『アイドルマスター シンデレラガールズ』冬の夜空を感じられるロマンティックなライブを堪能!“cgコンステ”の模様をレポート
2022-11-28 22:31 投稿
ストリングスも参加した豪華なバンドサウンドが熱い!
2022年11月26~27日の2日間にかけて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のライブ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Twinkle LIVE Constellation Gradation❄』が開催された。
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今回のライブは、なんといっても10周年ライブツアーに引き続いて生バンド“シンデレラバンド”の参加が目玉だろう。7thライブ以降、たびたびアイドルたちをサポートしてきた“シンデレラバンド”だが、ストリングスメンバーによるスペシャルユニット“スターリーストリングス”も加わった豪華な生演奏コーナーも企画される熱いライブである。
【出演者】
安齋由香里(西園寺琴歌役)/梅澤めぐ(辻野あかり役)/新田ひより(道明寺歌鈴役)/牧野由依(佐久間まゆ役)/青木瑠璃子(多田李衣菜役)/飯田友子(速水奏役)/桜咲千依(白坂小梅役)/小市眞琴(結城晴役)/田辺留依(荒木比奈役)/千菅春香(松永涼役)/二ノ宮ゆい(八神マキノ役)/福原綾香(渋谷凛役)/渕上舞(北条加蓮役)/ルゥティン(塩見周子役)/赤﨑千夏(日野茜役)/生田輝(ナターリア役)/神谷早矢佳(南条光役)/鈴木絵理(堀裕子役)/武田羅梨沙多胡(喜多見柚役)/長野佑紀(小関麗奈役)/原紗友里(本田未央役)/松嵜麗(諸星きらり役)/山下七海(大槻唯役)
【DAY1のみ】
高森奈津美(前川みく役)/中島由貴(乙倉悠貴役)/長江里加(久川颯役)
【DAY2のみ】
佐倉薫(黒埼ちとせ役)/津田美波(小日向美穂役)/のぐちゆり(及川雫役)/安野希世乃(木村夏樹役)
【ゲスト】
シンデレラバンド with スターリーストリングス:滝澤俊輔(TRYTONELABO) /IMAJO/睦月周平/兼子拓真/山本真央樹/佐藤帆乃佳/沖増菜摘/菊地幹代/渡邉雅弦
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の11周年記念前日にもなったスペシャルなイベントの模様をレポートする。
ライブ初披露の楽曲と、超ド級のゲストで1日目からクライマックス!
静かでロマンチックなオーバーチュアとダンサーの優雅なダンスで始まったライブは、“流れ星キセキ”から。安齋さん、生田さん、二ノ宮さんという意外なメンバーでの1曲は新鮮かつ、オープニングからワクワクさせてくれる。セットリストは以下の通り。
01.流れ星キセキ:安齋由香里・二ノ宮ゆい・生田輝
02.Shine!!:高森奈津美、牧野由依・青木瑠璃子・桜咲千依・福原綾香・渕上舞・赤﨑千夏・鈴木絵理・原紗友里・松嵜麗
03.冬空プレシャス(Long Intro Ver.):武田羅梨沙多胡・長野佑紀・山下七海
04.チカラ!イズ!ぱわー!!(Long Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理
05.オタク is LOVE!(Long Intro Ver.):梅澤めぐ・田辺留依・神谷早矢佳
06.ネコドル☆オーバー・ザ・ワールド:高森奈津美
07.サマーサイダー:中島由貴・長江里加
08.Myself:千菅春香
続いての“Shine!!”は、福原さんや原さんを始めとして比較的古参のメンバーによる歌唱だ。ルーキーメンバーからのバトンタッチで、TVアニメの楽曲が繋がるというセットリストも熱い。
これからのシーズンにぴったりの明るいクリスマスソング、“冬空プレシャス”はパッションアイドル3名によるはじけるようなパフォーマンスを見せると、続いては“チカラ!イズ!ぱわー!!”だ。赤崎さん、鈴木さんのオリジナルメンバーによるパフォーマンスはヘッドセットマイクを使った元気なダンスが魅力。会場に広がるオレンジのペンライトの光も相まって、寒さを吹き飛ばす熱いオーラを見せる。途中、そのパワーを見せつけるように、ダンサーと綱引きをするという演出も見せ、パッション曲が立て続けに盛り上げてくれた。
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“オタク is LOVE!”は、オリジナルメンバーの田辺さんに、辻野さんと神谷さんが参加したライブ特別編成。曲中のセリフやあおりも、キャラの個性を生かした特別バージョン。このあたりのメンバー固有の演出はライブならではだ。
高森さんの“ネコドル☆オーバー・ザ・ワールド”は、12月発売のCDに収録される前川みくの3rdソロ曲。2週間以上も早く、フルコーラスが観られたのは嬉しいところ。さらに“サマーサイダー”もオリジナルメンバーが揃ってのライブ初披露で、青春感たっぷりのさわやかさと、冬に聞く夏の楽曲というギャップでも楽しませてくれる。
