『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE(北斗リバイブ)』“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”をガチンコレビュー!【世紀末コラム#12】

2023-02-05 18:00 投稿

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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

新拳士を実際に使ってみた

『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗リバイブ』)を愛してやまないライターが、ひたすらに『北斗リバイブ』を楽しんでその想いを綴る世紀末コラム。

第12回となる今回は、最新拳士となる“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”を徹底レビュー。

ニコイチの夜明け

シン、ジャギというまさかの組み合わせで登場した新拳士“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”。
ユーザー間ではニコイチ拳士などと呼ばれるふたり1組の拳士だ。

何を隠そう筆者はニコイチ拳士が大好き。1拳士なのにふたりいるというこのお得感。何より奥義演出が魅力的で、強いとか弱いとかもうそういう問題ではないのだ。

ただし、このニコイチの定義はじつは結構あいまいで、“南斗最後の将”もフィールドでの見た目や演出は完全にニコイチ拳士ながらアイコンは将単体で、運営的にはニコイチのつもりはなさそう。その点でいうと“殺・斬”だってニコイチなのかと思いきや、ユーザーは全然そう思ってないだろうし、“ショウザ”も“ジュウザ”も黒王号とのニコイチとは言われないわけだ。

これまではっきりとニコイチと認識されてるのって、“シュレン・ヒューイ”、“アイン・バット”、“ルイ・リン”くらいなもんなのかな? “前田慶次 いくさ人の絆”なんてそれを超えた三位一体なんだけど、あまり言われないよね。

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▲ニコイチ唯一の外伝イベント拳士。シュレン・ヒューイはガルダが来ないと復刻が見込めないので貴重なニコイチ。

そんなぼんやりしたニコイチ業界に一石を投じるのが今回の“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”。


この“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”は、性能にふたり分の特性が盛り込まれてる初めてのニコイチ拳士で、奥義、アイコンを含めたすべての点で完全無欠、一片の疑いもないニコイチ拳士なのだ。
本来の意味でのニコイチ拳士第1号といっても過言ではないんじゃないかな。今後はこれがスタンダードになっていきそうな気もするし、2023年最初のニコイチ拳士に相応しい内容だと思う。

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▲ロングスパンの風化イベントを終えて結果は93枚。スタミナ缶も使わなかったし上々かな。なんとかシンジャギを覚醒することができた。これずっとやっててほしい。

“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”のイマイチな点

さっそく例のごとくイマイチな点から挙げていこうと思う。
まずは性能には直接関係ない部分で、枠の問題だ。『蒼天の拳』コラボの拳士を網羅していると鉄心とヤーマが編成に入っていると思うので、カイオウ、ジュウザ(黒王号)、レイ、霞で満員御礼。編成する枠がないのだ。入れる場合は、鉄心とヤーマのどちらを外すかで頭を悩ますんじゃないかな。
前回のコラムでも述べたようにとくにヤーマに関しては編成率も高いので、ここは悩みどころ。リリースが技→技で続いてしまったのもあるね。


これはもう仕方がなくて、『蒼天の拳』コラボが終了した直後で、この拳士が3人。“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”がひとり出てきたところで、いきなりこれを凌駕するはずもないわけだね。

どうしても“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”に関してはつぎにリリースされる拳士次第な部分が大きいので、キャラが好きで取るか、ニコイチが好きで取るか、今後の跳ねに期待して山を張るかになってしまうのがきびしい部分。

耐久面は低く、前列は論外。南斗極星陣の有無は不問だ。技タイプで前列が務まらないと編成のバリエーションを大きく圧迫するのでここはちょっと残念。いまはレイが力タイプでありながら前列で戦えるので、編成枠的にもやはりレイとセットがベストとなりそうだ。

“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”の強み

現在は空前絶後の霞環境だ。ここに異論のあるユーザーはいないだろう。つまりこれも以前述べた通り、霞にいかに奥義を撃たせるかだけを考えておけばひとまずはOK。
これまではリンレイが霞にとっての最良のパートナーであったが、それをあっさり抜いたのがこのシン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代であり、最大の強み。
奥義を連発して闘気を積み立てるのではなく、性能として強制的に闘気の消費なしで奥義を発動させてしまう。
ダメージ軽減とか面倒だし0でよくない?で不覚ドン!みたいなたまにあるあれが、この奥義連発にやってきたというわけ。そりゃ強いでしょ?

流れとしてはこうだ。“悪魔の教唆”は自身を除く味方拳士が奥義を発動すると、闘気量に関係なく奥義で攻撃。この悪魔の教唆を発動するためには“謀略”が1段階必要で、この謀略を得るためには“憎悪”と“執念”が10段階必要。憎悪は北斗、執念は南斗に対応していて、それぞれの拳士ランダム1体と自身に謀略が付与される。

ターン開始時と、霞とレイが奥義を発動している場合、自身が奥義を発動することで、それぞれに対応した憎悪と執念を得ることができる。もうとんでもない食物連鎖のような話しだね。

霞中心で考えるならば、効率よく憎悪を貯めるために北斗は編成に4人が理想ということになるが(奥義により得られる憎悪が最大4のため)、現在は環境的になかなか難しい。
今であればざっくりと北斗に寄せると霞が強くなって、南斗に寄せるとレイが強くなると考えておくといいだろうね。

超覚醒に関してはまだ詳細は不明ながら、ここが伸びるのだろうというのは容易に想像がつくので、これはおもしろそうだよね。奥義の回転率どうなっちゃうのっていう。

“シン・ジャギ 悪魔がほほえむ時代”の強みはまだあって、奥義のターゲットが力タイプであるという点。いまであれば必然的に霞orレイということになるので、霞にいけばラッキー、レイに飛んだら残念って感じかな。ここで大きく展開が変わるので、正直ここはかなり運ゲー感はある。覚醒していれば相手が正統伝承者の場合、特定の奥義発動回数で踏みとどまりを2段階解除する。
とにかく力タイプに強いというのが特徴だ。攻撃力自体は控えめながら、相手が力タイプなのでダメージも通りやすく申し分なし。

必殺もグラケンを思わせる直線攻撃で、経絡解放すればここでも憎悪と執念を獲得可能だ(←これ必須)。霞にぶっ刺さる攻撃で、ジュウケイやヤーマと組ませることで後列の力タイプが溶ける溶ける。非常に強力な力タイプキラーとなっている。

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▲必殺はかなりいいダメージが出てくれる。グラケンが外れて、あの強力な必殺の恩恵を受けられなくなっただけにこれはうれしいポイント。

将来性にも期待

『蒼天の拳』コラボとハーフアニバに挟まれていなければ、多くのユーザーが取る性能なんじゃないかと思う。ちょっと時期に恵まれなかったかな。

耐久的な問題から拳速の高さがある程度要求されたり、明確な弱点もあるので必須拳士とまではいかないが、自身と霞の超覚醒を残しているという点、そして今後登場する北斗、南斗拳士どちらともシナジーが期待できる点でも将来性に期待の持てる拳士だ。
まずは霞の超覚醒に期待したいところ。

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://hokuto-revive.sega.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/hokuto_revive
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