『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE(北斗リバイブ)』トンでも性能を改めて確認!“ラオウ 故国への誓い”をレビュー【世紀末コラム#17】

2023-03-12 18:00 投稿

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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

陣持ちインフラ拳士の性能はいかに!?

『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗リバイブ』)を愛してやまないライターが、ひたすらに『北斗リバイブ』を楽しんでその想いを綴る世紀末コラム。

第17回となる今回は、2月28日に登場したラオウ“故国への誓い”をレビューしていく。

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“ラオウ 故国への誓い”の性能確認

2月のランキングガチャとして登場した“ラオウ 故国への誓い”(以下、新ラオウ)。陣持ちということで、いわゆるインフラ拳士となっており、多くのリバイバーが取っていると思われる新拳士だ。

●陣効果
陣の発動条件は【味方拳士3体以上の生存】。カイオウ 悪の猛獣の陣の発動条件は【自身を含む味方拳士3体以上の生存】だったので、ラオウの場合は自身をカウントしていないように見える。いずれにせよ極意やタイプの縛りはない。効果は味方全員のHP120%上昇、4ターンのあいだのダメ、必殺ダメ、奥義ダメ、Cダメ、追加ダメ軽減で、当然ながら最優先の陣となりそのほかの陣は発動されない。

●対修羅の国編拳士
新ラオウは、敵に修羅の国編の拳士が大きくバフを受けることができる。

・修羅の国編拳士がいると自身に伝説を15段階
カイオウ 悪の猛獣がいると“闘神の守護”3段階
ヒョウ 目覚めし宗家の血がいると“闘神の守護”3段階
魔神 ジュウケイがいると“闘神の守護”3段階

この“闘神の守護”が何なのかというと、“魔闘気・改”の優位バージョンのようなもので、ざっくりいうと共存可能なシールドだ。
“魔闘気・改”とは共存不能となっていて、予知>シールドまたは魔闘気>闘神の守護の順で消費される。鎧カイオウの魔闘気とは共存可能なんだね。

●追撃性能
新ラオウの大きな売りとなっているのが奥義の連発だ。追加攻撃回数付与式となっていて、これを獲得するのが闘神の守護の段階数。リンレイと違いはこれを次ターンに持ち越せない点となっている。追撃の目標は後列の敵拳士ランダム1体。もちろん、闘気の有無は不問だ。

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▲後列への直接攻撃が強烈。体タイプには特攻バフも付いている。

●ラオウ伝説
新たに登場した状態で、伝説が30段階に達するとこれを消費して1ターンのあいだラオウ伝説状態に。パッシブの効果は攻撃力、奥義ダメ増加100%上昇となっているが、恩恵はこれだけにとどまらず、奥義に追加ダメが発生し、必殺のガード、特殊ガード不能になるというおまけ付き。

とにかくこの1ターンはめちゃくちゃ強くなると思っておこう。画面上でもラオウ伝説状態になったことは表示される。

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▲赤オーラを身にまとったらラオウ伝説の合図。これがまぁかっこいい。

●範囲変化
奥義範囲は基本が単体となっているが、敵に付与されている“砕身”が合計で5段階以上のとき全体攻撃に変化。この“砕身”は、奥義と必殺、そして自身の踏みとどまりによって付与することが可能だ。

●状態異常耐性を確認(経絡解放後)
登場時無効化:凍結・気絶・麻痺・鬼雷縛・挑発・HP無効化・魔氷結・蹌踉・闘気減少
登場時2ターン:必殺封印・沈黙・経絡封印
必殺で1ターン:必殺封印・沈黙・経絡封印

新ラオウレビュー

まず強さに関しては間違いなし。さすがのラオウといった感じで陣持ちであることを差し引いても強力な拳士だ。同じ陣持ちのカイオウは陣効果がなくなってしまったものの、筆者のサーバーでは練気上位陣の編成率は5割残っている状態。ただし、相手にカイオウがいるだけで新ラオウが大幅に強化されてしまうデメリットがあるので、今後は真っ先に外れていく候補筆頭に挙がりそうだ。つまり、新ラオウによって大きくメタられてしまったわけだね。

筆者自身はまだ編成に入れているが、つぎの拳士次第では外そうかなといった状況。

霞のダメージに見慣れてしまったせいか、奥義のダメージ数値は控えめに見えてしまうが、追撃での後列攻撃の連発、全体化により実際は多大なダメージを与えており(おもに踏みとどまり削り)、これが霞の闘気上げのトリガーにもなっているので、現環境に最適化されている拳士だ。ただし、追撃で手数が多いのが序盤だけ。

