『タワスカ』狩野英孝さん、はじめしゃちょーさん、星街すいせいさんデザインのコラボタクシー登場
2023-08-30 14:04
2023-02-21 22:08 投稿
この記事に関連するゲームゲーム詳細
タワーオブスカイ
MIXIが手掛ける“モンストシリーズ”の最新作『タワーオブスカイ』(以下、『タワスカ』)が2023年2月28日にリリース予定。
このリリースに先がけて、2月20日にMIXI本社にてメディア向け先行体験会が実施された。
本稿では体験会で判明した本作の詳細なゲーム内容やプレイフィールについて紹介していく。
今回の体験会には、最初にプロデューサーの寺田康太氏が登壇。作品紹介とデモプレイを行った後、実機を使っての体験会が行われた。
本作はブロックを積み上げて高いタワーを作り、上空にいるモンスターたちを倒していく“積み上げタワーパズルRPG”。
バトルでは六角形のブロックが4つ組み合わさったブロックを回転させて落としながら積み上げていき、ブロックの高さが一定ライン以上に達するごとに敵モンスターを攻撃できるというシステムが採用されている。
また本作にはRPGと銘打つ通り、さまざまなキャラクターが織りなすシナリオが用意されている。
メインキャラクターのボイスは声優の榎木淳弥さん、本渡楓さん、石見舞菜香さんなど、人気声優が多数参加。
キャラクターは60体以上が登場し、レベル上げやスキルボードの開放といった育成要素が用意されている。イベントやガチャで手に入る“ソウル”を集めることで、すべてのキャラクターが最高レアリティまで育成可能とのことだ。
キャラクターはおもにガチャで入手できるとのことだが、イベントで入手できるキャラクターや、ストーリーの進行で仲間になるキャラクターもいるようだ。
1人用のストーリーモードのほかにも、2人で遊べるオンライン対戦も実装。こちらは基本的な操作は1人プレイ時と同様だが、敵プレイヤーからの妨害が入ってくるため、1人プレイ時とは異なるプレイ体験が楽しめるという。
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対戦モードはランクマッチとフレンドマッチの2種類が用意されており、リリースタイミングではランクマッチのみの実装となり、フレンドマッチは追って実装予定だという。
寺田氏によればランクマッチ報酬は栄誉を称えるものが中心となり、ソロプレイのみでもキャラクターの育成には影響がない形になるという。ただしリリース直後には対戦を楽しんでもらうため、参加回数に応じてさまざまな報酬が獲得できるキャンペーンも実施予定となっている。
今回はこれらの基本情報紹介に加えて、ゲームリリース後のイベント情報についても発表された。
気になる“モンストシリーズ”ならではの要素として、『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)とのクロスオーバーイベントが開催予定だという。
今回発表された“モンストイベント ストライクワールドからの来訪者”では『モンスト』からパンドラが登場。イベント独自のクロスオーバーシナリオが展開されるそうだ。
もちろんキャラクターにはボイスも用意されているとのこと。
ここからは、体験会にて知ることができたゲームの詳細を紹介していこう。
なお使用している画面写真には実際に筆者がプレイしたもののほか、デモプレイやほかの参加者がプレイしたものも含まれることをあらかじめご了承いただきたい。
まずは敵モンスターと戦う1人プレイから。
バトルがスタートすると画面上に六角形のピース4つからなるブロックが登場。これを回転させながら任意の場所に落として積み上げ、高いタワーを作っていく。
操作感覚としては既存のタワーバトル系作品とよく似たものと考えていいだろう。
ブロックを積む際に“トリック”を決めていくことでトリックポイントが蓄積され、味方パーティーが強化される。上の画像にある“フィット”や“バランス”もトリックの一種だ。
なおトリックにはブロック同士をピッタリ合わせる“フィット”、ブロックを転がして落とす“ローリング”、一定数のブロックを積むと発生する“ブロック”などの種類が存在。連続してトリックを発生させることでコンボがつながっていく。
