今回扱うのは、錯視を利用したパズルゲーム『Superliminal』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:無料
Android:無料
※フルゲームの解放には課金が必要
PS4:2310円(税込)
スイッチ:2050円(税込)
PC(Steam):2050円(税込)
『Superliminal』とは
・錯視を利用したパズルゲーム
・見えかたによってオブジェクトの大きさが変化
・怪しい実験めいた不穏な雰囲気も魅力
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は最初のステージを無料でプレイ可能
・スマホ版でフルゲームをアンロックするための課金も他機種版より安価
・操作性やゲーム内容にはほぼ差なし
見えるものがそのまま真実になる
『Superliminal』は、錯視を利用したパズルゲームだ。
遠近法による大きさの変化が見た目だけでなく実際の大きさに影響したり、特定の位置と角度から見ることで浮かび上がってくるオブジェクトを利用するなど、さまざまな錯視トリックを使った仕掛けが用意されている。
本作では、見えかたがそのままオブジェクトの大きさなどに影響するようになっており、これを利用してオブジェクトを小さくしたり大きくしたりすることでパズルを解いていく。
錯視と言うと複雑そうだが、プレイしてみるとルールは直感的に理解できる。ルール自体はシンプルで、ギミックを解く閃きを得られるかが重要だ。
パズルゲームではシンプルに問題を解いていくだけのものも多いが、本作は主人公(プレイヤー)が夢治療を受けているという設定も用意されている。
最初のステージではラボのような空間で仕掛けを解いていくのだが、ときには舞台裏のような場所が見えて胡散臭さが漂うなど、パズル以外の部分でも楽しませてくれる。
1人称視点かつ、操作可能なオブジェクトを探したり拾い上げたオブジェクトを持って視点を動かしたりとカメラをよく動かすので、カメラ酔いしやすい人は要注意だが、ゲームならではのパズルが楽しめる作品だ。
PCなどでリリースされた際にも話題を呼んだ本作、特殊なパズルで頭を使ってみたいという人にはオススメだ。
スマホ版は最初のステージを無料でプレイ可能!
本作は見えかたがそのまま大きさの変化に直結する、というルールが肝になるぶん、操作はシンプルだ。
そのため、デバイスによる操作性の違いはそこまでなく、コントローラー操作でもタッチ操作でもとくに不便はない。
価格面を見てみると、他機種版が約2000円なのに対し、スマホ版はダウンロード自体は無料で、課金をするとフルゲームがアンロックされるかたちになっている。
フルゲームのアンロックも他機種版に比べると安価になっているため、よりお得に遊べるのはスマホ版だろう。
なお、ゲーム本編をクリアーすると解放されるチャレンジモード(最少手順でのクリアーを目指すモード)などについても、スマホ版にも収録されている。
手軽に遊ぶならスマホ版!
本作はスマホ版でもゲーム内容や操作感に大きな違いがなく、値段の面ではむしろ安価となっている。
画面サイズなどにこだわりがないのであれば、移動時間で手軽に遊ぶことができ値段的にもお得なスマホ版がオススメだ。
画面酔いなどを考慮して大きな画面でプレイしたい、という場合は他機種版を選ぶのもいいだろう。
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