【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ？#99】PS版とPC版はVRにも対応！爆弾解除ゲーム『完全爆弾解除マニュアル』

映画でよく見るあのシーンがゲームに！

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第99回。

今回扱うのは、複数のプレイヤーが協力して爆弾を解除する『完全爆弾解除マニュアル：Keep Talking and Nobody Explodes』（以下、『完全爆弾解除マニュアル』）。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

解除する？　指示を出す？

『完全爆弾解除マニュアル』は、名前の通り時限爆弾を解除し爆発を防ぐことが目的のゲーム。

本作のユニークなところは、爆弾に取り付けられているモジュール（仕掛け）を解除するためのマニュアルがゲーム内では確認できず、マニュアルを見ながら解除方法を指示するプレイヤーと実際に操作して解除を行うプレイヤーとで協力して遊ぶという点だ。

指示側は画面を見ずに、解除側はマニュアルを見ずにプレイするため、プレイヤー間で上手く情報を伝えられるかが重要になる。

映画によくある爆弾解除シーンでは迫る爆発の時間にハラハラしながら解除を見守ることになるが、本作ではそのハラハラを自身で体験できる。

指示役はマニュアルだけを見ているので、まずは解除側がどんなモジュールがあるか、各モジュールはどんな状況かを伝え、指示役はその情報をもとにマニュアルから正しい解除手順を探していくことになる。

正しい対応がわかれば淡々と解除できるのだが、お互いに自分の持っている情報しか見えないため、実際にプレイしてみると意外とやり取りに手間取り、時間切れとなって爆散することも珍しくない。

また、爆弾ごとにミスが許容される回数も決まっており、適当に解除しようとすると時間切れを待たずして爆発してしまう。

プレイモードとしては、決まったモジュールが出現し、次第にむずかしくなっていく爆弾モードと、制限時間やモジュール数、特殊モジュールの有無などを設定できるフリープレイが用意されている。

フリープレイでは一度のミスでゲームオーバーとなるハードコアモードの設定もでき、よりスリルのある解体にチャレンジできる。

ひとりがソフトを持っていれば協力プレイができるため財布にもやさしく、手軽に盛り上がれる作品だ。

基本的に大きな差はなし！

本作はデバイスによるゲーム内容の差がなく、販売価格も同程度だ。

他機種版ではスティック操作などで爆弾を自由に回転させてモジュールなどを探せるが、スマホ版では回転ボタンをタップして回す形式となっている。

とは言え、モジュールの解除などで細かな操作テクを要求するゲームではないので、操作性の差も気にするようなレベルではない。

機種間での最大の違いを挙げるとすれば、PS版及びPC版はVRにも対応しているところ。

解除すべき爆弾が目の前に見える、という点でより強い臨場感が味わえそうだ。

ゲーム自体の差ではないが、スマホ版であればより手軽に持ち歩けるので、友人と集まる際にプレイしやすいのはひとつポイントだろう。

解除マニュアルはPDFで保存することもできるが、web上で見ることもできるのでネット環境さえあればどこでもプレイ可能だ。

いろいろな場所で遊ぶならスマホ版！

本作のデバイス選びでポイントとなるのは、まずどこでプレイするかという点。

基本的に家のなかでプレイするなら、スイッチ版やPS版、PC版でもスマホ版でも問題はないだろう（VRで楽しみたいならPSかPCのどちらか）。

外で友人と集まった際にプレイするのであれば、取り回しのいいスマホ版がオススメだ。

ゲームプレイ自体に差はないので、単純にセールタイミングなどで安く買えるものを選ぶのもいいだろう。

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