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『ヴイアライヴ』アイドルたちのデビューを祝いつつ未来へ向けた情熱に魅せられた決起会!初の有観客イベント“PRODUCER MEETING 2024 -FROM NOW ON!!!-”リポート

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『ヴイアライヴ』アイドルたちのデビューを祝いつつ未来へ向けた情熱に魅せられた決起会!初の有観客イベント“PRODUCER MEETING 2024 -FROM NOW ON!!!-”リポート
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待ちに待った初の有観客イベント!アイドルたちを支える熱き“プロデューサー”たちが集結

2024年9月28日、東京都にあるライブハウス・GARDEN 新木場FACTORYにて、『アイドルマスター』シリーズのライバーアイドルプロジェクト『ヴイアライヴ』のイベント“PROJECT IM@S vα-liv PRODUCER MEETING 2024 -FROM NOW ON!!!-”が開催された。

今回は初めての有観客イベントで、6月に“876プロダクション”のアイドルとしてデビューした3人を改めて祝いつつ今後の活動に向けた決起会となっている。ただし、歌唱をメインとしたライブイベントではなく、バラエティコーナーやライブコーナーなど、さまざまな企画が盛り込まれたファンイベントである。

【出演者】
灯里愛夏、上水流宇宙、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワ

アイドルと“プロデューサー”がいっしょに楽しみながら絆を深める機会となったイベントの模様をリポートする。
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バラエティコーナーでは勝股Pも大活躍!ライブコーナーでは3人の熱いパフォーマンスで盛り上がる!

まずは、ライブが始まる前の注意事項を、メンバー3人が会場と配信で観ている“プロデューサー”に向けて行う。が、宇宙さんが今回はファンミーティングなのでアンコールは行わない、ということを告げると、会場から「えー!」という残念がる声。それに対して、「私じゃなくて勝股さんに言ってくださいよー!」と宇宙さんがぼやくと会場が笑いに包まれ、ライブ開始前から楽しませてくれる。

そんな笑いを取ったところからイベントが始まると、全体曲の“リローディング”を3人がかっこよく、そして力強く披露。これまで何度も歌われた曲だが、初となる有観客かつライブ衣装での生歌に“プロデューサー”がいつも以上の力強いコールで応援。オープニングから凄まじい盛り上がりとなった。
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アイドルも“プロデューサー”もバッチリ温まったところで、続いては“みんなでヴイアラミーティング!!!”というバラエティコーナーへと移る。ここでは進行役として、プロジェクトプロデューサーである勝股春樹氏が登場。まずは、“Pが選ぶ!ヴイアラここ好き5選!”として、“プロデューサー”が好きな『ヴイアライヴ』のポイントをランキング形式で紹介していく。内容は以下の通りだ。
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第5位:親近感・距離感の近さ
第4位:リアルタイム性、ライブ感
第3位:三人の関係性、集まったときの雰囲気
第2位:成長を感じられるところ
第1位:応援したくなる、本気の姿勢・挑む姿

第5位と第4位については、共通している部分としてやはり配信でのコメントやSNSを通して、双方向でやり取りできるライバーアイドルの特性に言及している意見が多かった。3位の“三人の関係性”については、ただの友達ではなく共に戦い抜いてきた戦友のような感覚があると3人もコメント。合同配信などを見ればわかるが、それぞれのポジショニングが自然と確立されており、軽快に交わされるトークは大きな魅力と言えるだろう。第2位と第1位も関係性は深く、本気で挑むからこそ3人の成長が感じられ、その姿に「頑張れ!」と思わず応援したくなる。アイドルたちもその声に応えるべく、さらに自己研鑽に励むという熱い絆も語られる。さらに、努力する姿に影響を受けて新しい挑戦を始めた“プロデューサー”も多くいるとのことで、3人の影響力の大きさも感じさせてくれる。

