『ピクミン ブルーム』や『ポケモンGO』など春のお出かけがもっと楽しくなる位置情報ゲームをまとめて紹介！ 『モンスターハンターNow』など注目の配信予定タイトルも

休日に遊びたいゲームが目白押し！

2023年4月29日からはゴールデンウイークが始まり、人によっては一週間以上の長期休暇を迎えるこの時期。花粉も落ち着き、心地よい気候で外出をするには最適な季節になった。

このタイミングで休暇を利用して旅行に行く人や、運動不足を解消したい場合にもオススメしたいのが、実際に外を歩きながらプレイする位置情報ゲームだ。外に出るモチベーション維持、継続した運動、純粋にゲームとして楽しみたい。さまざまな目的を叶えてくれる位置情報ゲームの中から、イチ押しタイトルや、今後配信される注目作を紹介していこう。

『Ingress Prime』

『Ingress Prime』は、アプリの位置情報ゲームの中でも歴史の長い『Ingress』の最新モデルだ。『Ingress』からUIなどが一新され、初見でも遊びやすい形に進化している。『Ingress』時代は遊びかたがよくわからず止めてしまった人も、もう一度プレイしてみてほしい。

遊びかたはザックリ言えば、陣取りゲームだ。プレイヤーはエンライテンド、レジスタンスという2勢力からどちらかを選び、マップ上にあるスポットを奪い合うのがプレイの大まかな流れとなっている。

所属した勢力の陣地を増やせるように各所を巡ったり、相手勢力の動きを削いだりと、現実世界を使って大規模な陣取り合戦をするライブ感が本作の醍醐味。一度プレイするとクセになる魅力を秘めているので、位置情報ゲームが好きな人なら一度はプレイしてみてほしい。

『NBA All-World』

『NBA All-World』は、NBA、NBPA公式ライセンス取得のバスケットボールゲームだ。現実世界を探索しながら、レブロン・ジェームズ、ステフェン・カリー、八村塁などの現役NBA選手と出会い、自分のチームにリクルートしたり、試合をして選手のレベルを上げたりできる。

お気に入りの選手と外を探索してレベルを上げていく、いっしょにトレーニングをしている気分に浸れるのがポイントだ。外を探索していると経験値や、スポーツブランドのアイテムが手に入り、装備として使用できる。

試合はいくつかモードがあり、1on1でのミニゲームや、5点先取の競争などさまざまな要素をプレイ可能。タップやスワイプを駆使して白熱バトルが楽しめるので、バスケットボールファンは必見だ。

『Jurassic World アライブ!（ジュラシック・ワールド アライブ！）』

『ジュラシック・ワールド アライブ！』は、『ジュラシック・ワールド』の世界を位置情報を使って表現した、恐竜好きにはたまらないタイトル。マップ上には数多の恐竜が闊歩する中、ドローンでDNAを採取して恐竜をゲットする収集要素に加えて、バトル要素も濃い。

バトルでは集めた恐竜を編成し、コマンドを使用して戦うオーソドックスな操作性。恐竜の相性や、使用するコマンドの有効性など戦略性に富んでおり、位置情報ゲームだからと侮れないほど奥深い。

また、ゲットした恐竜はAR機能を使って映し出すこともできるので、映画のワンシーンを再現したり、自分の部屋に恐竜を呼び出して撮影も楽しめる。

『ステーションメモリーズ！（駅メモ！）』

『駅メモ！』は、位置情報ゲームの中でも一風変わったシステムになっている。現実世界の地図情報を利用したマップを移動するのではなく、自身の周辺にある駅にチェックインをして、駅をコレクションしていくのが本作のプレイ目標だ。目標地点までひたすら歩く必要がなく、気が向いたときに遊べるお手軽さも魅力のひとつ。

ホーム画面でチェックインを押すと、近くにある駅が登録され、路線やルート、自分の移動ログなどが登録されていく。旅行をしながら駅を登録していき、後から見返して思い出に浸れたりと、旅好きの人にはとくにオススメしたいタイトルだ。

また、“でんこ”というキャラクターを育成する要素もあり、いっしょに駅を巡ることで成長していける。駅の陣取りや、バトルコンテンツなども盛り込まれているので、かわいいキャラを育成する位置情報ゲームを遊びたいという人も注目してほしい。

