『MARVEL SNAP』手軽に楽しめる新機軸のデジタルカードゲーム!マーベルのヒーロー、ヴィラン、サイドキックまでが大集合!

2022-10-19 12:00 投稿

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MARVEL SNAP(マーベル・スナップ)

マーベル作品に詳しくなくても楽しめる!

2022年10月18日に配信された、マーベル作品のキャラクターたちがデザインされたカードで戦うデジタルカードゲーム『MARVEL SNAP』。

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本稿では、『MARVEL SNAP』のゲーム内容とプレイの所感を紹介していく。

端的にまとめると、12枚のカードからなるデッキを使い、6ターンのあいだに3つの陣地を奪い合うゲームとなっており、シンプルなゲーム性とテンポのよさが魅力だ。

カードのパワーで陣地を奪え!

『MARVEL SNAP』は、ふたりのプレイヤーが3つあるロケーション(陣地)にカードを配置していき、より多くの陣地を奪ったプレイヤーが勝利となる対戦型のカードゲーム。

カードにはエネルギー(コスト)とパワーが設定されており、配置したカードの合計パワーが相手より高ければそのロケーションを奪うことができる。

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▲左上がカードを出すのに必要なエネルギー(コスト)、右上がカードのパワー。カードによっては追加効果を持っており、その内容は多岐にわたる。

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▲カードを配置したロケーションにはパワーが加算されていく。バトル終了時にふたつ以上のロケーションでパワーが上回れば勝利だ。

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▲使用可能なエネルギーはターン数に応じて増えていくため、後半になればなるほど高コストカードや複数のカードを出しやすく、盤面も大きく動いていく。

そして、本作のバトルにアクセントを加えているのが、ロケーション自体が持つ効果の存在だ。

ロケーションの多くは効果を持ち、その場に配置したカードのパワーが変化したり、配置できるカードの枚数が限定されていたり、カードのコストが変化したりと、バトルに大小さまざまな影響を与える。

どのロケーションが出るかはバトルが始まるまでわからず、ロケーションの内容はターン経過によって明らかになっていくため、同じデッキを使っていてもゲーム展開は変化する。

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▲バトル序盤はロケーションの効果が隠されている。

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▲シンプルにパワーを変化させるものから確率やカードの効果が絡むものまで、カードと同様にロケーションの効果も多彩だ。

本作はデッキ枚数が12枚と少なく、カードゲームに慣れていない人でもデッキ構築を把握しやすく、コンボも扱いやすくなっている。デッキ枚数の少なさはこうしたメリットも生むが、ともすれば味気ないバトルになる要素にもなってしまう。

しかし本作ではこのロケーションのランダム性によって、少ないデッキ枚数でもバトルにバリエーションが生まれるようになっており、遊びやすさと展開を考える楽しさが上手く同居しているのだ。

ゲームのテンポもよく、1回のバトルも短時間で決着する。手軽に遊べるぶん「あと1回だけ、あともうひと勝負!」と止めるタイミングを失ってしまいがちな点は要注意、といったところだろう。

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▲バトルでは、画面上部中央に表示されるキューブを賭けて戦うことになる。キューブを集めればプレイヤーのランクが上昇していく。

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▲6ターン目以降は賭けキューブの数が倍増。プレイヤーの操作でもキューブの数は増やせるので、倍プッシュで相手にプレッシャーをかけるといった駆け引きも楽しめる。

遊べば遊ぶほどカードプールが充実!

