スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第159回。

今回扱うのは、剣を振るうカラスを操作し、ダンジョンを探索し最奥に潜むボスを撃破していくアクション『Death's Door』。

比較に使用したのはiOS版とPS5版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

iOS：無料 Android：無料 ※Netflixメンバーであればプレイ可能 PS4：2200円（税込） スイッチ：2050円（税込） Xbox：2350円（税込） PC（Steam）：2300円（税込）

・見下ろし型の探索アクション ・操作キャラの動きが機敏で、スピーディなアクションが展開 ・ボス戦などではカジュアルに倒されることも多く手ごたえも十分

・スマホ版はNetflixメンバーなら無料 ・スマホ版は初期HPが多い ・画面がやや暗いため、広い画面のほうがプレイは快適

死神のカラスとなってソウルを回収

『Death's Door』は、見下ろし視点で展開するダンジョン探索型のアクションアドベンチャーだ。

プレイヤーは主人公のカラスを操作し、ダンジョンの奥に潜む強大な敵からソウルを回収していくことになる。

操作はシンプルで、剣による近接攻撃や弓矢などを使った遠隔攻撃、ローリングによる回避アクションを駆使して戦っていく。 主人公のアクションは初期状態でも素早く、また敵の弾を近接攻撃ではじき返すこともでき、スピーディな動きが楽しめる。 少数のザコなら大したことはないが、大量の敵やボスとの戦いでは苦戦させられることも多く、アクションとしての手応えも味わえる。

ダンジョン内には攻撃で起動するスイッチやレバー、炎を灯すことで起動するギミックなどがあり、細かな謎解き要素も用意されている。 ダンジョンを攻略することで火の魔法を手に入れれば起動できるギミックが増え、探索可能な場所が増えていくため、過去に探索した場所に改めて足を踏み入れる楽しさもある。

ステージやキャラクターデザインが独特の雰囲気を出しており、アクションのみならず世界設定などの面でも楽しめるだろう。

スマホ版はNetflixメンバーなら無料＆初期HPが多め！

基本的なゲーム内容には差がない本作だが、スマホ版はNetflixメンバーであれば追加課金なしでプレイすることが可能だ。 また、他機種版では初期HPが4となっているところ、スマホ版は初期HPが6。 カジュアルに倒されてしまうことも珍しくない本作では、2回の猶予があるのは大きいと言える。

▲画像はPS5版。スマホ版以外は画面左上に緑のゲージで示されるHPが4つの状態からスタートする。

HPの面で難度に緩和が入っているスマホ版だが、プレイした印象では画面の小ささがネックになっている印象だ。 本作は基本的にカメラが引いた状態になっているが、ステージ内の仕掛けはマップに溶け込むかたちで配置されているため、小さな画面ではやや見えにくい。

▲暗めなマップが多いこともあり、小さな画面でのプレイにはやや不向き。

タブレット＆コントローラーがあればスマホ版がオススメ！

Netflixメンバーであれば無料でプレイでき、かつHPが多くなっているスマホ版はアクションがそこまで得意でない人でも遊びやすいと言える。 一方で画面の小ささがネックとなるが、タブレットで画面のサイズを確保できればそこはカバーできる。タブレットの場合はコントローラーを接続しての操作がオススメだ。 他機種版は初期HPが低いぶんハードさは増すが、アクションのスリルを楽しみたい人はむしろこちらを優先するといいだろう。

『Death's Door』の作品概要と、スマートフォン版、コンシューマー版での違いを紹介。

【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ？#159】スマホ版は初期体力がプラス！見下ろし型探索アクション『Death's Door』

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