【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#93】価格以外の違いはほぼなし!6桁の電話番号で奇妙な世界を旅する『Strange Telephone』
2023-11-12 13:00 投稿
電話でつながる奇妙な世界
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第93回。
今回扱うのは、シリーズ10作目にあたるサバイバルホラーアクションの『Strange Telephone』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:600円(税込)
Android:490円(税込)
ニンテンドースイッチ:980円(税込)
PC(Steam):498円(税込)
『Strange Telephone』とは
・6桁の電話番号を入力して奇妙な世界を旅する2Dアドベンチャー
・各世界に点在する謎のオブジェクトを調べてエンディングを目指す
・エンディングは10種類以上存在
スマホ版と他機種版の違い
・スイッチ版はスマホ版やPC版に比べると若干値段が高い
・スイッチ版はHD振動に対応
・操作性やゲーム内容については機種間でほぼ差がない
6桁の番号を入力して脱出を図る
『Strange Telephone』は、ゲーム内で6桁の電話番号を入力することでさまざまな世界を旅する2Dアドベンチャーゲーム。
主人公の女の子・ジルは謎の世界に閉じ込められており、電話の姿をした相棒・グラハムの助けを借りてその世界から脱出する手段を探すことになる。
暗い雰囲気で描かれるドット絵の世界が特徴的な作品だ。
操作はいたってシンプルで、左右の移動と怪しいオブジェクトを調べる動作、各所で手に入れたアイテムを使用するといったアクションのみを行う。
本作最大の特徴は、6桁の電話番号を入力することによって異なる世界に移動するというシステムだ。
ひとつの世界は1画面に収まる程度の小さなものだが、左右に移動していけば隣り合う番号の世界に移動でき、各世界に配置された奇妙なオブジェクトに出会うこととなる。
ゲームの流れとしては電話をかけることでさまざまな世界を旅し、そのなかで見つかるアイテムをオブジェクトに使うことで新しいアイテムを獲得し、何かしらのエンディングを目指すことになる。
電話をかけた先の世界に長時間いると“グリッチ”が溜まっていき、これが第5段階まで溜まるとゲームオーバーになってしまう。
本作はオートセーブなので大きく巻き戻されてしまうことはないが、帰還すればグリッチもリセットされるので、細かく戻ることが大事だ。
本作はテキストで多くを語ることはせず、雰囲気から何かを感じ取っていくタイプの作品となっている。
ゲームとしてはシンプルながらに10種以上のエンディングが用意されているので、手探りで分岐を見つけていく感覚も楽しめるだろう。
最大の違いは価格
本作は操作性がシンプルなこともあり、スマホでのタッチ操作とスイッチでのコントローラ操作で動かしやすさに違いはない(なお、スイッチ版はタッチ操作にも対応)。
ゲーム内容についても機種間での違いはないため、最大の違いとなるのは価格の部分だ。
各デバイスを比較するとAndroidが490円(税込)でもっとも安く、ついでPC版が同程度、iOS版が600円(税込)、そしてスイッチ版が980円(税込)となっている。
やや値段が上がるスイッチ版についてはHD振動に対応しているものの、ゲーム体験が劇的に変わるわけではないので、ここについては好みの差と言えるレベルだ。
価格や取り回しで考えるならスマホ版
『Strange Telephone』はシンプルな操作性やいつでも中断できる手軽さ、ドットで描かれた世界など、スマホで遊ぶのによく適したタイトルとなっている。
Androidユーザーであれば値段も安く購入できるので、大きな画面でプレイしたいという場合を除けばスマホ版でプレイするのがオススメだ。
タッチ操作での操作にも違和感はないが、コントローラ操作にこだわりたい場合や大きなモニターで遊びたいという場合は他機種版でプレイするのもいいだろう。
また、機種や時期によってはセールで定価より安くなっていることもあるので、購入する際はそのあたりの情報も要チェックだ。
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