『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE(北斗リバイブ)』戦軌ガチャチャレンジ!4枠目は解放できるの?コウケツ&ペットを目指して・・・【世紀末コラム#85】
2024-07-14 18:00
2023-02-26 16:00 投稿
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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE
『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗リバイブ』)を愛してやまないライターが、ひたすらに『北斗リバイブ』を楽しんでその想いを綴る世紀末コラム。
第15回となる今回は、実際に使って“ハート KING軍四大幹部”をレビューしていく。
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2023年2月のイベントガチャで登場した“ハート KING軍四大幹部”。
まず驚くべきはこのスケジュールの妙で、“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”に続いて登場するのが憎いところ。そして“ユリア 高潔なる眼差し”はシンに捕らわれていたユリアがモチーフなので、ここまでKING軍のひとつの大きな流れとしてスケジュールされていたことになる。
2022年9月に登場したユリアはこれが想定されていたということだよね。憎い演出だよほんと。
“ハート KING軍四大幹部”は、スペード、クラブ、ダイヤとセットの実質的なヨンコイチ。スペード、クラブ、ダイヤに至っては元はR拳士となっているので2段階昇格の晴れ舞台だ。恐らく2度とないんじゃないかというURで登場している。
気になる性能はというと、ざっくりいうと壁兼サポート役。
堅さで耐えるというよりは大量の踏みとどまりで耐えていくという系統の体タイプ。ポイントは3ターンの経絡封印無効を持っていてこの踏みとどまりを解除させないというのが拳法殺しらしい設定だ。
そして、魔神 ジュウケイに続きふたり目となるエリア持ち。この新エリア“KING軍の逆襲”はジュウケイの“魔界”よりも優先順位が高くなっている。エリアはフィールドと共存できるのが売りとなっていて、攻撃的な“魔界”と違い“KING軍の逆襲”はサポート系。これもハートの役割に沿ったものとなっている。
また例によってとっても複雑なパッシブを紐解いていこう。登場時にハート、クラブ、ダイヤ、スペードという効果を獲得。これは味方の拳士に誰がいるかに対応していて、それが以下の通り。
①西斗→ハート
②南斗→クラブ
③北斗→ダイヤ
④拳法使い→スペード
⑤元斗→ハート・クラブ・ダイヤ・スペード
それぞれの人数分(段階数)、対応した効果が付与されるというシステム。
じゃぁこのハート・クラブ・ダイヤ・スペードを貯めるとなんなの? というと、これが以下の通り。
・クラブ→段階数×4%で前列のランダム1体を必殺で攻撃/奥義発動前、段階数×10%でダメ、追加ダメ増加が上昇
・ダイヤ→段階数×4%で前列のランダム1体を必殺で攻撃/奥義発動前、段階数×10%で必殺ダメ、奥義ダメ増加が上昇
・ハート→奥義発動前、段階数×20%クリティカル率、段階数×10%C.ダメ増加が上昇
・スペード→奥義発動前、段階数×5%でダメ軽減貫通、奥義ダメ軽減貫通が上昇
といった感じ。(※わかりやすくするために細かい発動条件は割愛しているので、気になった段階で各自確認してください。)
このハート・クラブ・ダイヤ・スペードは登場時以外にも、自ターン開始時、奥義発動前、4の倍数の必殺発動後に獲得機会が用意されている。こちらは編成拳士によらないので、西斗がいなければハートが獲得不能なのかというとそんなことはない。
自ターン開始時に“抹殺指令”を獲得。これが21段階になると“狂乱モード”に突入。必殺ダメ増加、奥義ダメ増加が50%上昇し、奥義発動前には目標のダメ軽減と奥義ダメ軽減を60%無視。必殺では攻撃力が150%上昇し、気絶を付与、さらに目標の闘気を300減少させる。
“抹殺指令”が22段階になると“暴発モード”に突入。(2/26追記:筆者がパチスロ脳で書いてしまっていたため暴発モードを暴走モードと表記してしまいましたので訂正させていただきました。)
この暴発モードは、必殺ダメ増加、奥義ダメ増加が50%上昇し、奥義発動前、自身のダメ軽減貫通とガード無効率が50%上昇。必殺では目標の闘気を150減少させる。
それぞれのモードに突入時には“抹殺指令”はすべて消費するので、“狂乱モード”に入るか“暴発モード”に入るかは、1~11段階のいずれかをランダムに獲得する“抹殺指令”の引き次第。
一見段階数的に“暴発モード”が“狂乱モード”の上位モードなのかなと思いきや、実際は突入の難易度的に逆で、必殺を大幅強化する“狂乱モード”が上位モードといっていいのではないだろうか。