そして、耐久面がすさまじく前列に配置しても最後まで生き残っているのが新ラオウになるケースもあるくらいで体タイプを凌駕するほど。自身を除く後列の拳士に闘神の守護を付与するという性能があるので、新ラオウは必然的に前列で使うことになるが、ここは素直に前列編成で問題なさそうだ。(攻略が進んで後列使いになる可能性もあり)

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▲左がラオウを前列、右が後列に編成したもの。新ラオウが後列だと闘神の守護1体分を損してしまうことに。

この闘神の守護の性能からわかるように、新ラオウの護符は赤緑でいいだろう。HPはなるべく上げておきたい。HPが大きな影響を持つアタッカーとは厄介なもので、通常記章だけ鍛えればいいとなるところ、肩、腕、脚、証すべてが有用ということになるので、ガチ育成しようとするとコストが半端ない。ここは予算とご相談ということになるが、手を加えれば加えるほどパーティーにとって大きな影響を及ぼす存在となっていくので、育成のしがいがあるという意味ではおもしろい拳士だ。

前列拳士ということで、七星解放の6段階目にも意味を持っていて、精魂を含めて育成すればするだけ自己満足にはとどまらず、実利としてそれを返してくれるというのがこの新ラオウ。ここまで育成実感のともなう拳士も稀だと思うので、思い切ってリソースをぶっこむ価値あり。ただし、数ヵ月後に初期化する際には要求されるコストもすごいので、そこだけは覚悟しておきたい。せめて1年使える拳士であれば全力なんだけどね・・・なかなかいないよね最近。

アタッカーとしても壁役としても、そして後列へのサポートとしても申し分なし。霞のパートナーとしてもベストで、育成のやりがいも一級品。編成のデメリットは存在せず、まごうことなき3.5周年の超強力拳士となっている。

新ラオウ環境

環境面でいうと、1ターンでくり出すダメージが増大したことにより拳速の優位性が増大している。ここに関しては付け焼刃でそのときの新拳士に食料を与えてどうにかなるものではないので、日ごろからの計画的な石の運用とガチャ選びが大切になってくる。これは自戒も込めてということになるが、日頃わりと拳速に無頓着だったユーザーは、これを機会に少し考えてみてもいいかもしれないね。


拳速は単に有利不利という話しではなく、編成できるバリエーションが先攻後攻でまったく違うので、単純に編成を考える楽しさに直結する部分だ。たとえば現状カイオウを入れることで大きなデメリットを被ることになるが、先攻であればそのデメリットを払拭するほどの優位性を担保できるので編成を継続して、必殺での闘気下げの恩恵を受け続けることができる。後列を霞&離脱の2体という風に編成すると、離脱後の新ラオウの追撃が霞に集中するので危険だ。

しかし、先攻でガシガシと闘神の守護を削れるのが前提であればわりとありで、実際練気1位のユーザーがこんな編成だったりもする。拳速が低いとどうしてもアレもできないコレもできないという消去法での編成になってしまうが、拳速が上がるとそれが一変するので、北斗リバイバーとして継続して取り組んでいきたい部分だね。

この新ラオウ環境によって、もっとも影響を受けたのがレイを含む南斗勢だろう。火力が熾烈になったことでレイの場持ちが減少。当然耐久面が南斗極星陣頼りだった拳士たちはそれに引きずられて退場になってしまう。

中でもシン・ジャギに関してはレイがいなくてはこの環境で耐久できるわけもなく、練気でもほとんど見かけなくなってしまった拳士。その意味でも少なくとも5ターン程度は安定して耐久できる新拳士が望まれているという状態になっている。シン・ジャギは超覚醒実装前に環境に飲み込まれるというここ最近で見ても異例の事態になってしまったが、超覚醒により復権があるのか? さらなる南斗拳士の登場で救済されるのかに注目したいところ。ほほえんでる場合じゃない。

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▲筆者の場合、初ターンで撃つ奥義の回数は霞の3回を含めて計15回。新ラオウの登場により火力が大きく増すこととなった。

ジュウザに関しては離脱するので現状まだ問題なし。ハートはどうなるかと思ったが、編成してる拳士によって自身が北斗、南斗、西斗、拳法使いのいずれか、またはすべてになれるという特性がここにきて生きており、今後は北斗拳士としてしぶとく生きていきそうだ。

とはいえ、今最適な編成を考える意味は薄い。というのも、この新ラオウの環境になり、現在は自身の手持ちでなんとかやり繰りしているだけという状況なのはみんな変わらないと思われるからだ。この新環境に適応するため、つぎの拳士をどうするのかが重要。

いまのうちに自身に足りないピースを洗い出しておいてはいかがだろうか。

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://hokuto-revive.sega.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/hokuto_revive
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