モバイルアプリゲームのデータ分析プラットフォームを提供するSensorTowerの公式ブログにて、年末年始のモバイルゲームに関する市場分析レポートが公開された。
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以下、プレスリリースを引用奇跡の9連休でモバイルゲーム全体収益も前年比9%増の日本市場、収益トップはモンスト、DAUではツムツムが好調
2024年の年末から2025年の年始の日本におけるモバイルゲーム収益は4.7億ドルを記録、前年比9%増となりました。収益トップは前年と同じく『モンスターストライク』です。同期間の平均DAUでは『LINE:ディズニー ツムツム』が好調でした。
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年末年始の日本のモバイルゲーム収益は前年比9%増、モンストが2年連続トップをキープ
2024年の年末から2025年の年始にかけては、曜日の並びの関係で9連休だった方も多いのはないでしょうか。「奇跡の9連休」とも称されたこの期間(2024年12月28日から2025年1月5日)に、モバイルゲームをじっくり楽しんだという方もいらっしゃるでしょう。
Sensor Towerのデータによると、2024年12月28日から2025年1月5日までの日本におけるモバイルゲーム収益は4.7億ドルを記録し、前年比で9%の増加となりました。ストア別に見ると、App Storeで3.1億ドル(+11%)、Google Playで1.6億ドル(±0%)となっています。
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同期間に収益が高かった上位10のモバイルゲームを見ると、『モンスターストライク』(MIXI)の強さが際立ちます。Sensor Towerのデータによると、2024年12月28日から2025年1月5日までの日本におけるモバイルゲーム収益トップ10では、2年連続で同作がトップとなりました。
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『モンスターストライク』は、2025年1月1日から、ガチャ「新春!特別おまけ付き 超・獣神祭」を開始して新限定キャラクター「エル」が登場、加えてお正月仕様のネオとアビスが登場させるなど、2025年の幕開けとともに好スタートを切った形です。実際の収益で見ても、2位の『Fate Grand/Order』(Aniplex)に対して1.5倍の差をつけてトップとなっています。前年度との比較で順位を上げた唯一のタイトルは、『Fate Grand/Order』(Aniplex)です。同作も2025年1月1日から「ニューイヤー2025ピックアップ召喚」や「2025年お正月福袋召喚」をスタートさせました。2025年は「第2部 終章」が開幕するので、今後大きな盛り上がりを見せそうです。収益トップ5内のモバイルゲームとしては、2024年にリリースされた新作『Pokémon TCG Pocket』(The Pokémon Company)が4位、『学園アイドルマスター』(Bandai Namco Entertainment)が5位にランクインし、既存タイトルが3つ、新規タイトルが2つの割合になりました。これら上位5タイトルの収益ランキング推移でも、『モンスターストライク』の安定感がわかります。Sensor Towerのデータによると、2024年12月28日から2025年1月5日までの日本におけるApp Storeのモバイルゲーム収益で、大晦日から2025年1月5日までの6日間で『モンスターストライク』がトップをキープしています。
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2025年に12周年を迎える『モンスターストライク』ですが、同作のトップは2025年1月8日まで続いており、日本のモバイルゲーム市場において圧倒的な存在感を確認できます。
DAUではツムツムの存在感が際立つ、ポケモンIPモバイルゲームの人気を再確認
実際のプレイヤー数を推定できるDAU(デイリーアクティブユーザー数)ではどうでしょうか。Sensor Towerのデータによると、2024年12月28日から2025年1月5日までの日本におけるDAUにおいて、『LINE:ディズニー ツムツム』(LINE (LY Corporation))がトップとなりました。
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『LINE:ディズニー ツムツム』は日本における同期間のDAUで、2位の『にゃんこ大戦争』(PONOS)に1.8倍の差をつけてトップとなっています。同作は2024年12月26日から12月31日にかけて「年末ツムツムくじ」を開催、2025年1月1日からは「ティライブ~なかまと盛り上がろう~」をスタートさせ、こうした一連のゲーム内イベントがプレイヤーを活性化させたと推察できます。
また、DAUランキングトップ5内には、2つのポケモンIPゲームがランクインしています。4位はカードバトル、5位は位置情報ゲームとジャンルは異なるものの、日本におけるポケモンIPの人気がうかがえます。