ここでは、せっかくの有観客ということで、任意で挙手した会場の“プロデューサー”ひとりを選んでインタビューをするという企画も行われる。こういったアットホームな感覚があるのも、『
ヴイアライヴ』の魅力と言えるだろう。

続いては“ヴイア“ラウド”バトル”と題して、3人が豪華なケータリングを手に入れるために競い合う企画が行われる。こちらは、お題に沿ってアイドルたちがさまざまなアクションを行って、どのメンバーがいちばん上手くできていたかを、拍手と歓声で決めるという内容だ。なんと、デシベル計を使って正確に計測するということで、なんとなくの雰囲気ではなくしっかりと数字で結果がわかる状況だ。
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お題は『アイドルマスター』らしく、ボーカル、ビジュアル、ダンスの3つとなっており、まずはボーカルからチャレンジ。過去の配信にて素材として使われた勝股氏の「うわぁぁぁぁ…!」という叫び声が流され、どれだけアイドルたちが似た声を出せるかという内容だ。はたしてボーカル力と関係があるのかと疑問を呈しながらも、頑張って低音を使って絶叫を再現。「私、このSE嫌い…」と少々ゴネていた宇宙さんも「お仕事だから」と勝股氏に促され、意を決してチャレンジ。判定結果は引き分けとなる。

続いてのビジュアルでは、清楚なポーズで表現力を見せつけるという内容。自信満々でポーズを決める宇宙さんに続いて、どうしたらいいかわからないと頭を捻った結果、レトラさんは学校で先輩の声をかけるというシチュエーション込みの表現で切り抜ける。愛夏さんもシチュエーション込みでのチャレンジだったが、なんとハンバーグを作ってきたという内容である。愛夏さんの料理は、少々壊滅的な見た目のものが出来上がることは“プロデューサー”の中では周知の事実となっており、会場からは「えぇ…」というリアクションや笑いが漏れていた。こちらも判定結果は引き分けとなる

最後のダンスは、曲に合わせてカッコイイ決めポーズをするという内容だ。冒頭では、お題の内容を聞いた瞬間、ダンスに少々苦手意識のあるレトラさんはがっくりと肩を落とし、ふたりが必死で慰めるといった場面もあり、3人の関係性に心が温まる瞬間だった。愛夏さんはバレエの動きを生かした優雅な動きを見せ、トップクラスのダンス力を持つ宇宙さんもカッコイイポーズで見事に決める。絶望的な様子を見せるレトラさんは、宇宙さんからアドバイスをもらって何とかチャレンジしたが上手くいかなかったようでかなり落ち込み気味。最後の判定は愛夏さんが勝利で、見事に豪華ケータリングを獲得。しかし、愛夏さんが判定中“プロデューサー”といっしょに声を上げてしまったという少々疑惑の結果となってしまったので、ケータリングは3人で分けると語っていた。
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続いては、いよいよ“ヴイアLIVE”と題したライブコーナーだ。まずは、“みんなで選ぶ!イベントソロ曲!”ということで“プロデューサー”から募集したソロカバー曲を披露することになった。1曲目は、レトラさんが担当し、選ばれた楽曲は『電音部』から“焼ケ鮭”。和のテイスト盛り込まれたノリノリのクラブサウンドだが、ひたすら飲みまくっている(歌詞で飲酒かどうか明確にしていない)様子を描いたユニークな曲で、飲酒配信で盛り上がるレトラさんにピッタリの選曲だ。
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続いて、愛夏さんが歌うのは『アイドルマスター ミリオンライブ!』から“スペードのQ”。エスニックな雰囲気の曲調が印象的で、愛夏さんの高い表現力から生まれる可愛らしいダンスと、ウィスパーでセクシーな歌声に魅了される。
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宇宙さんは『アイドルマスター』から、“Next Life”。アイマス楽曲の中でも屈指のダンスナンバーで、全編に渡って歌の表現よりもダンスパフォーマンスの方が比重が高いのではと思えるほどハードなナンバーである。しかし、そこはメンバー随一のダンス力を持つ宇宙さん。本家に負けないハイレベルのステージを見せつけ、“プロデューサー”を圧倒した。
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MCではそれぞれのカバー曲について振り返り、レトラさんは会場ではお酒は飲めないからと“プロデューサー”に水を勧め、「2リットル以上飲むといいらしい」とアドバイス。こちらは、前日に行われた開催直前配信で匂わせ発言もあったので、予想していた“プロデューサー”も多かったようだ。愛夏さんの“スペードのQ”については、自分なりの表現とアレンジも加えているとのことで、幅広い表現力を持つ愛夏さんらしいアプローチをしていたようだ。宇宙さんは、ダンサブルな曲ながら途中にはスピリチュアルな雰囲気の優雅さが盛り込まれており、原曲の魅力を伝えたかったとコメント。すると、その完成度を称えるように大きな拍手が送られた。

