『セーリング エラ』自由気ままな航海の旅へ!自分だけの船で世界中の海を渡る大規模シミュレーションアドベンチャーが1/12より発売
2023-01-12 13:00 投稿
広大な海を舞台に好きなように冒険しよう
光宇遊戯が開発、bilibiliが発売する新作『セーリング エラ』のPC版が2023年1月12日に発売された。2023年春にはプレイステーション4、Nintendo Switchでも発売予定。
本作は大航海時代を舞台に、まだ開拓されていない大海原を自由に散策していくシミュレーションアドベンチャーだ。天候の荒れる海を相手に、自分だけの船を作って貿易や海戦、冒険の旅に出て物語を進めていくやり応えのある内容となっている。
本記事では、そんな『セーリング エラ』の詳しいゲームシステムや魅力についてお伝えしていこう。
ゲームの見どころ
・異なる物語が展開される4人の主人公を選択して航海を始めよう
・世界地図を反映した広大でリアルな世界を冒険!
・商売、義賊、海賊行為も!?自由気ままに海を渡り歩こう
異なる物語が展開される4人の主人公を選択して航海を始めよう
まずは4つの国(中国、ポルトガル、日本、アラブ)の主人公からひとりを選んで、物語を始めることになる。
どのキャラクターを選んでも好きなように遊ぶことはできるが、それぞれ物語の目的や性能が異なるので、プレイスタイルに応じて選択するのがいいだろう。
いろいろな要素を遊びたい場合は、ポルトガル出身のアンドリューがオススメ。世界中を冒険することを夢見る彼の物語では、貿易から戦闘、探索に航海といったコンテンツにバランスよく触れられる。
アラブのアブドゥラーは、戦いをメインに遊びたい人向けのキャラ特性。裏切りによって仲間を失った彼は海賊との戦いや、沈没船の採集など海域での活動を活発に行える。貿易でお金を稼ぐより、とにかく戦いを楽しみたいという人にオススメしたい。
中国出身の雲睦を選べば、学者としての物語を体験できる。異国の本の解読、陸地の探検といった探索と発見がプレイの主軸。知識が増えるほど貿易も優位に進められるため、戦闘よりも航海や貿易をメインで楽しみたい人向けのキャラクターだ。
日本出身の静間芳隆は、異国の造船技術を学ぶためにヨーロッパに渡ることを目指す物語が描かれる。スタート地点が日本の長崎なので、国内のプレイヤーなら地理的にもわかりやすく迷わず進められるはず。
キャラ特性が造船についての能力が多いため、自分で優秀な船を作ることを目標にしたいプレイヤー向けのキャラクターだ。
4キャラいずれかを選ぶと、それぞれの物語が始まり船を手に入れて航海の旅がスタート。
ストーリーの合間には約200の港を訪れたり、イベントシーンが描かれるがここでのビジュアルも注目したいポイントだ。緻密な手描きの水彩画やリアルなアート技術で描かれるキャラクターや港が美しく、冒険の旅を彩ってくれる。
ちなみに、ストーリーは任務形式でこなしていく形で期限や制限などはほぼなく、任務そっちのけで世界中を旅したり、お金稼ぎに専念できたりと自由度はかなり高い。
冒険の最中には新たなキャラクターと出会えることもあり、展開によっては仲間になってくれることもある。仲間が増えれば随伴艦の船長を任せたり、いっしょに海戦に出ることができ、最終的には複数の船からなる艦隊を作ることも可能だ。
世界地図を反映した広大でリアルな世界を冒険!
