプロポーズして死亡フラグを立ててしまうような状況から、辛くも勝利を拾ったときのエンドルフィンの分泌具合はヤバい。「最高にハイ!ってやつだァ」と叫びたくなること請け合いだ。

 

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▲本作はほぼ完全に”覚えゲー”と言ってよい。死ぬ(残機が尽きる)までに、敵の出現&攻撃パターンを覚え、いかに対処するべきか考えないと、先へは進めない。

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▲ボス戦はその最たるもので、一見したところ、反射神経だけでは絶対避けられない攻撃を放ってくることも。どこが安全地帯なのか試行錯誤しつつ見極める必要がある。

■基本操作

Android端末用に移植するにあたって、本作は操作系にいくつかナイスな改良が施されている。

ひとつ目は、自動連射機能。これは、プレイステーション版などの○ボタンによる連射ショットとも異なり、設定オンにしておけば勝手にショットを撃ち続けてくれるというもの。

「それでは溜め撃ちで波動砲が出せないではないか!」と憤られる方も心配は御無用。画面右下のショットボタンのアイコンを押し続ければ、ちゃんとエネルギーは溜まり、波動砲を撃つことができる。当然、連射設定をオフにした場合は、ここをタッチして通常ショットを打たなければならない。

ふたつ目は、自機R-9の移動。画面のタッチしたところを基点に、右に指先を右にスライドさせればR-9も右に、下に動かせばR-9も下に動かすことができる。斜め移動も楽々で、移動距離もスライド距離に比例するので、非常に直感的に自機を操ることができるのだ。

 

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▲操作設定により、画面左下にバーチャルスティックが表示して、それでオーソドックスに自機を動かすことも可能。その場合、他機種版同様、初期スピードは遅く、スピードアップアイテムを取らないと素早く動けない。

 

フォースの分離(射出)・合体に関しては、アーケード版その他と同様で、フォースを取った瞬間、ショットボタンの上にフォースボタンのアイコンが現れる。これにタッチすることで、フォースを自在に分離&合体できる。

 

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▲フォースや誘導ミサイル、ビットなどの特殊兵装はすべて”POWアーマー”と呼ばれる敵を撃破すると出現するアイテムを取ることで使用可能になる。

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▲フォースのもととなる”レーザークリスタル”には赤、青、黄の3種類があり、それぞれ対空レーザー、反射レーザー、対地レーザーを撃てるようになる。

【R-TYPE】
メーカー:ワーカービー
配信日:配信中
価格:630円[税込]
対応機種:Android 2.1 以上

(C)IREM SOFTWARE ENGINEERING INC. (C)2011 ported on Android by DotEmu SAS and distributed in Japan by Worker Bee Inc.

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