続いては、いよいよオリジナルソロ曲のパートへと移る。今回のイベントに至るまで、それぞれが自身のチャンネル枠での配信にてソロ曲を披露してきたが、有観客かつライブ衣装を着用してのステージは初となる。トップバッターを飾ったのは愛夏さんの“ともすれば、(中略)アイドル”。ゆったりしたイントロから、終始ノリノリのコール&レスポンスに、台詞パートも盛り込まれるハイカロリーな1曲。終盤に向けてどんどんスピードアップしていき爆発オチで終わるパフォーマンスに会場のボルテージは一気に最高潮に。
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じつは曲中に舞台セットのトラブルが起きていたようで、急遽、勝股氏が登場し状況を説明。終盤、愛夏さんが上手側に寄ってパフォーマンスしていたように見えたが、これが原因だったのだろうか。しかしながら、慌てずにしっかりと最後までパフォーマンスしており、こういった部分でもアイドルとしての成長が感じられる。また、場を繋ぐためにすぐに舞台に登場し、短いながらトークで盛り上げた勝股氏のファインプレーも流石である。

2分程度でステージが復旧し、続いては宇宙さんの“公転周期”。リズミカルで心地いいEDMサウンドに宇宙さんの落ち着いた歌声がミックスされる。クールなダンスパフォーマンスにも魅了される1曲で、聞いているだけで体がリズムを刻みたくなるドライビングミュージックだ。
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レトラさんの“群青イニシエーション”は、ゆったりとした切ない歌声が印象的なバラードナンバー。ハイレベルな歌唱力に圧倒されつつ、サビに向けて少しずつ力強くなっていく歌声と曲調で、不思議な浮遊感に包まれるパフォーマンスだ。
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MCではオリジナル曲についての感想も語り、コール&レスポンスが特徴的な愛夏さんのパフォーマンスでは、“プロデューサー”の生の声が聞けて本当に嬉しいと興奮しきり。配信で披露した際はコール&レスポンスもすべてひとりでやっていたが、今回は“プロデューサー”に任せたとのことで、完璧な“プロデューサー”のパフォーマンスにも感謝を述べた。宇宙さんは、客席からの音の聴こえ具合を“プロデューサー”に尋ね、配信とまた違った音になっていたと聞くと「私も聴きたかった―!」と残念がるという、EDMサウンドにこだわりのある宇宙さんらしいコメントだ。レトラさんは、曲の冒頭で「いっしょに歌って―!」と無茶ぶりしたところで、しっかりと声を合わせてきた“プロデューサー”に称賛を送り、ペンライトを振ってくれたことについて感謝を述べた。

つぎはいよいよラストナンバーということで、3人から最後の挨拶が行われる。宇宙さんは、スタンディングイベントということで、疲れている“プロデューサー”を気づかって、まずはいっしょに屈伸をしてリラックス。そして、初めての有観客単独イベントということで、目の前の“プロデューサー”は本当に自分たちを見るためだけに来てくれた、そのありがたさを改めて実感したとのこと。レトラさんは、自分のソロ曲にはコール&レスポンスがないので、いつもの挨拶である「レットラGO!」の掛け声でコール&レスポンスを行い満足げな様子。愛夏さんは会場と配信で観ている“プロデューサー”への感謝を述べつつ、応援してくれる皆のためにもっと上を目指すという熱い決意を語り、会場は大きな歓声に包まれた。

