『ヴイアライヴ』定点観測-32:10月のマンスリークイーンは宇宙さん!プロジェクトのオリジナルソングもいよいよ全貌が見えた!【アイマス日記第280回】

2023-10-29 09:00 投稿

候補生たちのこれまでの歌唱シーンを振り返りつつ、ついにオリジナル曲の詳細が発表される!

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』。

『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動するアイドル候補生・灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)を、真のアイドルに育て上げるプロジェクト『ヴイアライヴ』について記録していく。

担当:東響希

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2023年10月25日に『ヴイアライヴ』公式チャンネルで毎月行われているオフィシャルレッスンの後編が配信された。オフィシャルレッスンは月ごとにテーマが発表され、月頭の前半配信で特別講師を迎えて授業をするのだが、10月は原点に立ち返って日々の配信での総合評価を行うことが発表された。そのため、前半配信ではこれまでのオフィシャルレッスンの振り返りと内容が配信されている。後半では、おもにプロジェクトスタートからこれまでの候補生たちの歌唱シーンに関する振り返りを行う。また、後半には候補生3人が歌唱する予定となっている『ヴイアライヴ』のテーマソングについての進捗も発表された。

司会は、毎度おなじみのお笑いコンビ・土佐兄弟が担当し、7月のオフィシャルレッスンで特別講師を担当した渡辺量さんがゲストに登場。さらに、渡辺さんと同じサウンドチームに所属し『ヴイアライヴ』のオリジナルソング制作を担当する大澤めいさんも迎えて、まずは公式チャンネルで配信された3人の歌って見た動画をざっと振り返る。

最初の歌ってみた動画の“HELLO!!”から始まり、“オーバーマスター”とアイマス楽曲から、アイドルグループ“FRUITS ZIPPER”の“わたしの一番かわいいところ”、ボカロ系にカテゴリされる“強風オールバック”や“パラソルサイダー”など、楽曲のカラー、ジャンルも多岐に渡っている。愛夏さんは、最初のほうは歌いかたがわからなかったが、渡辺さんのレッスンによって取り組みがわかったと手応えを感じている様子。宇宙さんは、いまの自分たちで同じ曲を歌ったらどうなるかも確かめてみたいと期待を込める。レトラさんは、まだバラードを歌ったことがないので、そちらにも挑戦してみたいと意気込みを語った。渡辺さんは、最初の“HELLO!!”の探り探りな感じから、最新の“パラソルサイダー”でそれぞれの個性を生かしつつも息の合ったパフォーマンスが観られ、講師としては嬉しい限りと笑顔を見せる。大澤さんは、さまざまなジャンルの曲が歌われており、こんな表現もできるのかと毎回感動していると語った。

電音部の歌枠リレーの振り返りでは、ダイジェストで3人の映像が流れた後に、渡辺さんがとくに注目した曲をピックアップ。愛夏さんについては“Favorite Days”で歌詞全体から意思が籠っている強さを感じ、宇宙さんの“トアルトワ”では楽しそうに歌っている様子は見ている側もテンションが上がると好評。レトラさんについては、“Love me harder”を選び、改めてハイレベルな歌唱力を絶賛し、しっかりした土台があるのでこれからもいろいろな曲に挑戦して欲しいと語った。

アイマス楽曲の歌枠リレーでも、同じくダイジェストで3人の映像が流れた後に、今度は大澤さんが注目した曲をピックアップする。愛夏さんについては“Pavé Étoiles”を挙げ、原曲の大人っぽさを取り込みつつ、まさかのイケボ歌唱と隠し玉にやられたと興奮気味。宇宙さんについては“さよならアンドロメダ”を挙げ、高音が涙腺を刺激する歌声とストーリー性が大切にしている部分を好評。レトラさんについては“スタートリップ”を挙げ、歌枠配信ではなくライブを観たかのようなクオリティで、ナチュラルに出てくる歌唱テクニックを絶賛した。

さらにここでは候補生自身が観て欲しいシーンについても語られ、愛夏さんは、7月のオフィシャルレッスンで歌った“楽園から、9月のオフィシャルレッスンで歌った“Shamrock Vivace”のワンシーンをセットでピックアップ。“楽園”では、途中で泣いてしまい最後まで歌えなかった悔しさと劣等感で悩んでいたが、そこから必至で取り組み“Shamrock Vivace”で結果が出せたことに達成感を覚えたとのこと。宇宙さんは大澤さんと同じく、“さよならアンドロメダ”を挙げつつ、8月の特別講師でピアニストYouTuber・よみぃさんと行った生歌コラボ配信の“GO MY WAY!!”にも触れる。大澤さんの感想と同じく、自身は歌詞の世界観を大切にして歌っており、歌の助けを借りつつ感情を表現するというパフォーマンスに挑戦しているので、再度見て欲しいと言及する。レトラさんは渡辺さんが選んだ“Love me harder”と、さらに“Champion girl”をピックアップ。こちらの選定理由は単純に、自分が歌ってきた中でもよく歌えていたからとのこと。アーカイブを見直すと細かい失敗が気になって落ち込むが、この2曲に関してはそういった部分が少なかったと自己評価をした。

そして、いよいよここで『ヴイアライヴ』のテーマソングの詳細が発表された。曲調はまさかのクールでパワフルなオルタナティブロック。歌詞は力強さとある種の反骨精神のようなものが組み込まれ、崖っぷちから這い上がってくるがむしゃらさが表現されている。大澤さん自身のこだわりとして、好きなことを突き詰めていく中で、上手くいかないときにどうしても他人と比べて悩んでしまうが、けっきょくは根底には好きの思いがあり、それがあふれ出すような力強さを表現したと熱弁した。

そして、この曲に関してはタイトルが決まっていないということで、プロジェクトプロデューサーの勝股春樹氏から、“プロデューサー”とのブレストを提案。コメント欄を使って、曲や歌詞から感じたイメージ、キーワードを挙げて欲しいと投げかけられる。それをもとに制作サイドでタイトルを決めていくと語った。こちらは、リアルタイムで観られなかった“プロデューサー”向けにもフリーアンケートも行っており、誰でも参加可能。10月29日いっぱいまでとなるが、ぜひ配信をチェックしてアンケートに参加してみよう。

そして、最後には10月のマンスリークイーンが発表。配信での投票と日々のアンケートの結果、宇宙さんが獲得することとなった。宇宙さんは、配信もできるアイドルを目標にしていることを語っており、まさにその取り組みが評価された結果となった。さらに、ご褒美として10万円分の予算が使える配信権が支給されるとのことで、どのような企画を行うのか、まさに配信者としての宇宙さんの腕が試されるところだ。

今回はこれまでの歌唱シーンの振り返りということで、歌を通してのプロジェクトへの取り組み方の変化や3人の成長ぶりが感じられる内容となった。そして、いよいよ全貌が見えたブランドのオリジナルソングだが、仮歌だけでもかなりブチ上がる作品となっているので、大きく成長を遂げた3人の歌声が入ることによってどのような内容になるのか、大いに期待したい。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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