本作のメインコンテンツは、自分の船で世界中を冒険する航海。
どの主人公を選んでも最初に小さな船が手に入るので、そこからお金を稼いだり、技術を学んでより優秀な船を手に入れていくことになる。
港から海に出ると、後はどこに行くのも自由。帆を上げて進む先を指示しながら、海を渡っていくことになる。
ちなみに初期時点だとマップはほぼ白紙で、自分で探検することで初めて地図が作られていく。開拓が進んでいない大航海時代が舞台なだけに、目的地を指し示してくれるナビゲーションなども一切ナシ。
情報や手に入れた地図を頼りに、自分で船を進めて目的地を探さなくてはならない。
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なお、本作のマップは現実の世界地図をベースに作られており、確認した範囲だとかなり忠実に再現されている。ややずるい方法ではあるが、世界地図を用意してプレイすればマップ代わりに機能してくれたりもするのだ。
海を渡りつつ、途中で港を見つけたら食料を補充したり、そこでしか買えない特産品を仕入れて貿易をしながら旅の資金にするのが基本的なプレイサイクル。
また、狭い川のような道を辿っていくと、冒険できる陸地を発見できたりもするので、隅々まで探索して未知の発見を目指すのも楽しみのひとつとなる。
貿易などができる港は世界中に約200個ほど用意されており、それぞれ美しい風景が広がり、珍しい特産品が売っていることも。
港によって売っている物に違いがあるほか、施設なども異なるので訪れた国の文化などに触れる、航海の醍醐味が味わえる。
また、酒場などにはその場所にしかいないキャラクターも登場。気に入ったキャラクターがいれば頻繁に港に運んでお酒を飲み、仲良くなることも可能だ。
お酒を飲み、プレゼントを渡して好感度が高くなれば、より親密な関係になれるので好きなキャラがいる港を活動拠点にしてみてもいいだろう。
海を渡って港を訪れ、貿易やキャラとの交流を楽しむ。航海は楽しいことばかりだが、一方で海は人類にきびしい環境でもある。
船には一定量の食料を積めるのだが、この食料は一定時間おきに消費されていく。すべての食料がなくなると次第に体力が減り、最終的には船員が0人になりゲームオーバーという結末が待ち受けている。迂闊に寄り道をしたり、道に迷うと食料はすぐになくなるので、事前に航路と食料を計算する計画性は必須だ。
また、海では天候による船の老朽化や、風向きによる速度の変化など自然環境による影響も存在。できる限り風の勢いを借りて速度を出せる航路を選んだり、天候が荒れるときは港の近くから離れないなど、無事に港に帰るためにプレイヤーの手腕が求められる。
海の天候の変化、食糧事情、運が悪いと病気が発生するなど、ときにシビアすぎるほどリアルな航海を味わえるのが本作の魅力。慣れてくると資金繰りや航路の設定が上手くできるようになり、より一層遊び応えが増してくるので自分で攻略法を考えつつプレイするのが好きな人はとくにはまるはずだ。
商売、義賊、海賊行為も!?自由気ままに海を渡り歩こう
航海をしながらプレイヤーがすることは、貿易や海戦、探検がメイン。ここではその一部を紹介していこう。
やはり目玉となるのは、海賊との戦闘だ。海を渡っていると海賊と遭遇することがあり、問答無用で襲ってくる。船の速度が十分なら逃げることも可能だが、迎撃できれば海賊の積み荷が手に入るので旨みも多い。
海賊と接敵するとそのまま戦闘に入り、船に積んだ大砲などを使って攻撃を仕掛けられる。基本的には一定の距離を取りつつ、大砲の届く距離、向きに敵が近づいてきたときに撃って撃破を目指していく。また、船を改造していれば直接船に突撃してダメージを与えたり、距離を詰めれば白兵戦や決闘に持ち込むこともできる。
操作としてはふだんの船の操縦に大砲を発射するという動作が加わるだけだが、これが意外と奥深い。相手の砲撃を避けるために船の向きを変えたり、偏差を意識して発射するなどテクニックが多く、上手く戦えば無傷での勝利もできる。
船の性能はもちろん、総舵手の技術も重要になるため、慣れてくるほど戦いは楽しくなるはずだ。
船は自分で新しく作れるほか、各パーツごとのカスタマイズも可能なので、海戦用に調整をするのもアリだ。戦闘を避けたいならスピードや防御特化で逃げきれる船に、白兵戦に持ち込みたいなら船首に衝角をセットするなど、カスタマイズの幅は広い。
海賊を倒せば積み荷が奪えるほか、港によっては懸賞金がもらえることもある。貿易よりもとにかく海戦を遊びたいという人は、賞金稼ぎのような動きかたをしてお金稼ぎをしてもいいだろう。
戦闘以外で頻繁にやることになるのが、港での貿易だ。
各港で売っている特産品は物価がつねに変動しており、時期によって値上がり・値下がりする。安く特産品を仕入れ、ほかの港で高く売るという商売をくり返すだけでも、それなりのお金になるのだ。上手くいけばかなりの利益になるので、商船として生きていくのもおもしろい。
ただし、商品によっては長距離の航行によって劣化して価値が下がることもあり、下手をすれば船員の給料さえ払えない貧乏暮らしをする羽目にも……。
そのほか、航海中に未知の大陸を発見したら、道具を持って探検する要素も。探索の結果珍しい商品を手に入れたり、遺産や財宝、芸術品などを発見してコレクション図鑑を発見できる。
財宝類は高く売れることも多いので、陸地の探検で生計を立てるというのもひとつの手段だ。
海賊との戦闘、貿易、陸地の探検とさまざまな要素が遊べるアドベンチャーパートは、ほかにも遊び尽くせないほどのコンテンツが用意されている。目的地が明確に表示されず、自分で道を切り開く冒険心が試されるゲーム性は、リアルなシミュレーションアドベンチャーを求めている人にはとくに刺さるはず。
ボリュームに反して値段もSteamで税込2800円と安く、非常にお買い得なゲームなのでぜひとも遊んでみてほしい。なお、1月12日~19日のあいだは10%割引で2520円で購入できるため、割引中の購入を推奨したい。
・Steam版
2800円[税込]
1月12~19日は10%割引で2520円[税込]⇒配信ページはこちら
・Epic版
2580円[税込]
1月12~19日は10%割引で2322円[税込]⇒配信ページはこちら
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