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千管さんの“MySelf”は、力強い歌声とパワフルでアップテンポなゴリゴリのロックサウンドに思わず体を動かしたくなるような熱さで盛り上げる。
MCではライブテーマともなっている星にちなんで“プロデューサー”のための“コンステ星占い”という企画が行われる。残り1ヵ月を占うということで、キャスト陣がボックスの中からくじを引き、書かれている運勢の順位を発表。さらにくじを引いたキャストが書かれた指示を行うことで、より運勢を良くするという内容である。田辺さんがウィンクをすることになったり、山下さんがカメラに向かって「はい、アーン!」をしてみせるなど、くじに書かれた指示に従い、可愛らしいアクションで会場を盛り上げてくれた。
MC明けは、夜空に映えるクールアイドル3名による“未完成の歴史”で再開。歌唱力の高いメンバーによるある種の歌声のバトルで一気にボルテージはMAX。以下、中盤のセットリストである。
09.未完成の歴史(Long Intro Ver.):飯田友子・福原綾香・渕上舞
10.Packing Her Favorite:長江里加
11.思い出じゃない今日を:武田羅梨沙多胡
12.DELIGHT:原紗友里
13.咲いてJewel(Long Intro Ver.):安齋由香里・中島由貴・牧野由依・田辺留依・松嵜麗
“未完成の歴史”で圧倒された会場だったが、ラップが可愛らしい長江さんの“Packing Her Favorite”、明るく優しい曲調の武田さんの“想い出じゃない今日を”と続き、穏やかな空気に包まれてクールダウン。
ノリノリのシティポップ“DELIGHT”では、原さんの呼びかけによって手拍子が行われ会場が一体となり、再び熱気が盛り上がったところで5人のキャストによる“咲いてJWel”へ続く。アップテンポでスピード感のあるロックサウンドでボルテージは最高潮。ラスサビでは、オレンジとブルーのペンライトが会場に広がり、まるで星空のようである。
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MCでは、先ほどと同じ星占い企画が行われ、二ノ宮さんが可愛らしく「頑張って!」と応援してくれたり、赤崎さんはこぶしを突き上げて「3、2、1、メリークリスマス!」と“日野茜”らしい気合の入ったコールで盛り上げるなど、会場と一緒に盛り上がった。
後半戦は、ドームの天井を使ったプラネタリウムが展開されるという美しい演出が行われ、“You’re stars shine on me”からスタートする。星空にピッタリの“アナスタシア”のソロ曲を12人のメンバーが歌う豪華仕様だ。大人数ならではの厚みのあるハーモニーでドラマチックにスタートする。後半のセットリストは以下の通り。
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14.You’re stars shine on me:安齋由香里・桜咲千依・長野佑紀・山下七海・長江里加・青木瑠璃子・福原綾香・神谷早矢佳・千菅春香・梅澤めぐ・ルゥティン・新田ひより
15.星環世界(Long Intro Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理・松嵜麗・中島由貴・牧野由依・武田羅梨沙多胡
16.VOY@GER:小市眞琴・長江里加・ルゥティン・生田輝・原紗友里
17.No One Knows(Long Intro Ver.):飯田友子・田辺留依・二ノ宮ゆい・渕上舞
続いてはサイバーチックなトランスナンバー“星環世界”だ。重低音のバスドラムサウンドが響く会場は、“プロデューサー”たちの手拍子とアイドルのパワフルなダンスが重なり一体となる。
なんとここで、全ブランドが関係しているコンセプト楽曲“VOY@GER”が披露される。オリジナルメンバーとして楽曲に参加しているルゥさんと長江さんに加えて、小市さん、生田さん、原さんも参加。こちらの楽曲についてはフェス以外の単独ライブでは初めて歌われたことになる。イントロが流れた瞬間には、会場からも「おお!」という“プロデューサー”の声が漏れ、大きな拍手が送られた。
さらに、クールでスピーディーなダンスナンバー“No One Knows”へとつながり、青いレーザーライトとサイバーチックな映像が流れる会場は、まるでサイケデリックなダンスクラブだ。
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MCを挟んで、いよいよ“シンデレラバンド with スターリーストリングス”が登場。ストリングスによる美しい“Snow Wings”のインストに続いては、“White again”だ。原曲のふわふわしたファンシーな曲から、ピアノソロとストリングスによるアレンジで、冬の星空にピッタリの穏やかでロマンティックな曲になった。セットリストは以下の通り。
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18.Snow Wings(Short Inst.)
