NFTコレクションから始まったタワーディフェンス『CNPバーニンウォーズ』【松脇さんばのBCGレビュー】

NFTコレクション発のタワーディフェンスゲーム ファミ通App編集部の松脇さんばが、ブロックチェーンゲームを遊び、忖度なく率直にレビューをする本企画。 今回レビューするのは、スマホ向けタワーディフェンスゲーム『CNPバーニンウォーズ』。 〈目次〉 ・『CNPバーニンウォーズ』とは？ ・バトルシステム ・プレイレビュー ・『CNPバーニンウォーズ』の満足度 『CNPバーニンウォーズ』とは？ 『CNPバーニンウォーズ』は、CNP（CryptoNinja Partners）の個性豊かなキャラクターが登場する、無料落としきりタワーディフェンスゲーム。 CNPは、‟CryptoNinja”という忍者がテーマのNFTコレクションの二次創作コレクション。 本企画は、ブロックチェーンゲームをレビューする企画だが、NFTコレクションから派生した作品ということで今回は『CNPバーニンウォーズ』をレビューしていく。 バトルシステム 本作のバトルでは、時間経過で貯まっていくチャクラを使用して、編成したキャラを出陣させ、敵砦の破壊を目指していく。出陣したキャラは自動で敵砦に向かっていき、攻撃も自動で行うため、プレイヤーが行うのはキャラの出陣と奥義の発動などがメインとなる。 キャラの種類によってある程度役割が決まっており、ナルカミは空中キャラで地上からの攻撃を受けなかったり、ルナは足が早く、前線の押し上げやほこらへの攻撃が得意だったりとキャラクターごとにさまざまな特徴を持つ。6体しか編成できないため、どの組み合わせでバトルに挑むかが非常に重要となる。 ▲ルナというキャラにも種類があり、少しずつ性能が異なっている。 ステージをクリアーするとコインやキャラクターをゲットでき、入手したコインでキャラ、陣営、奥義を強化しながら全ステージ攻略を目指していくというシンプルなプレイサイクルだ。 入手したキャラクターは、ホーム画面に登場させてることも可能。好きなCNPキャラをゲットしてホーム画面を自分色に染めてみよう。 ▲エリアは、始まりの里、伊賀、甲賀、風魔、雑賀、根の国の6つ。根の国が最難関エリアとなる。 ▲ホーム画面をCNPキャラで彩ることができる。背景と組み合わせていいスクショが撮れるように配置してみよう。 プレイレビュー 『CNPバーニンウォーズ』は、最大キャラ編成数が6体と少なめで、1日プレイすれば全部クリアーできるくらいのボリュームなので、かなりカジュアルなタワーディフェンスゲームといえるだろう。 課金要素がない落としきりのゲームとなっており、時間をかければ全キャラが入手可能。広告視聴をしなければ通信を必要としないため、子ども用のタブレットなどに入れておくといつでも遊べるゲームとして重宝することだろう。 ゲームとしては、運営型のタワーディフェンスゲームに比べると、やはりボリュームの面ではどうしても少なくなってしまうため、ガッツリやり込んで難しいステージをたくさんクリアーしたいという人は物足りなく感じてしまう面もある。 本作の良さとしては、CNPのキャラが登場していること(好きな人、知っている人にとっては)、落としきりであることで通信が不要な点などになるため、このあたりに魅力を感じる人はぜひダウンロードしてみてほしい。 また、ブロックチェーン発のスマホゲームということで、早期インストール記念キャンペーンとして限定NFT（全7種）1点のランダムプレゼントが実施されている。ブロックチェーンやNFTに興味がある人にとってはよいきっかけになると思うので、そういう目線で本作をインストール、プレイしてみるのもよいだろう。 ちなみにNFTプレゼントは、22222体の配布が終了した時点でキャンペーンは終了となるため、欲しい人は早めに参加してNFTをもらっておこう。 『CNPバーニンウォーズ』の満足度 個人的な『CNPバーニンウォーズ』の満足度は7点/10点。 落としきりのアプリということで、全ステージクリアーしてしまった時点で基本的にはやることがなくなるため、正直なところ、もう少し攻略できるステージが多ければシンプルに楽しめる時間が増えて満足度も高まったように感じる。 とはいえ、カジュアルなタワーディフェンスゲームとしては十分遊べるものとなっているため、この手のゲームが好きな人は一度遊んでみてほしい。 筆者：松脇さんば（@matsuwaki_samba）