
『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動する灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)のライバーアイドルプロジェクト、『ヴイアライヴ』について記録していく。
“伊吹翼”役のMachicoさんが登場!アイマス声優との初の対談企画
声優アーティストのMachicoさんとコラボ配信!!
— 灯里愛夏❤️🔥ヴイアラ (@TomoriManaka) March 18, 2025
はじまったよー✨️✨️
声優として、歌手として、そして地方を背負って活動されているお話しも…!!
愛夏はお聞きしたいことがいっぱいです(˶ˊᵕˋ˵)
どきわくやぴ!
▽ここで配信ちゅ❤️🔥https://t.co/LsrCnYMPUV
#ヴイアラ #やぴなま pic.twitter.com/rMcRz9PfYH
まずは、Machicoさんの声優を目指すきっかけについて語られ、元々声優になることを考えていたわけではなく友人の影響だったことや、歌の活動についても“歌手になれたら”という漠然とした感覚だったことを語る。アニメの知識もあまりなかったという中で、演技をする上でのメリットやデメリットについて言及したり、歌手活動についても“ただ好きで歌う”ことと、“プロとして歌う”ことの違いを感じ、壁にぶち当たったことなど、デビュー初期の様子を振り返る。歌についても演技についても、声優デビューしてから本格的に学ぶことになったため、非常に苦労したと語った。
愛夏さんは、プロジェクトメンバーの中で唯一のほぼ素人で、Machicoさんは最初から土台があって私と比べるのはおこがましいと前置きしつつ、演技も歌の勉強もほとんどしていなかった点に共感したようだ。しかしながら、実力不足は自己責任でしかないという過酷さについて語ると、Machicoさんはその初々しさはいましか出せない魅力であるとフォロー。完璧にしたいという気持ちで緊張し、失敗や悔しい思いもするとは思うが、時が経てば受け入れられるから、いまは全力でできることをやったほうがいいとアドバイスする。
この機会に悩みを聞いてほしいと愛夏さんがアドバイスを求め、まずはプロジェクト参加当初の自己評価の低さから“プロデューサー”のフォローで、自信を持てるようになった経緯を説明。そして、つねに完璧じゃなくてもいいという考えが持てるようになった一方、完璧を目指し続けることは重要で、このふたつのマインドをどう両立したらいいかを質問する。これに対しMachicoさんは、完璧を目指して高い目標を掲げることの重要性を言及。両立について明確に語ったわけではなかったが、恐らく結果的に完璧ではなくとも、目標を立てて挑戦し続けることが重要であり、その点で両立できると言いたかったのだろう。
続けて、愛夏さんはライバーアイドルとして活動しつつ声優も目指すということで、声優でありアーティストのMachicoさんにふたつの仕事を両立する難しさについて質問。Machicoさんは、やるからにはどちらも完璧を目指さなければならないし、そのぶん悩みも増えるから、体力的にもメンタル的にもかなり厳しいと答える。しかし、やることが増えれば、それだけ自身の幅が広がって面白いとポジティブな面についても言及する。愛夏さんが、それでも気持ちが落ち込んだときにどうやってモチベーションを上げるかを聞くと、まずは「自分自身にキレる(笑)」と回答。そのうえで、自分を責めたところでできるようになるわけではないので、それに気づけた自分を褒めるようにしていると付け加えた。
その後は、喉のケアに関する話題やそれぞれの故郷に関する話題へ移る。広島県出身のMachicoさんは観光特使などで地域の活性化に携わっており、また近い親族が農家をしていることから実際に作業を手伝うなど、農業愛も感じられる話題で盛り上がる。ほかにも、愛夏さんは博多弁でMachicoさんは広島弁と、互いに特徴的な方言について語り合ったり、地元グルメの話題にも触れた。
Machicoさんの明るく楽しい雰囲気がありながらも、芯の通ったプロフェッショナルな部分を感じられるアドバイスに愛夏さんもメロメロ。「芯がある女が大好き!かっけぇ!」と、終始ラブコールを送られ、照れながら対応するMachicoさんの様子も微笑ましい配信となった。実際の内容はもっと盛りだくさんで、声優や歌手とは関係ない普通の仕事をするうえでも役に立つ考えかたも聞けるので、ぜひチェックして欲しい配信だ。
また、今回はアイマス声優との初の対談形式コラボとなり、今後も続いていけば他ブランドとの接点も増え、『ヴイアライヴ』の活動を広げるきっかけにもなる企画なのではと思った。個人的には、候補生時代の愛夏さんがゲームショウのコラボで大きな影響を受けた、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の“小宮果穂”との対談、もしくは同アイドルを演じる河野ひよりさんとの対談も見てみたいところである。