19.White again(コンステアレンジ):安齋由香里・梅澤めぐ・新田ひより
20.Nocturne(コンステアレンジ):高森奈津美・青木瑠璃子
21.キセキの証(コンステアレンジ):牧野由依・渕上舞・松嵜麗
22.Memories(コンステアレンジ):飯田友子・長江里加・福原綾香・ルゥティン
23.ダイアモンド・アテンション:小市眞琴・赤﨑千夏・生田輝・神谷早矢佳・武田羅梨沙多胡
24.無重力シャトル:桜咲千依・千菅春香・二ノ宮ゆい・鈴木絵理・長野佑紀・原紗友里
25.New bright stars:安齋由香里・梅澤めぐ・中島由貴・新田ひより・飯田友子・小市眞琴・ルゥティン・武田羅梨沙多胡・山下七海
26.さよならアンドロメダ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
“Nocturne”はなんと“*(アスタリスク)”の2人が担当。原曲のアップテンポで疾走感のある楽曲が、優しさとどこか切なさも感じる楽曲にアレンジされており、普段のロックなパフォーマンスが持ち味の“*(アスタリスク)”とはひと味違ったギャップが楽しめた。
原曲でもピアノソロとストリングスが印象的な“キセキの証”は、今回のライブのコンセプトにもピッタリの優しいバラード。原曲と同じサウンドが生音で楽しめる贅沢な時間だ。
ポップでメロディアスな“Memories”は、ミドルテンポのバラードへと華麗な変化を遂げる。アイドルたちの歌声がより力強く際立ち、歌詞が持つ切なさや哀しさが感じられるドラマチックな曲となった。
ここまでは、バラード調のアレンジが続いたが、一転して、情熱的な旋律と力強いバンドサウンドで“ダイヤモンド・アテンション”へ。シャウトするようなアイドルたちの歌声に、バンドサウンドが負けじと会場を震わせ、熱いステージが繰り広げられる。客席もその熱気に答えるようにオレンジのペンライトが広がり、炎のように燃え上がった。
トドメの“無重力シャトル”では、イントロが流れた瞬間は、大きな歓声が漏れ、会場のボルテージはMAX。アイドルたちのパフォーマンスや曲中のコールに、“プロデューサー”の全力のペンライトが重なりステージと一体となった。
続いては、10周年ツアーファイナル公演のテーマ曲“New bright stars”。同公演もベルーナドームで開催されていた訳だが、11周年を間近に控えて10周年ライブのテーマ曲が披露されるということで、ふたつの周年ライブが繋がっているようなエモい演出である。
アンコール前のラストを飾ったのはなんと“さよならアンドロメダ”だ。これまでのライブで、ある程度の大人数で歌う機会もあったが、まさか参加メンバー全員による歌唱には驚かされた。生バンドの力強さと、アイドルたちのハーモニーにより楽曲の厚みが増し、壮大な夜空を感じられる感動的な1曲でキャスト陣が一旦退場する。
ここで、『アイドルマスター シンデレラガールズ」や2月に開催される合同ライブの情報が流れるが、最後にサプライズ情報として、“ももいろクローバーZ”とのオリジナルコラボ楽曲“Majoram Therapie”が制作されたことが発表され、そのままアンコール1曲目として初お披露目となった。
EN01.Majoram Therapie(Long Intro Ver.):”ももいろクローバーZ:百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れに/シンデレラガールズ:安齋由香里・渕上舞・山下七海
EN02.サラバ、愛しき悲しみたちよ:”ももいろクローバーZ:百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れに/シンデレラガールズ:青木瑠璃子・桜咲千依・神谷早矢佳・千菅春香・長江里加・中島由貴・長野佑紀・新田ひより・二ノ宮ゆい・ルゥティン
EN03.お願い!シンデレラ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
なんと、サプライズゲストとして“ももいろクローバーZ”の4名も登場し、アイドルたちの合同歌唱が行われるという熱い演出に会場が熱狂。ステージ後方のスクリーンに歌唱メンバーとしてクレジットされた瞬間に、どよめきが漏れ徐々に大きな歓声へと膨れ上がった。