種類が多く複雑なようにも感じられるが、基本的には多くのブロックを崩さずに使いながら、丁寧に高く積み上げていけば自然とトリックが発生し、味方を強化していけるようだ。
積み上げたタワーが一定の高さに達すると、キャラクターがタワーを登っていって敵モンスターに攻撃を仕掛ける。これをくり返し、すべての敵を全滅させればプレイヤーの勝利となる。
またラインが100mを超えると、すべてのブロックが紫色に変化し、それまでに積み上げてきたブロックがすべて固定される。固定されたブロックは物理法則を無視してその場にとどまるため、それ以上崩れさせることなく、そこから新たに積み上げていく土台となる。
100m到達時にはさらに、味方全員によるラッシュ攻撃が発動。ラッシュ攻撃が炸裂すると敵に大ダメージを与えられるので、これをどう利用していくかも攻略のポイントになりそうだ。
バトルをより有利に進めるための要素として、“スキル”と“サポート”が用意されている。
スキルは味方キャラクターが持つ固有の必殺技で、ダメージを与える以外にも攻撃アップなどのさまざまな効果を持つ。
バトルに参加する味方キャラクターにはそれぞれスキルゲージが設定されており、ブロックを積むたびにゲージが増加。キャラ属性とブロックの色が一致していると2倍速でゲージが貯まっていく。
スキルゲージが満タンになると、任意のタイミングでスキルを発動して攻撃可能だ。
また“サポート”はパーティーメンバーに関係なく使用できる機能で、こちらはブロックを積んだ際だけでなく、被ダメージ時にもゲージが貯まっていく。
サポートを使用すると次に積むブロックが紫色に変化し、落下してブロックに触れた位置で固定される。タワーが崩れにくくなることはもちろん、固定化されたものを新たな足がかりとして利用していくこともできる。
クエストの中には、強力なボスが待ち受けているものも存在する。ボス戦ではさまざまなステージギミックが登場し、ボスステージならではの高難度バトルが楽しめる。
今回プレイしたボスステージでは『モンスト』でおなじみのロック鳥らしきボスキャラクターが登場。ここでは、ブロックに混じってタマゴが落ちてくるというギミックが見られた。
丸く不安定なタマゴはタワーを作る上で障害になるものの、土台の外に落としてしまうと大ダメージを受けるという厄介な存在だ。積み上げるタワーの邪魔にならないよう、計画的に土台に取り込んでいくテクニックが求められる。
加えてこのステージには“強風”というギミックも登場する。このギミックが発動しているターン中は落下中のブロックが風に煽られて、着地地点が左右へと流れてしまう。風向きを見て、着地点を予測しながらタマゴを落とさないようにタワーを積んでいく緻密な操作が求められるステージとなっていた。
今回の試遊会では、プレイヤー同士の対戦モードも楽しむことができた。
プレイヤー同士の対戦でも基本的なルールや操作は変わらず、ブロックを積み上げていくことで攻撃していく仕組み。互いに攻撃しあい、先にHPがゼロになったプレイヤーが敗北となる。
スキルやサポートも使用できるため、シングルでルールを把握していれば問題なく遊ぶことが可能だ。
シングルプレイの際には画面上部に敵キャラクターが表示されていたが、対戦中は敵パーティーと敵のタワーが表示されており、相手の状況をリアルタイムで確認できるようになっている。
またシングルプレイと異なるのが、“妨害”の存在だ。タワーの高さが一定ラインに到達するごとにスロットが回転し、出た目の内容に応じた妨害が敵に行われることになる。
妨害の種類はさまざまで、今回のプレイでは落下中のブロックが風に煽られる強風、ブロックを回転できなくする回転禁止、画面が真っ白になりタワーが見えなくなる霧などが確認できた。これらの妨害をいかに対処していくかが対戦では重要な要素となりそうだ。
こうして互いに攻撃をくり返し、どちらかのHPがが0になると決着。対戦終了後には最大ダメージやタワーの高さ、トリック数などの成績を確認することができる。自分のタワーの最終形を見ることもできるため、敵の成績と見比べることで感想戦にも役立てられそうだ。
最後に、実際に遊んでみて感じたプレイフィールについてお伝えしたい。