最後に披露されたのは『
アイドルマスター ディアリースターズ』から、“ハッピース”。ポップで可愛らしいナンバーは、3人の絆を表現しつつ、“プロデューサー”に向かって、これからの未来をいっしょに歩んでいこうという願いも込められているような、ラストにピッタリのナンバーで昼公演が終了する。
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伝説はここから…1stライブも発表され、さらなる飛躍を感じられたイベント

夜公演も、全体曲の“リローディング”で幕を明け、最初のバラエティコーナーへ。再び、プロジェクトプロデューサーの勝股氏が登場するが、直前にアイドルたちがその場でクルリと回って衣装を紹介する恒例の流れがあったこともあり、何故か会場からは勝股氏に向かっても「回ってー!」と声も。戸惑いつつもしっかり回ってくれるノリの良さに大きな歓声が上がる。
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勝股氏の進行のもと、まず3人が挑戦するのは“公開ギリギリ、マシュマロさばき”。匿名メッセージサービス・マシュマロを使って3人に寄せられた質問について、それぞれ10問ずつ、ノンストップでさばいていくという、ライバーアイドルやストリーマーの定番企画である。レトラさん、愛夏さんはこれまでに経験があるものの、宇宙さんは初挑戦で、「“プロデューサー”さんが変な質問、送ってきてないかな…」と心配な様子。
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まずは、3人の中で最初にマシュマロを使った企画を行ったレトラさんから挑戦する。他のふたりが良く叫んでいるが、自分も叫びたいと思うかという質問については、叫びたいわけではないがもっと自分も前に出たいと、自己アピール。その他の質問についても切れ味鋭い返しで、どんどんとマシュマロをさばき、あっという間に10問を片付ける。普段だったら、もっとハードにさばくと自信も見せていた。
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続いては、初めてのマシュマロさばきを行う宇宙さん。嫌いな食べ物であるしいたけについてや、他のふたりからは不評で“プロデューサー”の中でも物議をかもしている宇宙さん推薦の公式挨拶「バイアラ」に関する話題など、さまざまなネタをなんとかさばききった。ただ、質問内容としてやや微妙、もしくは酷いネタ、通称“クソマロ”については、鋭く切り捨てるレトラさんに対して、宇宙さんがまだまだ非情になりきれない様子。しかし、伸びしろはありそうな感じだったので、改めて宇宙さんの単独マシュマロ企画は見てみたいところだ。
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ラストの愛夏さんは、度々熱弁するラーメンネタに関する話題やイベントの直近でリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークスに関する時事ネタなどが登場する中、愛夏さんのパワーキャラ設定を決定づけた腹筋に関するネタも登場。1ヵ月で腹筋約3500回を行った自身の企画に触れ、「皆さん、できます!?」と会場に呼びかけると、一部から「できる」という声が上がり、売り言葉に買い言葉と言えばいいのか、「10月中にもう1回、同じ回数腹筋する!」と宣言。「その代わり、できるって言った“プロデューサー”さんもやってね!?」と息巻いていた。
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ここで、なんとアイドルたちから「勝股さんもやらないの?」と振られ、一応用意していたということで、勝股氏のマシュマロさばきもスタート。おもに今後の活動に関する内容が多く、比較的まともな質問が続く。地方から遠征してきた“プロデューサー”から都心部に住む“プロデューサー”への質問も盛り込まれており、おすすめの食事処を教えてほしいという内容も。こちらは、昼公演と同じく、ランダムに選ばれた現地の“プロデューサー”が答えており、3人対する激励メッセージも送られていた。
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続いては豪華な打ち上げ賞品をゲットするために、3人がクイズに挑戦する“プロデューサー協力型難問クイズチャレンジ!”へ。過去の配信に関する高難易度のクイズが出題され、制限時間内に解答しなければならないのだが、会場の“プロデューサー”からジェスチャーを使ったヒントを貰うことができるというルールだ。1問目は愛夏さんのイラストに関する3択問題で、会場からもかなり有力なヒントが得られたうえ、愛夏さんも間違いないと確信めいたものがあったようだが、まさかの不正解。
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2問目は、レトラさんが過去に行ったポエトリー配信から、歌詞の穴埋め問題が出題される。こちらはレトラさんもなかなか思い出せず、選択肢がない穴埋め問題で“プロデューサー”もジェスチャーでのヒントが出しづらい状況だ。けっきょく思い出せないまま、問題は不正解。実際に映像で確認することとなったが、曲を聞いた瞬間に「あ、思い出した!」と、少々悔しそうな様子。