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さらに、“ももいろクローバーZ”の楽曲“サラバ、愛しき悲しみたちよ”を、本人たちとアイドルが歌うというスペシャルな展開。イントロが流れた瞬間に、さらに大きな拍手が巻き起こる。アーティストの出演は7thライブ名古屋公演のDJ KOOさん以来のできごとで、しかも今回はアイドルの先輩とのコラボということで、歴史的瞬間を目の当たりにすることになった。
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MCでは、コラボ楽曲や“サラバ、愛しき悲しみたちよ”を歌った感想が語られる。まさかの“ももクロ”と共演できたということで、キャスト陣も感動した様子を見せる。さらに、“ももいろクローバーZ”が主催する年末のイベント『ももいろ歌合戦』への参加も発表され、大いに盛り上がった。“ももいろクローバーZ”の出演は1日目のみということで、貴重な機会に立ち会えたことも嬉しい限り。
ラストは、“シンデレラバンド with スターリーストリングス”も加わった『お願い!シンデレラ』。間奏では、バンドメンバーの紹介とソロプレイで魅せるなど豪華なエンディングとなり、1日目は終了した。
2日目には“冬の女王”が降臨!2日連続のサプライズゲストでドームは熱狂の渦に
2日目のオープニングは、1日目と同じく“流れ星キセキ”から“Shine!!”というシンデレラガールズキャリアにおける先輩と後輩リレーから。前半戦のセットリストは以下の通り。
01.流れ星キセキ(Long Intro Ver.):安齋由香里・二ノ宮ゆい・生田輝
02.Shine!!(Long Intro Ver.):牧野由依・青木瑠璃子・桜咲千依・福原綾香・渕上舞・赤﨑千夏・鈴木絵理・原紗友里・松嵜麗
03.ダンシング・デッド(Long SE Ver.):のぐちゆり・松嵜麗
04.THE VILLAIN’S NIGHT:佐倉薫・田辺留依・千菅春香・二ノ宮ゆい・ルゥティン・長野佑紀
05.チカラ!イズ!ぱわー!!(Long Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理
06.ヒーローヴァーサスレイナンジョー(Long Ver.):神谷早矢佳・長野佑紀
07.Arrowhead:青木瑠璃子
08.Bullet Ride:安野希世乃
今年のハロウィン曲として発表された“ダンシング・デッド”は、松嵜さんとのぐちさんの可愛らしい歌声はもちろん、跳ねるようなダンスも楽しい1曲。ヘッドセットマイクを使ったダイナミックなパフォーマンスに続いては、一昨年のハロウィンに発表された“THE VILLAIN’S NIGHT”へ。ミステリアスな曲調と力強い歌声に魅了され、ちょっと遅れたハロウィンパーティーライブを楽しませてくれた。
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一転して、“サイキックヒーツ”で“チカラ!イズ!ぱわー!!”で、会場の空気はパッション溢れるハイテンションな空気に。1日目と同じくパワフルなステージをぶちかましてくれた。さらに、特撮全開の“ヒーローヴァーサスレイナンジョー”へ続き、真っ赤な照明と赤いペンライトに染まった会場がヒートアップし、冬の寒空を吹き飛ばす。
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そして、青木さんは発売されたばかりの最新CDからソロ曲“Arrowhead”でさらに会場を熱くする。楽曲が発表された際には、SNSでも話題になった待望の“多田李衣菜”の3rdソロ曲は、王道のロックサウンドと疾走感溢れるパフォーマンスで魅了する。
続けて、“多田李衣菜”の相棒ともいえる“木村夏樹”役の安野さんがステージあがり、こちらもソロ曲“Bullet Ride”でロックナンバーのバトンが繋がる。ロカビリー風ロックの熱い曲調は、スタンドマイクを使ったパフォーマンスで、力強い歌声と思わず体を動かしたくなるノリノリな1曲で盛り上げる。
