『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』“プロデューサー”必見の制作裏話が配信中【アイマス日記第207回】

2023-01-22 10:00 投稿

カードデザインとMV制作のこだわりポイントに感動

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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『アイドルマスター』のYouTube公式チャンネル『アイドルマスターチャンネル』にて、『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)の制作裏話の動画が配信中だ。

こちらは、『ミリシタ』5.5周年の特別企画として製作・開発スタッフが登場し、『ミリシタ』の開発秘話を語る内容となっている。今回はアートディレクターの田宮清高氏とライブモード監督の久保賢一朗氏が登場。田宮氏からはカードデザインに関する内容が語られ、久保氏からはMV制作秘話が明かされた。

カードデザインに関する話題では、“周防桃子”の“秋桜と約束 周防桃子”と、“所恵美”の“ウォーター・アクション 所恵美”の2種を例に、完成までの工程を解説。動画内では、上記の2枚のラフデザインもチラッと紹介されており、最終稿以外の絵柄も見ることができる。

 
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また、“矢吹可奈”の“あめにうたおう♪ 矢吹可奈”では、カードのストーリーと合わせてみると、アイドルの心情がひと目でわかるような考え抜かれたデザインに唸らされる。

 
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“ロコ”の“ART NEEDS HEART BEATS”では、彼女のアートセンスがどのように磨かれたがひと目でわかるデザインも秀逸だ。ラフ設定には、小さいカットながら兄姉の現在の姿も登場しており、こちらも見逃せない。そのほかにも、光や色彩に関するこだわりなども語られており、もっと多くのデザインの解説をしてほしいと思う内容だ。

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MVについては、制作工程に関する解説とゲーム中のこだわりポイントを解説。ノーツと振り付けのタイミングを合わせていたり、キメ顔にノーツが被らないようにするといった配慮には、なるほどと感心する。

また、曲によって人数が変動した場合のカメラワークなどについても言及。さらに、例として“矢吹可奈”の“あめにうたおう♪”の歌詞の一部「鳩が飛び立つ」の部分で実際に鳥が飛ぶようにカメラが引くといった演出のこだわりポイントも紹介された。

 
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リアルライブとの親和性についても触れており、MV中の観客の様子はリアルライブから引用されていることも伺える。知っている“プロデューサー”も多いかもしれないが、ペンライトで三角形や四角形を使っている部分が見られることもあり、つまりはアイドルだけではなく“プロデューサー”の姿もゲーム中で再現されているわけである。

そして、“高槻やよい”の“ピピカ・リリカ”のMVについても言及。開発中の昨年7月に、765プロオールスターズの単独ライブが行われ、そこでステッキを持つというパフォーマンスがあることが判明し、先に制作が進んでいたカードデザインを見せてもらって、MVに落とし込んだことが語られた。

 
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そのほかにも、MV制作をするうえでのこだわりポイントなども語られているが、くわしくは動画をぜひ観ていただきたい。

動画本編はこちら

こういった形で、スタッフから制作の裏話が聞けるという機会は少ないので、ありがたい限り。解説を聞くことで、改めてカードやMVを見直す機会にもなるだろう。

ちなみに、MV制作に関しては、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のこだわりもかなりの熱量で、少し古いが以下の記事に制作フローなどが紹介されている。


カードに関しては、とくに『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のアニメーションを含めたカメラワークや、ほかにはないデザインの発想などもぜひ聞いてみたい。『ミリシタ』に限らず、各ブランドの制作秘話については、今後も公開して欲しいところだ。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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