3問目の大晦日配信に関する話題については何とか正解できたものの、1問正解では豪華打ち上げ獲得には残念ながら届かない。しかし、ここで3人から“泣きの1問”をやって欲しいと頼まれ、最後は勝股氏の身長が何cmなのかという4択問題に挑戦。“プロデューサー”からのヒントもしっかりと参考にしながら無事正解となり、3人には有名焼肉店の金券が送られることとなった。

続いては、ライブコーナーへと移り、昼公演に続いて“プロデューサー”からのリクエストによるカバー曲コーナー。トップバッターは、『
アイドルマスター ミリオンライブ!』から愛夏さんがカバーする“きまぐれユモレスク”だ。ゆったりとした曲調と切ないウィスパーボイスに、可愛らしいダンスもミックスされたキュートな雰囲気のミドルバラード。昼公演と曲調は違うものの、雰囲気の似た曲が選ばれており、愛夏さんの表現力をもっと見たいという“プロデューサー”の思いが感じられる選曲だ。
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宇宙さんがカバーする曲は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』から“無重力シャトル”。コール&レスポンスが楽しい人気楽曲は、曲名が表示された瞬間に大きな歓声が上がった。宇宙さんにピッタリの“宇宙”がテーマとなっている曲で会場も大盛り上がり。
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レトラさんは『アイドルマスター ミリオンライブ!』から“流星群”を披露。過去にはバンドボーカルとして活動していたこともあるレトラさんにピッタリのロックナンバーを、スタンドマイクを使ったパフォーマンスで熱く歌い上げる。こちらも曲名が表記された瞬間に凄まじい歓声が上がり、“プロデューサー”の「ハイ!ハイ!」という熱いコールが極上のパフォーマンスをさらに盛り上げた。
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MCでは、カバー曲について振り返り、愛夏さんの“きまぐれユモレスク”はダントツの投票率だったということで、文句なしで採用された曲だと語っており、改めて愛夏さんの可愛さを観たいという“プロデューサー”の思いの強さが感じられる。宇宙さんは、“宇宙”がテーマの曲であり、コール&レスポンスができるという点でも大好きな曲なので、会場と一体になって楽しめて嬉しかったと語る。レトラさんは、スタンドマイクを使った演出に触れつつ、自分のパフォーマンスが“プロデューサー”の心に染みわたったことを確認すると満足そうな笑顔を見せる。

