今回扱うのは、プラットフォームアクション『クロッシーロードキャッスル』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:Apple Arcade対応
PS5:2970円(税込)
スイッチ:3150円(税込)
Xbox:2350円(税込)
『クロッシーロードキャッスル』とは
・ボクセルの動物たちが飛び回るプラットフォームアクション
・ランダムに出現するステージを連続で攻略
・オンライン/ローカルマルチで4人までプレイ可能
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は月額、他機種版は買い切り
・ゲーム内容は同様
・スマホ版は縦画面と横画面の両方に対応
どこかで見たようなギミック満載の2Dアクション
『クロッシーロードキャッスル』は、さまざまな仕掛けを乗り越えつつジャンプで足場を飛び移ってゴールを目指す、プラットフォームアクションだ。
乗ると崩れる足場、壁や足場の出現状況を切り換えるスイッチ、入り込むとまっすぐ射出されるタルめいたオブジェクトなど、どこかで見たようなギミックも多く、直感的にプレイできる。
各ステージはタワー形式になっており、短く区切られたステージをどんどん攻略していき、できる限り上を目指していくことになる。
残機にあたるハートは最大3つ、道中でコインを集めておけば、10階ごとに出現するマシンでハートを購入して回復することも可能だ。
30階に達するとボスとのバトルが発生し、ふだんのアクションとは少し違ったギミックを使って戦うことになる。
60階に進むとボスが再出現。攻撃パターンも変化しより手ごわくなっているため、攻略における壁ともなる。
攻略可能なタワーは複数種類用意されており、通算攻略フロア数が100に達するごとに新たなタワーをアンロックできる。
アンロックの順番はとくに固定されておらず、好きな順番で攻略していける。
ステージ内で手に入るコインなどを使えば、ガチャで使用キャラやキャラに着けるアクセサリーなども手に入る。
また、本作は最大4人でのマルチプレイに対応しており、賑やかに楽しむことも可能だ。
スマホ版は縦横両方の表示に対応!
本作はデバイス間でとくにゲーム内容に差はなく、左右移動とジャンプのみというシンプルさもあって操作性にもそこまで大きな違いはない。
スマホ版はバーチャルボタンから指がズレると移動が止まってしまうので、そこはやや気になるが、コントローラを接続してしまえばその問題も解決する。
ここまでに載せたスクリーンショットを見てもわかるように、スマホ版は縦画面表示にも対応しているが、横画面でのプレイも可能だ。
PS5版でプレイした際には独自の要素としてコントローラから操作している動物たちの鳴き声などが鳴る、といったものがあった。
あくまで音が鳴るだけではあるので、プレイ感に差が出るようなものではない。
なお、本作はスマホ版がApple Arcadeに対応しており、他機種版が買い切りなのに対しサブスク形式での購入となる。
購入形態とマルチの遊びやすさで選ぶべし!
本作はゲーム内容やマルチプレイ可能な人数などがデバイス間で変わらないため、もっとも大きな違いはサブスクか買い切りかといった購入形態の部分になるだろう。
すでにApple Arcadeを利用しているなら追加課金なしでプレイできるぶん、お得と言える。
一方で、スマホやタブレットでもコントローラをつなげば複数人でのプレイが可能だが、その場合は画面の大きさがややネックとなるだろう(Apple TVがある、画面を大きなモニターに出せるといった環境があれば別だが)。
ローカルマルチプレイを中心に楽しみたい場合は、他機種版を優先して選ぶといい。