本作では所持するカードをアップグレードし、コレクションレベルを上げていくことで使用可能なカードが増えていく。

アップグレードに必要な素材は毎日更新されるミッションやバトルによって入手できるため、遊べば遊ぶほどカードが増えていくという仕組みだ。

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▲バトルをするとデッキに組み込んだカードのブースターが、ミッションをこなしていくとエネルギーが手に入る。

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▲エネルギーを多めに支払うことでブースターを使わずに(バトルをしなくても)アップグレードは可能。エネルギーは課金でも入手できるが、そのぶん貴重な資源なので使いどころには注意だ。

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▲アップグレードを行うことでコレクションレベルが上昇し、カードが手に入る。新たなカードをアップグレードすれば、さらにコレクションレベルを上げられる。

カードをアップグレードするとコレクションレベルが上昇するだけでなく、カード自体にも変化が生まれる。

最初はシンプルなカードだが、アップグレードを行うことでイラストが枠から飛び出し、3D化、さらにはアニメーションも追加され、高レアリティになると配置時などにエフェクトも出るなど、バトル画面がどんどん賑やかになっていく。

カードの能力自体は変化しないのであくまでもコレクション要素ではあるが、映画などでもド派手な表現が魅力のマーベル作品ということもあり、演出が強化されると実際テンションが上がる。

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▲アニメーション追加などで変化が文字通り目に見えて実感できるので、カードを育てていく楽しさもある。

なお、アップグレードは段階を重ねるごとに要求される素材の量も増えていく。

コレクションレベルを上げてカードプールの充実を、と考えるのであれば、まずは最低レアリティのコモンカードをすべてアンコモンにしていくのがいいだろう。

カード集め自体も楽しい!

バトルやカード集めに加えて、もうひとつ触れておきたいのがカードの豊富さだ。

本稿を執筆するにあたりプレイしたバージョンでも200枚近いカード(キャラクター)が登場しており、全キャラクターを知っているなら相当のマーベル好きと呼べるラインアップになっている。

もちろん、マーベル作品に詳しくなくても名前や見た目は知っているであろうメジャーなキャラクターも多いので、まったくキャラがわからないということもないだろう。

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▲バトル中の盤面も賑やか。相手のデッキも含めてさまざまなカードが登場するため、単純に見た目が豪華だ。

また、本作はひとつのカードに複数のヴァリアント(絵柄)が用意されているのもポイント。

いわゆるアメコミテイストのイラストだけでなく、ドット絵や日本のアニメを思わせるようなタッチのイラストも実装されており、それらを眺めるのもおもしろい。

デジタルなカードゲームではあるが、アナログと同じくカード集め自体を楽しめるのも本作の魅力と言える。

カードゲームやマーベル作品に慣れていなくてもまずは触ってほしい!

『MARVEL SNAP』はマーベル作品を題材にしたカードゲームだが、カードゲームとしてもシンプルで遊びやすく、純粋に対戦を楽しむゲームなので作品の知識も必要ではない。

国内では初リリースということもあって、知識量や情報量のアドバンテージ差がないという意味でもプレイを始めやすいタイトルだ。

前述のようにデッキ枚数も少なく、ガチャで一気に所持カードが増えるわけでもないので、カードゲームに慣れていない人でも1枚1枚の効果を把握しながら遊べるだろう。

相手と同じターン、同じロケーションに配置することで効果を発揮するカードなどもあるため、対人戦ならではの読み合いも楽しめる作品であり、幅広いプレイヤーが楽しめるはずだ。

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▲多くのカードが効果を持つうえに、その内容もカードごとに異なる。プレイすればするほど戦略の幅は広がり、戦いは奥深くなっていく。

参戦キャラクターや作品が多いだけに、各キャラクターやカードイラストの出展を確認できればうれしかったが、本稿執筆時点でそういった情報はゲーム内に存在していない。

今後のアップデートなどでそういった要素が追加されるとうれしいところだが、気になったキャラクターがいれば検索して元の作品を調べてみるのも楽しいだろう。

ゲーム自体のテンポがよく、画面の賑やかさもあって楽しく楽しくプレイできるので、カードゲームとマーベル作品、どちらの入り口としてもプレイしてみてほしいタイトルだ。

MARVEL SNAP(マーベル・スナップ)

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルカードゲーム
メーカーNuverse/Second Dinner/Marvel Entertainment
公式Twitterhttps://twitter.com/MARVELSNAP_JP
配信日配信中
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