今回扱うのは、指示されたアイテムを画面内から探していく『ロストインハーモニー』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:無料
スイッチ:916円(税込)
PC(Steam):889円(税込)
『ロストインハーモニー』とは
・障害物を避けるアクション要素が入った音ゲー
・少年とロボ、ふたりの主人公の物語が展開
・ハードモードは障害物も増えてけっこう忙しい
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は無料
・スマホ版はスタミナ制だが、広告なしで回復できるため実質無限スタミナ
・スマホ版はノーツをタッチ、他機種版は対応するボタン操作で処理する
アクション性をプラスしたリズムゲーム
『ロストインハーモニー』は、流れる音楽に合わせて各種操作を行いスコアを獲得していく、いわゆるリズムゲームだ。
本作はノーツに合わせて操作するだけでなく、画面の奥や手前から現れる障害物を避けるといったアクション要素も取り入れており、いわゆる音ゲーとは少し違った操作感が味わえる。
本作ではカイトとM.I.R.A.I.、ふたりの主人公の物語が用意されており、それぞれでステージを攻略していくことになる。
操作性などについては変わりがないものの、それぞれ操作キャラもステージもビジュアルが大きく変化するので、プレイ中の雰囲気にはけっこう違いが出る。
障害物の回避やノーツへの対応、画面下部に出現する光の上を走ることで得点を獲得、などゲーム要素が多く、画面の上を見たり下を見たりとやや忙しい本作。
ノーマル難度であれば操作頻度がそこまで高くないため、音ゲーに慣れていない人でも気軽に楽しめるだろう。
各ステージにはノーマルとハードの難度が用意されており、ハードになると出現する障害物も増加するため、目と手の忙しさはなかなかのものになり、歯ごたえも楽しめる。
値段と操作性に違いアリ!
本作のスマホ版は無料で配信されており、こちらはステージをプレイするのにライフ、いわゆるスタミナを消費する形式だ。
スタミナは時間経過でも回復するのだが、本稿執筆時点では広告を再生してライフを回復すると思われるボタンを押すと、広告再生なしでライフが回復したため、実質無料で遊び放題となっている。
他機種版は有料となっているが、スマホ版と有料版とでステージ数に違いはないが、スマホ版と他機種版ではプレイ中の操作性に違いがある。
左右の移動は、スマホ版だと固定された幅を移動するが、他機種版では微調整もできるようになっているぶん、スマホ版よりも正確な操作が要求される。
また、スマホ版はノーツを直接タップする形式であるのに対し、他機種版は左から右に流れるノーツに対応したボタンを押す形式になっている。
PC版はノーツの流れてくるラインが上から順にS、D、F、Gのキーに対応しており、こちらはノーツが縦、キーが横に並んでいる違いはあるものの、スイッチ版よりは判別しやすそうだ。
スマホ版はノーツの出現位置が上下左右にバラけはするものの、タップしさえすればいいので、より直感的にプレイできる。
値段・操作性ともにスマホ版がオススメ!
本作はスマホ版が無料、かつプレイできるステージの制限もなく、スタミナも実質無限となっているため、他機種版の操作性にこだわるのでなければスマホ版がオススメだ。
他機種版も値段自体はそこまで高くないので、セールでさらに安くなったタイミングであれば、ノーツ操作をボタンやキーボードで行いたい、という人はこちらを購入するのもアリだろう。