◆大好きなんです
無印モンハンの時代から“幻獣”と称される古豪、“キリン”がやってくる……!! 2月1日から、狩猟シーンはキリン一色に染まりそうだなぁ……!!
そして――!
前回の記事でさわりを書いたけど、キリンに続いて現れるのが↓こちらの……!!!
そう、乱入という荒業は何も、イビルジョーの専売特許ではない。『モンハン:ワールド』の時代からはバゼルギウスもその役目を担って、積極的に狩場のバランス崩壊を実行してきたのである。
いやでも、こうやって新たな『モンハン』でその名を見ると、初めて対峙したときのことを思い出してしまうよ。
前述の通り、バゼルギウスは『モンハン:ワールド』のときからこの世界に君臨している。よって当然、俺がヤツと初対面を果たしたのは、いまから7年(!)も昔の2018年2月のことだ。
じつは当時のこと、すごくよく覚えているんだよね。
というのも、ちょうど7年まえの1月に俺はファミ通から独立し、自分の会社を立ち上げて未知の大海に漕ぎ出したばかりだったから。そんな忘れられない日々とバゼルギウスの出現はタイミングが完全に重なっているので、ヤツの巨体とブドウの房のような首回りを見るたびに、
「あのころは……ホンッッッ……トにたいへんだったなぁ(シミジミ)」
と、辛かった日々がフラッシュバックするのである(苦笑)。
そんなバゼルギウスとの初めての出会いを、俺は“逆鱗日和ワールド”というプレイ日記の中で克明に綴っている。ちょっと長いが、その部分をぜひお読みいただきたい!!
以下、引用。
◆◆◆
(前略)
鉱石を探し求めるうちに、いつしか俺は森の深い場所に迷い込んでいた。太陽の光も申し訳程度にしか入ってこない薄暗いポイントで、木々の間に何とも言えない物悲しい雰囲気が漂っている。
「そういえば子どものころ……実家の裏に、こことよく似た鬱蒼とした山林があったっけ……」
サワガニがうじゃうじゃと住み、化石がたくさん採れた裏山は、少年時代の俺にとっては格好の遊び場所ではあったが、あまりにも奥に行くことは両親から固く禁じられていた。理由を聞いても、
「危ないから」
で済まされてしまい、いまいち釈然としなかったものだが、もしかしたら……この古代樹の森のように“妙なもの”が棲んでいたのかもしれないなと、いま思う。
(中略)
そのときだった。
どこからともなく、クラシックオーケストラが奏でるような荘厳なメロディーが流れてきた。と同時に、わずかに届いていた陽光を遮るかのように、巨大な影が俺とモンスターをすっぽりと覆いつくしたのである。
「え……? 何?? ……レウスの乱入か??」
戸惑った声が口を突く。いつの間にか、俺のまわりに小さな黒い石がポトポトと転がっていて、白い煙をちらちらと上げているのが確認できた。
「これは……いったい……?」
対峙していた大型モンスターのことを忘れ、その石に接近しようとする。でも、その瞬間……!
ボボボボボボンッ!!!
我が分身の身体が、花火のように爆ぜた。その勢いで地面に叩きつけられ、ゴロゴロと無様に転がっている……。
「え!!? な、なんで吹っ飛んだの……!?」
意味がわからず、瞳孔が開ききった目で確認すると、体力が尋常じゃないくらい減っているではないか。な、なにが起こったんだ……?? そして……この空間に、何がいるんだ!!!?
「ちょ、やば……! ここにとどまるのは危険す」
言い終わらぬうちに、再び先ほどの巨大な影が画面を覆った。この大きさ……レウスじゃない! “もっとヤバい何か”だ!!
俺は全力で突っ走り、爆発した石の地点から距離を取った。そして……見た。
俺が追っていた大型モンスターに襲い掛かる、“異形のモノ”の姿を……!
巨大な翼−−。
波のようにうねる太い首−−。
不自然なまでに小さな顔−−。
そして……首と尻尾にぶら下がる、ブドウの房のような黒い石−−!!
あ、あいつだ……! あのグリフォンみたいなヤツが、さっきの爆ぜる石の持ち主だ!!!!
震えて動けなくなる俺を他所に、異形のモノはどこかに飛び去っていった。残されたのはヤツの痕跡と、爆ぜる小さな石……。その痕跡を調べながら、俺は心を奮い立たせた。
「よ、よし……! 痕跡を集めて、ヤツを追ってやる!!!」
神出鬼没の爆撃機・バゼルギウスとの激闘が始まる−−。
◆◆◆
なんかいま読んでも……鬼気迫る文章でワクワクしてくるなあ!!!www(自画自賛) こんなヤバいやつとの対決を、『モンハンNow』の刹那の狩猟でどう表現してくれるのか、いまから登場が待ち遠しくてならないわ!!
というわけで、次回からふつうの日記に戻りますw
続く。