昼公演に続いて、それぞれのソロ曲も披露され、今回はトラブルもなく無事に3曲続けて歌われる。イベントも終盤ということで、昼公演以上に熱くパフォーマンスする3人に“プロデューサー”からも大きな声援と拍手が送られる。
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最後のMCではまず、ソロ曲の感想が語られ、愛夏さんは最高に楽しかったと大声で嬉しさをアピール。「もっともっと、皆とやっぴーできるように頑張る!」と興奮で飛び跳ねながら熱い思いを語ってくれた。続けて歌った宇宙さんは、愛夏さんとの曲とテンション落差が凄いとSNSで書かれていたという話題で笑いを取りつつ、夜公演でも音の聴こえ具合を確認。「私も聴きたいから、誰か歌って!」と無茶ぶりをしてさらに笑いを取りながらも、大好きな曲を大好きな皆の前で歌えてうれしかったと熱い思いを語ってくれた。レトラさんは、自分のソロ曲はコールするような曲ではなく、熱い思いがあっても声は出せないと思うからと前置きし、改めてここで歓声を聞かせて欲しいと語り掛ける。“プロデューサー”からの大きな歓声に嬉しそうな声で、「皆の居場所になれていたら」とコメントし、さらに大きな拍手が上がっていた。

続いて最後の挨拶も行われ、宇宙さんは、ここまで決して順調ではなかったと語りつつ、自身が誕生日に語った“雲外蒼天”の言葉通り、努力した先に楽しいことがあると実感できたと満ち足りた笑顔を見せる。レトラさんはバンド活動を離れ、それでも歌いたいという思いを抱え続ける中で『
ヴイアライヴ』と出会った自身の過去を回想。この一面に広がるペンライトを過去の自分に見せたらどう思うだろうと感極まった様子。しかし、まだまだ満足していないので泣きたくないと語り、活動を通じて“プロデューサー”との絆も増やして、大きなものにしていきたいと熱く語った。愛夏さんは、誰一人欠けることなく皆で勝ち取ったこの衣装を身に着け、“プロデューサー”の前で大切な曲が歌えたことが嬉しかったと震える声で語る。そして、これから先、楽しいことばかりではないと思うけど、3人と“プロデューサー”がいれば乗り越えられると力強くアピールし、これからもいっしょに走り続けて欲しいと呼びかけると、大きな声援がこれに応えた。

ラストナンバーは、昼公演と同じく“ハッピース”が披露され、タイトル通りに幸福感に満たされたエンディングを迎える。3人が退場した後には、所属事務所である“876プロ”の社長・“石川実”が映像で登場し、今後の活動に関する情報を発表。2025年3月にはいよいよ1stライブが開催されることも発表し、興奮冷めやらないイベントが幕を閉じた。
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初めての有観客単独イベントは、決して大きい会場ではないものの、“プロデューサー”の熱量では他のコンテンツと比べても遜色がないほどの盛り上がり。ライバーアイドルという特性もあって、MCや企画コーナーも初イベントとは思えないテンポの良さで、時間があっという間に感じてしまった。

今回のライブ会場があった新木場は、同じ場所ではないものの、『
アイドルマスター』の最初のライブが行われた地でもあり、アイマス史においても重要な場所だ。先輩たちの活躍に続くように、これから飛躍していくであろうアイドルたちの伝説の始まりを目撃したような、熱い思いがこみ上げるイベントだった。

こちらのライブは有料生配信も行われており、現在、アーカイブが公開中。こちらもぜひチェックしていただきたい。
配信情報はこちら

【昼公演セットリスト】
1.リローディング:灯里愛夏、上水流宇宙、レトラ
2.焼ケ鮭:レトラ
3.スペードのQ:灯里愛夏
4.Next Life:上水流宇宙
5.ともすれば、(中略)アイドル:灯里愛夏
6.公転周期:上水流宇宙
7.群青イニシエーション:レトラ
8.ハッピース:灯里愛夏、上水流宇宙、レトラ

【夜公演セットリスト】
1.リローディング:灯里愛夏、上水流宇宙、レトラ
2.きまぐれユモレスク:灯里愛夏
3.無重力シャトル:上水流宇宙
4.流星群:レトラ
5.ともすれば、(中略)アイドル:灯里愛夏
6.公転周期:上水流宇宙
7.群青イニシエーション:レトラ
8.ハッピース:灯里愛夏、上水流宇宙、レトラ
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