ハート・クラブ・ダイヤ・スペードすべて6段階時には奥義発動後に抹殺指令を11段階に上書きし、これが11段階以上のときには11段階は付与されないことになっているので、ここで“狂乱モード”突入のチャンスが巡ってくることになる。
このほかにも登場時の1ターン限定で自身の後ろの拳士が不死身になる性能がかなり優秀。とにかく初ターン不死身を持たない拳士を置いておけば劇的に展開が変わることに。
そしてやっぱり気になるのは緑バフだよね。
自身を除く巨躯と剛腕の記章を装備できる拳士の最大HPアップ。現状このHPアップがどれだけ環境を変えるのかというと少々疑問ではあるものの、巨躯にも剛腕に当てはまるラオウの登場が予告されていて、これだけシナジーを匂わされてしまうと気になってしまうのが人情。エリアがぶっ刺さるのか? はたまたこれで終わりなのか? 元斗の特別待遇も単純に現状使いにくいからなのか今後を見据えているからなのか? ここは見守るしかない。
ハートはカチカチの壁役ではなく壁兼サポート役だ。これ集約されているのが必殺。闘気減少や気絶、蹌踉付与はすべてここに集約されており、必殺の経絡解放が必須。
パッシブさえ解放しておけば後はどうとでもなる拳士も多いが、シン・ジャギしかり、きっちり必殺まで解放しないとほぼ力を発揮できない。
もっとも強力な性能はエリアによる闘気増加量減少と必殺による闘気減少だろう。必殺はクラブとダイヤの数による確率で複数回発動されるので、これがハマると相手は本当にほとんど奥義を撃てなくなってしまう。必殺を発動すると闘気が上昇し、これにより再度奥義発動のチャンス。ギミックとしては悪鬼フドウに似ているが、闘気の増加量は上回っているので、体感としてもフドウより2度目の奥義を撃ちやすくなっている印象だ。
ダメージと蹌踉の付与に関してはおまけ程度のもので過度な期待は禁物。蹌踉も対策の甘い相手に稀に入ったらラッキー程度に思っておきたい。
非常におもしろいのがハート・クラブ・ダイヤ・スペードと抹殺指令のギミックだ。このハート・クラブ・ダイヤ・スペードは最大6段階で1度貯まると永続。減ることがなく、復活でも消えることがない。
この抹殺指令は自ターン開始時に発動され、1~11段階のいずれかが付与。抹殺指令は最大22段階となっていて、マックスになるとこれをすべて消費し1ターンの暴発モードへ突入する。
しかし見事21段階のマックス手前で止めることができれば上位モードの狂乱モードへ移行するというわけだ。
【21が当たり】と聞いて何か思い浮かべるものはないだろうか? そう、これはブラックジャックだ。
ハート・クラブ・ダイヤ・スペードがすべて6段階になると、奥義発動後に抹殺指令が11段階に上書きされる。ハート・クラブ・ダイヤ・スペードは1度6段階貯まるとそこでフィックスされるので、つまり以降毎奥義ごとに上書きが発生する。これがどういうことかというと、まず最大のメリットは毎ターン狂乱モード発動のチャンスを得ることができるということ。通常であればどんなに早くても各モードに入れるのに2ターンかかっていたものが、ここで抹殺指令10段階を引くことができれば理論上は毎ターン狂乱モードを発動できることに(11段階以上時には11段階を引かないというルールがあるため)。デメリットは12以上の抹殺指令も11に上書きされてしまうので、いつまでたってもモードに入れることができなくなってしまう点だ。
しかし、ここの駆け引きがまたおもしろく、上書きが発生するのはあくまでも奥義発動後。つまり、奥義を発動しなければ持ち越しが可能ということになる。
「あー狂乱引けなかった・・・。」からの「奥義撃たなかったじゃんラッキー!」からの倒れてしまって自ターン開始時に付与される抹殺指令がもらえず落胆・・・というような本当にブラックジャックをしてるかのような観戦を楽しむことができるというのが“ハート KING軍四大幹部”の最大の魅力なんじゃないかなと筆者は思う。
現時点での練気上位での採用率は7割ほど。いまのところは確実に強いものの、必須まではいかないかなというくらいのポジションで、これもジュウケイに通じるものを感じるエリア持ち独特の雰囲気。今後のシナジーでどこまで伸びるかに期待といった感じだ。
筆者はたくさんのゲーム、そして新キャラたちの持つ新性能を見てきているが、ここまでキャラクター設定とギミックをバトルシステムに見事に融合させたキャラクターは稀。
この記事をもって開発陣に賛辞を贈りたい。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | セガ |
公式サイト | https://hokuto-revive.sega.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/hokuto_revive |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | ©武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証GC-218 ©SEGA |
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