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『Peridot(ペリドット)』自分だけのペットをAR上で育て冒険するNianticが手掛ける最新作の魅力迫る
2023-01-13 21:54 投稿
ARをメインにした新たな体験へ
世界中を舞台に位置情報を使ってさまざまな冒険を生み出してきたNianticが、昨年一部の世界に先行配信を行った『Peridot』というタイトルを覚えているだろうか。
ユニークなデザインが特徴的なペットが出てくること以外これといった国内向けの情報がなく、どうなってしまったのかと心配していたところ、本作のテクニカルアーティスト・David Hollin氏と話す機会を得ることができた。
『Peridot』とはどんなアプリなのか。
本記事では、年内のローンチを目標に開発が進む本作の魅力、ARをメインにしたこれまでにない体験の可能性をお届けしたい。
世界にひとつ自分だけの相棒育成
今回インタビューに応じてくれたDavid Hollin氏(以下、デビッド)は、NianticがGoogleのスタートアップ“Niantic Labs”だった2014年当時から、『Ingress』や『ポケモンGO』を経て、現在は『Peridot』でテクニカルアーティストを務める人物である。
――『Peridot』はどういった経緯で開発がはじまったものなのでしょうか?
デビッド 『ポケモンGO』にAR機能や多数の要素が実装された2016年ごろ、さらなる体験を生み出すには何が必要なのか。どういった可能性があるのかをジョン・ハンケ(Niantic, Inc.CEO)と話し合いました。そこで、マップに頼らないARをメインにした体験はどうだろうという提案を受けました。それがこの最新作『Peridot』というわけです。
――ARをメインにどういった体験ができるのでしょうか?
デビッド 本作は“Peridot”と呼ばれる動物を育成し現実世界をいっしょに冒険する体験型のアプリです。ARを介して彼らの食べ物を探したり、フレンドのPeridotとブリーディングして新しい命、卵を産むこともできます。
デビッド このPeridotたちのデザインは多数のデータから構築される仕組みで、世界にふたつとない自分だけの相棒を手に入れ育てていける。そして砂地でサボテンを、水辺で昆布や魚など、Peridotが欲しているものを探して現実世界を冒険するという体験が特徴となります。
――Peridotたちが指定するスポットにPOI(Point of Interest)が活用されている?
デビッド その通りです。Peridotたちから特定のPOIに行きたいとお願いされることがあります。“花を見たい”や“動物を見たい”などさまざななクエストに叶えてあげること。そして、AR機能を使って現地で触れ合うことが彼らの成長となり、プレイヤーを癒やすようなアプローチを目指しています。
1年前の印象をくつがえすデザイン
――いくつかの国では先行リリースされていますよね。
デビッド はい、シンガポールとマレーシア、デンマーク、ノルウェーやオーストラリアが対象になっています。SNS上にはたくさんのファンアートがシェアされていて開発チームの励みになっています。
――日本でのローンチはいつごろに?
デビッド 2023年を予定しています。事前にテスト版を配布することはなく、完成したバージョンをみなさんにはお届けしたいと考えています。
――ひとりのプレイヤーが所持できるPeridotの数に制限はありますか?
デビッド 現段階(テスト版)では1プレイヤーが所有できるPeridotの数に制限はありません。ただし、育成できるのは連れて歩く1匹のみとなっています。
――『ポケモンGO』でたとえるなら相棒に設定したものが育成対象。それ以外のものはボックス内というイメージでしょうか?
デビッド はい、その通りです。ゲーム開始時は1匹、その後いっしょに冒険をしていく中で野生の個体と遭遇。フレンドと交換したり子どもを産むなどしながら数を増やしていく。いつでも好きなPeridotに切り換えることができるので安心してください。ちなみに、子どものうちは性格がわかりませんが、育てていくことで目つきや歩き方にも特徴が出てきます。どういったプロセスで変化していくのか、みなさんにも早く体験していただけるよう開発を進めていきますのでご期待ください。
今回のインタビューに挑むまで、深津の印象は約1年前のイメージボードのみ。
“このデザインは日本で流行るのか?”
というマイナスの印象が強く、期待値もかなり低かったのだけど、実際に動いている様子を見ているとじつに愛らしい。
そんな当初の悪い印象と今回の手応えを素直に伝えたところ、ここ数ヵ月のあいだはデザインの向上、とくにアジアを意識した見直しに努め、それがやっとカタチになってきたのだとデビッドが教えてくれた。
ARをメインに設計された『Peridot』がどんな体験に導いてくれるのか。
1年前の印象こそ払拭されたが、AR自体がさほど浸透していないという現実がある。
今後も『Peridot』開発チームへの取材を続け、その手応えを発信していくのでお楽しみに!!
P.N.深津庵
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