MCでは、1日目と同じく“コンステ星占い”が行われ、来年の“プロデューサー”の運勢を占うことに。運勢アップのために佐倉さん、安齋さんがアイドルの声で「頑張って!」と呼びかけたり、のぐちさんがイケボで呼びかけて会場だけでなくキャスト陣をときめかせるなど、ここではアイドルたちがセリフをキメるシーンで楽しませてくれた。
MC空けは、“空想探査計画”からスタート。過去のライブではオリジナルメンバーの安野さんが1回、赤崎さんがそれぞれ1回ずつ複数のキャストと歌う機会があったが、今回ようやくふたりが揃っての歌唱。残念ながら、3人目の“浜口あやめ”役の田澤茉純さんが参加している機会はなく、いつか3人が揃うステージも見てみたいところ。中盤戦のセットリストは以下の通りだ。
09.空想探査計画:津田美波・赤﨑千夏・神谷早矢佳・安野希世乃・山下七海
10.Reflective illumination night(Long Intro Ver.):福原綾香
11.Frost:青木瑠璃子・桜咲千依・千菅春香・安野希世乃
12.Home Sweet Home:梅澤めぐ・津田美波・新田ひより・牧野由依・桜咲千依
“渋谷凛”の3rdソロ曲“Reflective illumination night”は、これまで歌われてきた力強い2曲とは違ったミドルテンポのオシャレなポップスサウンド。高い歌唱力は変わらずだが、柔らかさも感じられるパフォーマンスに心が癒される。
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続けて歌われた“Frost”もタイトル通りに冬に相応しいバラード。1コーラス目を安野さんと千菅さんが担当し、2コーラス目を“ロック・ザ・ビート”と“エルドリッチ・ロアテラー”でそれぞれ相方となっている青木さんと桜咲さんが繋ぐという、“プロデューサー”をニヤリとさせてくれる演出だ。
ミステリアスな曲調が印象的な“Home Sweet Home”は、つぎつぎと変わる曲調とさまざまなキャスト陣がシーンごとに登場するミュージカルのような1曲。アイマス史上もっとも長い曲だが、今回はオリジナルメンバーが勢揃いして、しっかりと物語が楽しめるステージだったので時間を忘れて見入ってしまった。
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続いてのMCは“コンステ占い”の後半戦。安野さんが今回はセットリストの関係で“ダンシング・デッド”に参加できなかった原さんのダンスはもちろん、ステージ全員でゾンビダンスをするなど、笑いに包まれたステージになる。松嵜さんから、ゾンビダンスについては歌唱メンバー以外にも人気があり、何故かみんなゾンビの動きを練習しているというエピソードも語られ、さらに笑いを誘っていた。
MC明けは、昨日と同じくドームの天井を使ったプラネタリウムの演出から、“You’re stars shine on me”でスタート。後半戦のセットリストは以下の通り。
13.You’re stars shine on me:安齋由香里・桜咲千依・長野佑紀・山下七海・のぐちゆり・青木瑠璃子・福原綾香・神谷早矢佳・千菅春香・梅澤めぐ・ルゥティン・新田ひより
14.星環世界(Long Intro Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理・松嵜麗・佐倉薫・牧野由依・武田羅梨沙多胡
15.VOY@GER:小市眞琴・ルゥティン・生田輝・のぐちゆり・原紗友里
16.No One Knows(Long Intro Ver.):飯田友子・田辺留依・二ノ宮ゆい・渕上舞
こちらは1日目と同じく、“星環世界”、“VOY@GER”と続くが、“You’re stars shine on me”と合わせて、それぞれが1日目と参加メンバーが変わっており、また違ったハーモニーが楽しめるところもポイントだ。
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1日目と同じメンバーで抜群の安定感で披露された“No One Knows”で盛り上がったところで、いよいよ2日目の生バンド演奏コーナーへ。セットリストは以下の通りだ。
17.Secret Mirage(Short Inst.)
