【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#39】スマホ版は無料、スイッチ版は協力プレイが追加!シューティングローグライト『Rush Rover』

2022-10-23 13:00 投稿

スマホ版は日本語非対応だが感覚でプレイ可能!

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第39回。

今回扱うのは、遊ぶたびに構造が変化するダンジョンで敵機を撃破していくシューティングローグライトの『Rush Rover』。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:無料
Android:無料
ニンテンドースイッチ:499円(税込)
Xbox One:510円(税込)
PC(Steam):520円(税込)

『Rush Rover』とは
・ローグライト×シューティングアクション
・多数の武器やボスがランダムに出現するので毎回プレイ感が変化
・弾幕回避だけに挑むモードも搭載

スマートフォン版と他機種版の違い
・スマホ版、PC版は日本語非対応(プレイにそこまでの支障はない)
・スマホ版は自動でターゲットを狙い、他機種版はスティックで射撃の方向を決める(エイムアシスト機能あり)
・スイッチ版、Xbox版はローカルマルチの協力プレイが可能

シンプルだけど手強いドット絵シューティングアクション

『Rush Rover』は、死ねばゼロからやり直し、プレイするたびにマップが変化、といったローグライトの要素を持つ見下ろし型の2Dシューティングアクションだ。

マップを進むと大量の敵が360度から迫り、それらを全滅させることで隣接するエリアへ移動でき、武器などを獲得しながら探索を進め、ときにはボスとも戦っていくこととなる。

スマホ版は英語、中国語にしか対応していないためテキストから情報を得るのがむずかしい部分はあるが、シューティングアクションということもあって触っていればテキストは読めずともそこまで問題はない。

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▲画面中央右寄りにいる灰色のロボが主人公。操作はバーチャルパッドを使ったシンプルなものだ。

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▲マップ内に点在するボスとの戦いでは敵の弾幕もはげしくなる。

本作ではレベルの概念はないが、アイテムボックスを破壊したり、特定のオブジェクトに対し道中で得られる資源を投入することでさまざまなアイテムが手に入る。

初期装備はマシンガンのように弾を連射するものだが、炎を放つものやレーザーを射出するもの、あるいはブレード状の弾を撃ち出すものなど、さまざまな特性を持つ武器が登場する。

武器はブループリント(設計図)を集めて作成することも可能だ。

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▲武器によっては長押しとタップで性能が変化するものもある。武器は2種類まで持ち運び、自由に切り換えられる。

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▲主人公の武器だけでなく、主人公の近くを漂う味方機(日本語版では“探知機”)の武器も取得でき、自動で攻撃などを行ってくれる。

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▲画像はスイッチ版。攻略を進めると手に入る資材で各種能力の強化も行える。

攻略に挑み、敵を倒し、各種アイテムを得て能力を強化し、さらに強力な敵に立ち向かい……、というシンプルな流れで楽しめる本作。

各戦闘ではタイムボーナスとノーダメージボーナスがあり、それぞれ条件を満たせば機体の強化や武器の作成などに必要な素材が追加で獲得できる。

非常にシンプルなゲームだが、マップ構造や登場するアイテム、出現ボスのランダム性も手伝って遊び応えはしっかりとある。

手軽に楽しめるシューティングアクションを求めているなら試してみてほしいタイトルだ。

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▲マップ画面から各エリアのトランスファーポイントに移動することもできるので、探索のテンポもいい。

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▲弾幕のなかでどれだけ弾を避けられるかを競うミニゲームもあり、こちらは探索中にランダムで出現するほか、メインメニューから単体で遊ぶこともできる。

値段や言語、操作性などに違い

『Rush Rover』のスマホ版と他機種版を比べた際にまず異なるのが、スマホ版は無料で遊べるという点。

ただし一部のアイテムを取得する際や、死亡してリトライする際などに動画広告が挟まるため、プレイ中に待ち時間が発生してしまう。

本作には課金によって広告を消す機能もないので、スマホ版では毎回広告を見ることになる。

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▲強化アイテムなどが入っている青いボックスを開ける際、毎回ではないが動画広告が発生する。

また、スマホ版とPC版は日本語に対応しておらず、英語か中国語でのプレイとなる。

ただしここについては前述の通り、武器の説明などで多少読解が必要になる部分もあるが、基本的には動かして理解するタイプの作品であるため、そこまでプレイに支障はきたさない。

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▲一部の説明テキストが猛烈なボリュームになっているが、実際に使ってみれば効果を理解できるものも多い。

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▲画像はスイッチ版。一部フォントに違和感を覚える部分もあるが、日本語訳はほぼ問題ない。

スマホ版は他機種版と操作面でも異なっており、こちらは好みの差が出る部分だ。

スマホ版の射撃は画面右下にあるボタン群を使用し、もっとも近いターゲットを狙う、ボス優先、オブジェクト優先とボタンによって対象をある程度切り換えることができる。

一方でスイッチ版はツインスティック操作となっており、Rスティックを倒すとその方向に向かって射撃を行う。

スマホ版でも一部のスキル(追加武器)などはドラッグで方向を指定するが、基本的には射撃ボタンを押していればいいので、射撃の難度は低いと言える。

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▲設定で補助照準(エイムアシスト)を有効にすれば、スイッチ版でもターゲッティングはある程度楽になる。

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▲スマホ版はボタンのレイアウトを変更することもできる。

そのほか、スイッチ版、Xbox One版はローカルマルチプレイで協力モードを遊ぶことも可能だ。

2Pは探知機を操作できるので、通常のプレイとはまた違った感覚で楽しめるだろう。

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▲ちなみに“インターアクト”はいわゆるインタラクト。オブジェクトを調べたりする際に使用するボタンだ。

まずは無料でお試しを

ボタンを押せば自動で敵を狙ってくれるスマホ版と、スティック操作で射撃方向を決める他機種版とでは、プレイ感はかなり異なってくる。

オートターゲットは移動に専念しやすいものの、複数の敵に囲まれると攻撃対象がバラけやすく、スティック操作は自由に敵を狙えるぶん操作の負担は増える、と一長一短だ。

ここはプレイヤーの好みが分かれるところだが、スマホ版は無料でプレイできるので、興味が湧いたらまずはこちらを試してみよう。

他機種版も比較的安価なので、広告抜きで遊びたい、日本語で遊びたい、スティック操作を試してみたい、あるいは協力プレイを遊びたいといった場合はスイッチ版などに手を出してみるといい。

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