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3.5周年を迎えたブルアカは日本が最大の市場、ストーリー性の高い女性キャラゲーム好きの若い男性から大きな支持
2024年8月4日に日本でのリリース3.5周年を迎えた『ブルーアーカイブ』。同作は、韓国、アメリカ、中国などでもリリースされていますが(2024年7月末時点)、日本が最大の市場でMAUやRPDでも圧倒的なデータが確認できます。
ブルアカ世界収益の70%を占める日本、RPDは韓国・アメリカよりも高くMAUも高水準を維持
2021年2月に日本でリリースされた『ブルーアーカイブ』(Yostar)は、プレイヤーが学園都市「キヴォトス」の先生となって、個性豊かで魅力的な生徒たちと共に絆を深めながら問題を解決していくというストーリー。日本では「ブルアカ」の名称で親しまれるモバイルスクワッドRPGです。
2024年8月4日に日本で3.5周年を迎えた同作は、7月22日からゲーム内イベントや限定パックの発売などを開始しました。また、8月からはコンビニエンスストア「ローソン」や温泉施設「祭の湯」とのコラボなど、ゲーム外でのプロモーションも積極的に展開しました。
Sensor Towerのデータによると、2021年2月4日から2024年8月3日までの『ブルーアーカイブ』の市場別シェアでは、日本がダウンロード数で34%、収益で72%のシェアを占め、世界最大の市場となっています。
ブルアカユーザーは男性が90%近くを占め、ストーリー性の高い女性キャラゲームを好む
Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると、日本における『ブルーアーカイブ』のユーザーの男女比は、男性9:女性1の比率になっています。年齢層では、25~34歳の層が最も多く(約40%)、次に多い18~24歳の層と合わせると75%になります。以上のデータから、日本での同作は、18~34歳の男性ユーザーからの支持が大きいと言えます。
実際、広告においてもこの傾向が確認できます。Sensor Towerのデータによると、2024年7月の日本における『ブルーアーカイブ』のYouTube広告では、実写の広告クリエイティブはなく、女性キャラクターにフォーカスしたダイアローグやCVなどに特化した内容が大部分を占めています。これは上記のユーザーデータに合わせて、意図的に展開していると思われます。