『マギレコ』7月1日にPC版、7月31日にiOS/Android版のサービス終了が発表。プレイ状況をオフラインで閲覧できるアーカイブアプリの準備が進行中
2024-05-31 17:45
2023-09-26 18:30 投稿
この記事に関連するゲーム ゲーム詳細
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
取材・文:電撃オンライン
アニプレックスのiOS/Android/PC向けRPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』の6周年記念トークイベント“Magia Day 2023”が、9月24日に有観客、並びに配信で開催されました。
※2023年10月22日23:59まで視聴できます。
本イベントには、環 いろは役の麻倉ももさん、由比鶴乃役の夏川椎菜さん、鹿目まどか役の悠木 碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、『魔法少女まどか☆マギカ scene0』から登場する愛生(あき)まばゆ役の早見沙織さん、司会にアナウンサーの松澤千晶さんが登場しました。
朗読劇やバラエティコーナーなど、イベントの模様をレポートします。
イベントは、環いろは役の麻倉ももさんと由比鶴乃役の夏川椎菜さんによる朗読劇“今日は万々歳記念日”からスタートします。
いろはは寝坊したフェリシアに代わって、鶴乃の手伝いをするために、中華料理店・万々歳にやってきます。鶴乃いわく、万々歳の開店記念日にちなんで、ポイントが貯まって安心感があるコース料理を用意したそうです。
しかし、集めるポイントが万里の長城(小型のブロック)100個だったり、安心感が角煮に使用された豚の写真(行き過ぎた生産者表示)だったり、方向性がどうも怪しくて……。
元気に不思議なシステムの説明をする鶴乃と、それにツッコミを入れるいろは、かみ合っているような絶妙にずれているような(笑)。二人の独特の空気感が面白い&微笑ましくて、会場も温かな笑い声であふれていました。
その後は麻倉さんと夏川さんによって、これまで『マギレコ』に登場した衣装を振り返るコーナーが展開。季節イベントや私服など、いろいろな種類があり、どれも魔法少女たちの魅力を引き立てる衣装ばかり。2人のお気に入りの衣装や気に入っているポイントに関するトークが行われました。
ちなみに麻倉さんが選んだのは“いろは・うい巫女ver”、夏川さんが選んだのはクリスマス衣装として登場したトナカイでした!
さらにf4samuraiのシナリオライター・森 迪生氏が登壇し、シリーズイベント“ピュエラ・ヒストリア”についても振り返っていきます。
これまでメインシナリオとそれに関わるイベントは森氏がシナリオを担当していたそうですが、今回は時代考証などの関係もあり、イベントごとに違うライターが担当するオムニバス形式を採用し、森氏はディレクション・監督を担当したとのことです。
舞台となる時代がバラバラで、それぞれ新しい魔法少女が登場することもあり、長いイベントを見るというよりも6本の映画を作る気持ちで制作したそうです。映画のように作ったことでライターの個性が発揮され、ユーザーごとに好きなジャンルを見つけてもらえたのがよかったと森氏は話していました。
逆に苦労した点としては、メインテーマが1つ=主軸が1つとなるため、同じ話にならないように1つ1つテーマの違いを意識したそうです。また、物語と魔法少女をどうリンクさせるかも苦労したそうで、鶴乃を例に出しながら解説が行われました。
またこのコーナーでは、事前に公式X(旧Twitter)に寄せられたファンからの質問に、森氏が答える場面も。
“鶴乃はみかづき荘にどのくらいの頻度で寝泊まりして、どこの部屋で寝ているのでしょうか?”という質問もあり、「リビングで寝ようとする鶴乃のために、やちよが物置にしていた部屋を片付けて、鶴乃のためにあけてあげた」と考えたことがあると森氏が裏設定を明かしてくれました。
ほかにも“ピュエラ・ヒストリア”シリーズのシナリオや、毬子あやかのギャグなど、ファンだからこその鋭い質問が多数寄せられ、作品への理解をより深められる時間になりました。
続く企画は、“ミラーズ道場~詰将棋編~”です。こちらは、指定された勝利条件を満たすディスクの組み合わせを三択から選ぶというもので、来場者はライト機能付きのマラカス、配信視聴者はコメントで企画に参加することができました。
出題は全2問で、なかにはメモリアの特徴を覚えていないとわからない難問も。しかし作品愛が強いファンがそろっていたこともあり、どちらも正解して、報酬のマギアストーン計100個をゲットしていたのが流石です!