『テクテクライフ』

『テクテクライフ』は、サービスが終了した『テクテクテクテク』の後継版で、地図を塗る楽しみにフォーカスしたゲームになっている。

アプリを開くと最初は地図が白い状態なのだが、その付近に行くと塗りつぶして緑が蘇っていく。細かく移動する必要はなく、その周辺に行ってマップをタップすれば簡単に塗っていける。毎日訪れる場所はもちろん、旅行などで出かけたときにも色を塗っていくことで、思い出を残していこう。

また、観光名所や各駅などのスポットにチェックインするスタンプラリーも充実しており、日本中の名所を旅していく楽しみも用意されている。ガッツリやり込むというよりは、旅行先で開いてパッと遊べるゲームなので、旅先のお供にぜひ！

『ドラゴンクエストウォーク』

言わずと知れた『DQ』シリーズの位置情報ゲームである『ドラゴンクエストウォーク』は、従来のコマンドRPGとしての遊びに、現実世界を歩くコンテンツを盛り込んでいる。

やり込むと装備集めや育成、強敵との戦いなどガッツリRPGとして遊べるが、もちろん自分のペースで遊ぶのもアリ。本作では目標地点を自分で設定して、そこまで歩くことで報酬を受け取る仕組みが用意されているのがポイントだ。

今日はここまで歩こう、少し遠出してみようと自分で目標を決めて動けるため、その日の気分で遊びかたを変えられる手軽さが心地いい。気楽に『DQ』シリーズを遊びたい人は、ぜひ一度遊んでみてほしい。

『ピクミン ブルーム』

『ポケモンGO』と同じく、ナイアンティックが手掛ける任天堂タイトルの位置情報ゲームである『ピクミン ブルーム』。本作は実際に外を歩いてマップ上に花を咲かせたり、ピクミンの苗を発見して新たなピクミンを集めていくコレクション・冒険にフォーカスしたタイトルだ。

本作で注目したいのは、原作には登場しないデコピクミンの存在。ピクミンの苗を見つけた場所によって、かわいいデコアイテムを身に着けたピクミンが手に入ることがあるのだ。

カフェで発見したらマグカップ、空港なら飛行機と言った具合に見た目が変わるので、さまざまな場所で苗を集めてコレクションしていくのが大きな楽しみ。頻繁に新たなデコピクミンも登場しているため、かわいい見た目に惹かれた人はプレイしてみよう。

『ポケモンGO』

大人気『ポケットモンスター（ポケモン）』シリーズの位置情報ゲームである『ポケモンGO』は、ブームの火付け役とも言える長寿タイトルだ。歩いてポケモンを発見し捕まえ、コレクションしていく『ポケモン』の楽しみを実際に動きながら堪能できる。

また、各地で開催されるレイドでは伝説のポケモンなどが期間限定で出現したり、イベント開催ごとに新ポケモンが続々登場。ポケモン集めだけでなく、本格的なPvPコンテンツもあり、自分の好きなようにやり込める。

定期的にリアルイベントを開催するなど、現地に赴くコンテンツの提供に力を入れているのも特徴的だ。『ポケモン』ファンならインストールしておこう。

『信長の野望 出陣』

配信前のタイトルではあるが、『信長の野望 出陣』も今後注目したいアプリのひとつ。本作は40周年を迎えた『信長の野望』シリーズ最新作で、実際に外を歩いて天下統一を目指す内容が予定されている。

実世界の1丁目などの丁単位で区画が分けられ、区画ごとにバトルをすることで領地を獲得。さらに領地内での内政を行ったりと、実際に自分の足で天下統一を目指す気分に浸れそうなシステムに期待が高まる。

当然人気の戦国武将も登場するので、シリーズファンだけでなく、戦国時代が好きな人も配信時にはプレイしてみてほしい。

『Monster Hunter Now（モンスターハンターNow）』

『モンスターハンターNow』は、2023年9月に配信予定の期待作。カプコンの大人気シリーズ『モンスターハンター』を題材としたゲームで、現実世界でひと狩りできる内容になるようだ。

砂漠エリアなど現実世界がいくつかのエリアに区分され、小型モンスターや大型モンスターとの戦闘の楽しめる。ソロだけでなくマルチプレイも可能で、周辺のプレイヤーといっしょに共闘する仕組みになるようだ。

『モンスターハンター』シリーズファンは、9月の配信や今後の最新情報に注目しておこう。