18.Snow*Love(コンステアレンジ):のぐちゆり・山下七海
19.Frozen Tears(コンステアレンジ):佐倉薫・渕上舞
20.青の一番星(コンステアレンジ):青木瑠璃子・福原綾香・ルゥティン
21.レッド・ソール(Long Intro Ver.):梅澤めぐ・新田ひより・赤﨑千夏・神谷早矢佳
22.君のステージ衣装、本当は…(Long Intro Ver.):安齋由香里・飯田友子・田辺留依・鈴木絵理・原紗友里
23.Driving My Way:佐倉薫・千菅春香・安野希世乃
24.-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律:津田美波・牧野由依・桜咲千依・二ノ宮ゆい・長野佑紀
25.New bright stars(Long Intro Ver.):安齋由香里・梅澤めぐ・津田美波・新田ひより・飯田友子・小市眞琴・ルゥティン・武田羅梨沙多胡・山下七海
26.さよならアンドロメダ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
インストの“Secret Mirage”に続いては、今回のためにアレンジされた“Snow*Love”である。チップチューンで可愛らしい原曲が、甘酸っぱいラブバラードソングへと大変身。いつものワクワク感とは違ったほんのり胸がキュンとなる1曲になった。
“北条加蓮”の“Frozen Tears”は、渕上さんと佐倉さんの2人での歌唱だ。原曲のミドルバラード調はそのままに、ストリングスによる壮大なオーケストラサウンドへ。ふたりの高い歌唱力も相まって、思わず息をのんでしまった。
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“塩見周子”のソロ曲“青の一番星”も、ルゥさんに加えて福原さんと青木さんも参加してトリオで歌唱。和テイストの原曲が、ストリングスアレンジにより懐かしさも感じられる歌謡曲風に。こちらも、歌唱力の高さで聞かせる1曲でグッと心をつかまれる。
生バンドによる“レッド・ソール”は、セクシーでパワフル、かつ芸術的な完成度を見せる圧倒的なパフォーマンスだ。楽曲のセクシーな雰囲気とはややミスマッチなメンバー4人の歌唱ということで、ギャップも含めて大いに盛り上がる1曲になったのではないだろうか。
続いての“君のステージ衣装、本当は…”でも、切なくも力強い歌声と生バンドサウンドにより、疾走感がありつつも重厚なパフォーマンスに圧倒される。
シンデレラガールズの楽曲の中でも、一風変わったフュージョンサウンド、“Driving My Way”はオリジナルメンバー3人が揃っての初披露。10周年ツアーファイナルでも3人が揃うタイミングはあったのだが、お預けとなってしまっており、満を持しての登場である。高い歌唱力を持つメンバーの力強い歌声と、スピーディーなサウンドが会場をさらに盛り上げていく。
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原曲からシンフォニックなロックサウンドが印象的だった“神崎蘭子”のソロ曲“LEGNE- 仇なす剣 光の旋律”は、4人のアイドルによる歌唱。ラスサビ前のセリフはキャストに合わせてものに変更されるなど、細かい部分で魅せる演出も。生音でのパフォーマンスを聞けた嬉しさはありつつも、いつか担当キャストの内田真礼さんの生バンドでの歌唱も聞いてみたいところだ。
1日目と同じく、クライマックスは“New bright stars”、そしてアンコール前のナンバーは全員で歌う“さよならアンドロメダ”で会場をロマンチックな星空に染め上げる。
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2023年春に『U149』の放映開始など、大きな情報発表に続いて、アンコールでは1日目に引き続いてまたもサプライズゲストが登場。クリスマスソングの名曲“ロマンスの神様”を歌っている広瀬香美さんがステージに登壇し、アイドルたちと一緒に同曲を力強く歌い上げる。
