『ヴイアライヴ』定点観測-21:延期していた7月の歌唱評価で候補生が底力を発揮!マンスリークイーンはレトラさんに決定!の【アイマス日記第264回】

2023-08-23 09:00 投稿

各自が課題と向き合いスペシャルなライブを披露する

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

3

8月12日に『ヴイアライヴ』では“アイドル育成プロジェクト vα-liv 7月後編”が配信された。こちらは、7月5日に配信された前編から繋がる特別生配信。本来は7月末に配信予定だったが、特別講師の渡辺量さんの体調不良による延期となり、8月の特別レッスン前編と前後してこの日の配信となった。

MCにはお笑い芸人コンビ・土佐兄弟に加え、今回はゲストとしてモデルでYouTuberのねおさんも参加。本来の配信予定日である7月31日の時点では土佐兄弟の有輝さんが出演できないため、代打としてねおさんが出演予定だったが、日付が変わったことで土佐兄弟は揃って出演。しかし、せっかく代打として呼ぶ予定だったこともあり改めて延期配信でも参加することになった。

冒頭ではそれぞれが選んだ課題曲について、改めて選曲理由や渡辺さんからのアドバイスで取り組んだポイントなど、各自の7月の個人レッスンの内容が語られる。また、渡辺さんからはラストの授業と言うことで、7月末に行われたアイマス縛りの歌枠メドレーについてフィードバックしながらのアドバイスを行う。

灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)については、『アイドルマスター SideM』の楽曲“Pavé Étoiles”をピックアップし、見た目からは想像も使いなイケメンボイスにやられたと大絶賛。どんな曲でもニュアンスや言葉感をしっかり表現できるのは愛夏さんの最大の強みだと言及する。一方で体幹などをしっかり鍛え、高音の部分の安定感を向上させるとより良いと語っていた。

上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)については、“さよならアンドロメダ”の色気のある落ち着いた歌声に癒され、何度も聞き返したと好評。それと合わせて、同じTAKU INOUEさん制作の“ダンス・ダンス・ダンス”も完成度の高さを評価しており、宇宙さんの好きな楽曲ということで世界観の理解度が高いと語る。ただ、ほかの曲の中で歌が先走ってしまったりリズムに迷いがある部分があるので、自分らしさをのびのびと出せるように歌う曲をもっと聞き込んで解釈を深めるようにとアドバイス。

サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)については、“スタートリップ”が挙げられ、頭サビなどオケが少ないところでも安定感のある歌声や抑揚の付けかたに引き込まれたとのこと。しかし、渡辺さんが推したいポイントは、力が抜けて歌っている時の優しい歌声だという。表面上では、高いボーカルテクニックに目が行くが真髄はこの優しい歌声だろうと語った。ただ、声量とテクニックで押し切ることがあり、歌の表情が乗りづらくなるので注意が必要だと言及した。

そして、いよいよ各自の歌唱発表だ。じゃんけんでの順番決めの結果、トップバッターを飾ったのは宇宙さんの“Twilight Sky”。のびのびとした落ち着いた歌声で宇宙さんらしい癒しと、青春感も感じられる包み込まれるようなライブとなった。

2番手はレトラさんで同じく“Twilight Sky”。こちらは、レトラさんの高い歌唱テクニックと歌声の強弱や声色を使って、感情が伝わってくる。「ハイ!ハイ!」と煽りを入れたり、「ギターソロ、カモン!」とアドリブを入れるなどライブ感たっぷりの内容となった。

ラストを飾った愛夏さんは“楽園”を披露。「これぞアイドル」と感じられる可愛らしい歌声と優しさに満ち溢れたライブとなった。最後は、歌詞に感情が乗りすぎてしまい涙声になるが、それすらも美しく見える内容で、出演者はもちろんコメント欄にも感動の拍手で溢れた。

採点の結果、審査員特別賞は僅差で宇宙さんが獲得。まさか自分になるとはと驚きと感動で涙を流す宇宙さんに、渡辺さんが評価内容を改めて説明する。いちばんの評価ポイントはエモさで、この曲で大事にしている部分を丁寧に宇宙さんらしく歌ったことが良かったと語る。最初は緊張がみられたが、2番以降はのびのびした表現になり、リズム感やテクニックには改善の余地もあるが、まっすぐさが感じられる内容にグッと来たと評価する。

渡辺さんは総括として、それぞれが個性あふれるパーソナリティと抜群の才能やポテンシャルも持ち合わせており、何よりも真面目さが伝わってくる3人には今後も期待しかないと絶賛された。

そして、今回の結果と投票数からマンスリークイーンに選ばれたのはレトラさんだ。結果発表前の課題の感想では、音楽の専門学校で習っていることとアイドルとして歌うことはまた違っていて、結果的に最後まで迷いが拭えなかったと涙ながらに語る。普段は涙を見せないレトラさんの姿に、コメント欄にも励ましの声が溢れる。自身としては課題が残る結果からのマンスリークイーンだったので、若干の複雑な感情を覗かせながらも、つぎこそは審査員特別賞と合わせてとりたいと気合を見せた。

毎回、マンスリークイーンに送られるご褒美について、今回はなんとレトラさんが挑戦した課題曲“Twilight Sky”を渡辺さんがディレクションする歌ってみた動画の制作に決定。レトラさんは、今回できなかった部分をディレクションしてもらい完璧に仕上げたいと力強く語った。

7月のオフィシャルレッスンについては、前半のボーカル授業から各自の個人配信、そして後半の課題発表まで、まるでドキュメンタリーを観ているようなドラマティックな内容だった。課題発表後には、それぞれが感動の涙や悔し涙を流す場面もあり、真剣に取り組んでいる候補生たちの熱さも感じられ、ぜひもっと多くの“プロデューサー”に観て欲しいと薦めたくなる配信だ。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

【アイドルマスター関連商品をAmazon.co.jpで検索する】

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