『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2024-05-09 19:54 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
2016年5月、いまから8年前に位置情報アプリ『Ingress』を支えるスポンサー企業のひとつ、伊藤園がポータルの占有状況を3Dホログラムなどを使って可視化する“XM-Profiler”を開発。
国内4ヵ所に設置され、多くのエージェントがポータルを奪い合った。
本記事では『Ingress』の一時代を築いたのち2022年に撤去された機体がどうなったのか。
ポータルデータが南極に配置されるも、それ以外の情報がなかったXM-Profilerにフリーライター・深津庵が再会。
空白の2年間を補完するエピソードと合わせてリポートしていく。
エージェント界隈では“飲料が出ない自販機”とも呼ばれ愛されてきた“XM-Profiler”は、1号機が東京・お台場に設置されたのち、2016年に2号機が宮城県仙台市、3号機が大阪府大阪市、そして2017年には4号機が京都府京都市へとその数を増やしていった。
“XM-Profiler”そのものがポータルであり、奪い合う様子がモニターや3Dホログラムに反映される特別な体験は、いまなお多くのエージェントたちの記憶に残っているはずだ。
しかし、2022年3月の1号機撤去をきっかけに全機が回収。
現在はポータル情報のみが南極で現存しているという状況になっている。
■1号機お披露目リポート
■1号機撤去リポート
おそらく相当な開発費がかかっているこれら“XM-Profiler”はその後どうなったのか。
深津はずーっと気になっていた。
跡形もなく解体されてしまったのか、メンテナンスが終わったらNianticは新しい設置場所を探してくれるのか。
もしかして機体が南極に!?……と、まぁいろいろ夢は広がるばかり。
そして2024年5月、大型連休明けにとある取材のため東京某所にあるNianticを訪問。
「内緒で見せたいものがある」
集まるメディア陣のブースから連れ出された深津の前に……
ただのハリボテじゃない。
設置場所が社屋ということでポータルとしての機能は停止しているがちゃんと電源がはいっている。
聞けばこの機体、当時屋内に設置され状態がとてもよかった大阪の3号機で、Niantic, Inc. CEOであるジョン・ハンケ氏のサインが書かれていた1号機のメンテナンス口を移植したニコイチ機体だという。
この1号機+3号機のニコイチ機体、置き場のなかった伊藤園からNianticが引き取り、大型連休の前後からセカンドライフを送り始めたばかり。
そこにタイミングよく伺うことができたというわけだ。
■当日の匂わせポスト
おまえっ!!
(匂わせ#Ingress #Niantic pic.twitter.com/hVJAArtD8E— 深津庵 -hukatu an-🌞 (@Takam_crea) May 7, 2024
Nianticが今回引き取った理由は“いろいろな思い出のある機体”だからとのこと。
先述した通り、このニコイチ機体がポータルとして再稼働するのは難しいだろう。
それでもこうして再び動いている姿を、もっとも安心できる場所で確認できたことは本当にうれしい。
これまで大切に保管してくれていた伊藤園さんにありがとう。
そして引き取ってくれたNianticのみなさん、これからも“XM-Profiler”をよろしくお願いします!!
P.N.深津庵
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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