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2日目も何かあるとは思ったが、まさかのアーティストとのコラボで会場は大きな歓声に包まれる。さらに、シンデレラガールズの楽曲である“Snow Wings”を広瀬さんと一緒に歌うという神演出。1日目は、“ももいろクローバーZ”の楽曲をアイドルたちが一緒にカバーする形だったが、2日目はアーティストがシンデレラガールズの曲をカバーするというスペシャルなステージである。さらに、間奏では広瀬さんが力強いピアノソロで盛り上げるなど、熱いパフォーマンスで会場は熱狂の渦に。
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EN01.ロマンスの神様:広瀬香美・梅澤めぐ・武田羅梨沙多胡・津田美波・原紗友里・牧野由依・松嵜麗”
EN02.Snow Wings(Long Intro Ver.):広瀬香美・飯田友子・生田輝・小市眞琴・佐倉薫・鈴木絵理・田辺留依・のぐちゆり・福原綾香
EN03.お願い!シンデレラ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MCでは、松嵜さんと広瀬さんの出身校が同じという話題で盛り上がったり、広瀬さんから「シンデレラガールズのための曲を書きたい」というコメントも飛び出すと、ステージのアイドルたちも興奮しきりで、“プロデューサー”たちからも期待を寄せる歓声と拍手が巻き起こった。
ラストは1日目と同じく生バンドによる“お願い!シンデレラ”で締めとなり、さまざまなサプライズに満ちたライブは終了した。
星座をテーマにしたロマンティックなライブは、2日連続でのサプライズゲスト登場で11周年を迎える『アイドルマスター シンデレラガールズ』に相応しいスペシャルなライブとなった。過去にもアーティストコラボが行われていたことはあったものの、同じライブで2組もアーティストが参加したのはまさにアイマス史上に残る出来事だ。
そんなスペシャルなライブを、まだアイマスでの活動は1年を迎えたばかりの安齋さんがメインMCを担当しており、先輩の渕上さんのサポートを貰いながらも、しっかりとライブを引っ張っていた仕事ぶりは素晴らしかった。
また、“シンデレラバンド with スターリーストリングス”によって演奏された楽曲たちは、冬の夜空に相応しい儚さや切なさの中にもぬくもりが感じられるアレンジによって、また新しい表情が見られたのも楽しいライブだった。
なお、こちらのライブの視聴チケットが12月5日の12時まで販売されており、同じく12月5日の23時59分までアーカイブ視聴が可能となっているので、ぜひこちらもチェックしていただきたい。
【DAY1セットリスト】
01.流れ星キセキ:安齋由香里・二ノ宮ゆい・生田輝
02.Shine!!:高森奈津美、牧野由依・青木瑠璃子・桜咲千依・福原綾香・渕上舞・赤﨑千夏・鈴木絵理・原紗友里・松嵜麗
03.冬空プレシャス(Long Intro Ver.):武田羅梨沙多胡・長野佑紀・山下七海
04.チカラ!イズ!ぱわー!!(Long Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理
05.オタク is LOVE!(Long Intro Ver.):梅澤めぐ・田辺留依・神谷早矢佳
06.ネコドル☆オーバー・ザ・ワールド:高森奈津美
07.サマーサイダー:中島由貴・長江里加
08.Myself:千菅春香
09.未完成の歴史(Long Intro Ver.):飯田友子・福原綾香・渕上舞
10.Packing Her Favorite:長江里加
11.思い出じゃない今日を:武田羅梨沙多胡
12.DELIGHT:原紗友里
13.咲いてJewel(Long Intro Ver.):安齋由香里・中島由貴・牧野由依・田辺留依・松嵜麗
14.You’re stars shine on me:安齋由香里・桜咲千依・長野佑紀・山下七海・長江里加・青木瑠璃子・福原綾香・神谷早矢佳・千菅春香・梅澤めぐ・ルゥティン・新田ひより
15.星環世界(Long Intro Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理・松嵜麗・中島由貴・牧野由依・武田羅梨沙多胡
16.VOY@GER:小市眞琴・長江里加・ルゥティン・生田輝・原紗友里
17.No One Knows(Long Intro Ver.):飯田友子・田辺留依・二ノ宮ゆい・渕上舞
18.Snow Wings(Short Inst.)