イベント中盤からは、『魔法少女まどか☆マギカ scene0』に登場する鹿目まどか役の悠木 碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さんが登壇。
さらに『魔法少女まどか☆マギカ scene0』のキーパーソン・愛生まばゆのボイスつき映像が流れ、担当声優が早見沙織さんであることが初公開されました。そして早見さんがステージに現れると、会場ではひと際大きな歓声と拍手が巻き起こります。
『魔法少女まどか☆マギカ scene0』の内容が気になるところですが、キャスト全員揃って最初におこなわれたのは、まさかのバラエティ企画“マジカルカルタ”!
これはエイプリルフールにプレゼント、ダウンロードが配布されたマジカルカルタのイベント用巨大版で、松澤さんの読んだ札に対応する取り札を、(ハエ叩きに似た)マジカルハンドを使って取っていくというものです。キャストが獲得した取り札が合計10枚以上でプレイヤーにマギアストーン250個プレゼント、15枚以上取れたらキャスト全員にも豪華景品が贈られます。
いざ勝負が始まると、キャスト陣は次々と札をゲットしていきます。なかでも活躍したのが、初登場の早見さん! また札が取れずに困っている麻倉さんに、ほかのメンバーが場所を教えてあげるなど、チームワークの良さが見えるステキな場面もありました。
最終的に、取り札10枚は余裕でクリアして、マギアストーンプレゼントが確定。15枚も達成して、キャストもプレゼントゲットかと思いきや、1枚足りないことが明らかに! 急きょ時間を戻してもう1戦行われ、無事キャスト陣も豪華な景品を獲得しました。
バラエティ企画で空気が温まったところで、いよいよ新コンテンツ『魔法少女まどか☆マギカ scene0』のコーナーへ。シナリオ担当のニトロプラス・下倉バイオ氏が登場して、愛生まばゆを中心にトークが展開しました。
下倉さんいわく、『魔法少女まどか☆マギカ scene0』はアニメ本編の前日譚になっているそうです。テレビアニメに愛生まばゆは登場しませんが、本当は描かれていてもおかしくない人物で、どうして存在が消えてしまったのかを巡るお話になっているとのこと。
事前情報ではシリアスでカッコよく見える愛生まばゆですが、実際は違っていて、映画オタクだったり、友だちが少なかったり、親近感のある魔法少女だと下倉さんは語っていました。
シナリオはすでに完成しており、本編はフルボイスでアプリに収録されているとの嬉しい情報も!
キャスト陣はすでに収録を終えられているそうで、愛生まばゆの魅力を存分に感じられたようです。また悠木さんと斎藤さんは、改めてまどかとほむらを演じたことに対する想いも語ってくださいました。
『魔法少女まどか☆マギカ scene0』の最新PVも公開され、最後にストーリーの配信が10月3日だと明かされます。愛生まばゆのキャストが早見さんだと明かされ、いよいよだと思ってはいましたが、まさかこんなに早いとは……。
PVにも意味深なセリフが多数散りばめられており、見滝原の魔法少女たちが、どんな運命を紡いでいくのか期待が高まります。
オリジナル朗読劇“まばゆさに目を閉じて”は、愛生まばゆを中心とした『魔法少女まどか☆マギカ scene0』のプロローグのような物語。早見さんのステキな演技で、めんどくさがりなところや、映画が大好きなところなど、彼女の等身大でかわいいところをたっぷりと知ることができます。
本編よりも一足早く、まどかとほむらとの掛け合いを見られたのもファンには嬉しいポイントです。まばゆはまどかたちの学校の先輩にあたり、学校の内外でかかわることに。
人とコミュニケーションを取るのが苦手な愛生まばゆと自然に打ち解けるまどか、素っ気ない態度に見えて気に掛ける様子を見せるほむら。『魔法少女まどか☆マギカ scene0』で、3人がどんな関係を築いて、どう変化していくのかストーリーの配信がますます楽しみになりました。
あと、ケーキ屋さんを手伝う愛生まばゆの衣装もとてもかわいくて……早くゲームでじっくりと堪能したいです!
またイベント終盤には、“Magia Day”恒例のウワサさんことf4samuraiの佐藤氏が登場。ミラーズランクマッチや機能改善、未配布衣装の配布など、アプリの最新情報を公開されました。
そして最後はキャスト陣からファンや作品への愛情あふれる挨拶が行われ、楽しいイベントは幕を閉じました。
いよいよ、10月3日に『魔法少女まどか☆マギカ scene0』がスタートします。アニメ本編にも連なる新たな物語で、『マギレコ』をプレイしたことがない方も、始める絶好のチャンスとなっています。ぜひ、魔法少女たちの新たな運命を見届けてください。
対応機種 | iOS/Android |
---|---|
価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
---|---|
メーカー | アニプレックス |
公式サイト | http://magireco.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/magireco?lang=ja |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | ©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners ©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11 |
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