まず本作を実際に触ってみた第一印象が、想像以上にパズルよりもバランスゲーム的な側面が強いということ。
というのも、説明するのが遅れてしまったが、本作は一般的な落ち物系パズルゲームとは異なり、固定化されたブロックを除くすべてのブロックは物理法則に従った挙動を取るようになっているのだ。
つまり、しっかりブロック同士が噛み合っているように見えてもブロック同士はそれぞれ独立した状態となっており、無理にアンバランスな荷重をかけるとブロック間にスキマが生じるようになっている。
また本作では、ブロックの落下位置を決める左右移動を非常に細かく調整できるようになっている。スキマができて不安定になったタワーは、ちょっとしたきっかけでたやすく崩壊してしまうので、落下位置の調整には慎重さがもとめられることも。
当然画面上にはガイド線などもないため、位置合わせはすべて目測で行わなくてはならない。思い通りのタワーを積み上げていくには、1ブロックごとに緊張感を持って繊細に操作していくことになる。
この緊張感はストレスにつながる部類のものではなく、むしろバランスゲーム特有の心地よいスリルに類するもの。
一手のミスが即ピンチにつながるからこそブロックを思い通りに積み上げられたときの喜びは大きいし、逆に崩壊寸前の状況から100mに到達し、タワーを固定して立て直したときの快感もたまらない。
また、積み上げていく上で発生する“トリック”も重要なポイントになってくる。ブロックの辺と辺を“フィット”させて安定感を狙っていくことはもちろん、ときにはあえてブロックが転がり落ちるように仕向け、“ローリング”を狙っていくこともできる。
とくにPvPでは、複数のトリックを狙って発生させることが対戦相手に差をつけるポイントになると思われる。トリックは、操作に慣れた熟練プレイヤーが周囲に差をつけるとともに、より深く楽しむためのやりこみポイントになりそうだ。
なお寺田氏によれば、“建塔士チャレンジ”というひたすらブロックを積み上げていくモードも実装予定とのこと。初心者はこちらのモードで腕前を鍛え、自信がついたらランクマッチに挑戦してみるのもおもしろいかもしれない。
本作と似た操作性を持つタイトルに『どうぶつタワーバトル』があるが、こちらは不揃いな形状のブロックをファジーに組み合わせていくことでバランスゲームとしての面白さを生み出していた。
この『タワスカ』ではキッチリと形が揃ったブロックを使うことで、バランスゲームにパズル的な要素を組み合わせ、独自のプレイフィールを生み出している。
一見すると噛み合いやすそうな六角ブロックだからこそ組み上げる難しさが生まれるというのは、見ただけではわからない新鮮なおもしろさがある。とくに対戦ではタワーを積み上げていくスピードを優先すべきか、それとも丁寧な積み上げを重ねていくべきかというトレードオフに近い選択に迫られるため、さまざまな戦略、戦い方が見られることになるだろう。
ということで総評。
率直に、シングルプレイではもちろん、対戦でも新しい楽しさが感じられるタイトルに仕上がっていると感じた。とくに対戦では、『タワスカ』でしか味わえないであろうスリルとカタルシスを経験できたのが印象的だった。
ただただ楽しむカジュアルなプレイから、研究と研鑽を積み上げていくコアな遊び方もできるゲームだと思うので、興味を持った人は、本作がリリースされたらぜひ実際にプレイしてみてほしい。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG/パズル |
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メーカー | MIXI |
公式サイト | https://tower-of-sky.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/TowerOfSky |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | ©MIXI |
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