19.White again(コンステアレンジ):安齋由香里・梅澤めぐ・新田ひより
20.Nocturne(コンステアレンジ):高森奈津美・青木瑠璃子
21.キセキの証(コンステアレンジ):牧野由依・渕上舞・松嵜麗
22.Memories(コンステアレンジ):飯田友子・長江里加・福原綾香・ルゥティン
23.ダイアモンド・アテンション:小市眞琴・赤﨑千夏・生田輝・神谷早矢佳・武田羅梨沙多胡
24.無重力シャトル:桜咲千依・千菅春香・二ノ宮ゆい・鈴木絵理・長野佑紀・原紗友里
25.New bright stars:安齋由香里・梅澤めぐ・中島由貴・新田ひより・飯田友子・小市眞琴・ルゥティン・武田羅梨沙多胡・山下七海
26.さよならアンドロメダ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
EN01.Majoram Therapie(Long Intro Ver.):”ももいろクローバーZ:百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れに/シンデレラガールズ:安齋由香里・渕上舞・山下七海
EN02.サラバ、愛しき悲しみたちよ:”ももいろクローバーZ:百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れに/シンデレラガールズ:青木瑠璃子・桜咲千依・神谷早矢佳・千菅春香・長江里加・中島由貴・長野佑紀・新田ひより・二ノ宮ゆい・ルゥティン
EN03.お願い!シンデレラ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
【DAY2セットリスト】
01.流れ星キセキ(Long Intro Ver.):安齋由香里・二ノ宮ゆい・生田輝
02.Shine!!(Long Intro Ver.):牧野由依・青木瑠璃子・桜咲千依・福原綾香・渕上舞・赤﨑千夏・鈴木絵理・原紗友里・松嵜麗
03.ダンシング・デッド(Long SE Ver.):のぐちゆり・松嵜麗
04.THE VILLAIN’S NIGHT:佐倉薫・田辺留依・千菅春香・二ノ宮ゆい・ルゥティン・長野佑紀
05.チカラ!イズ!ぱわー!!(Long Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理
06.ヒーローヴァーサスレイナンジョー(Long Ver.):神谷早矢佳・長野佑紀
07.Arrowhead:青木瑠璃子
08.Bullet Ride:安野希世乃
09.空想探査計画:津田美波・赤﨑千夏・神谷早矢佳・安野希世乃・山下七海
10.Reflective illumination night(Long Intro Ver.):福原綾香
11.Frost:青木瑠璃子・桜咲千依・千菅春香・安野希世乃
12.Home Sweet Home:梅澤めぐ・津田美波・新田ひより・牧野由依・桜咲千依
13.You’re stars shine on me:安齋由香里・桜咲千依・長野佑紀・山下七海・のぐちゆり・青木瑠璃子・福原綾香・神谷早矢佳・千菅春香・梅澤めぐ・ルゥティン・新田ひより
14.星環世界(Long Intro Ver.):赤﨑千夏・鈴木絵理・松嵜麗・佐倉薫・牧野由依・武田羅梨沙多胡
15.VOY@GER:小市眞琴・ルゥティン・生田輝・のぐちゆり・原紗友里
16.No One Knows(Long Intro Ver.):飯田友子・田辺留依・二ノ宮ゆい・渕上舞
17.Secret Mirage(Short Inst.)
18.Snow*Love(コンステアレンジ):のぐちゆり・山下七海
19.Frozen Tears(コンステアレンジ):佐倉薫・渕上舞
20.青の一番星(コンステアレンジ):青木瑠璃子・福原綾香・ルゥティン
21.レッド・ソール(Long Intro Ver.):梅澤めぐ・新田ひより・赤﨑千夏・神谷早矢佳
22.君のステージ衣装、本当は…(Long Intro Ver.):安齋由香里・飯田友子・田辺留依・鈴木絵理・原紗友里
23.Driving My Way:佐倉薫・千菅春香・安野希世乃
24.-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律:津田美波・牧野由依・桜咲千依・二ノ宮ゆい・長野佑紀
25.New bright stars(Long Intro Ver.):安齋由香里・梅澤めぐ・津田美波・新田ひより・飯田友子・小市眞琴・ルゥティン・武田羅梨沙多胡・山下七海
26.さよならアンドロメダ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
EN01.ロマンスの神様:広瀬香美・梅澤めぐ・武田羅梨沙多胡・津田美波・原紗友里・牧野由依・松嵜麗”
EN02.Snow Wings(Long Intro Ver.):広瀬香美・飯田友子・生田輝・小市眞琴・佐倉薫・鈴木絵理・田辺留依・のぐちゆり・福原綾香
EN03.お願い!シンデレラ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
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