『脱獄ごっこPRO』先行体験会リポート。ギミック満載、動物型のアイテムを使ったかわいい雰囲気の人狼鬼ごっこ

2022-10-19 19:00 投稿

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脱獄ごっこPRO

非対称型対戦ゲーム好きは必見!

UUUMの子会社であるLiTMUSとAimingが共同開発を進めている、2022年冬にリリース予定の新作アプリ『脱獄ごっこPRO』。

タイトル画面

本作は若年層を中心に人気を誇る非対称型オンラインマルチ対戦ゲーム『脱獄ごっこ』の後継作で、マップやキャラグラフィックが強化されたほか、クラン機能や実況モードといった新たなシステムを搭載が搭載されている。

今回そんな『脱獄ごっこPRO』のメディア向け体験会に参加する機会を得たので、そこで発表された情報で、先行体験した所感をお伝えしていこう。

脱獄ごっこはPROになってどう変わる?

体験会ではまず『脱獄ごっこPRO』から追加・変更される点について発表があった。

『脱獄ごっこ』からの変更点としてまず挙げられたのは、グラフィックの向上だ。キャラグラフィックやマップのクオリティが上がり、『脱獄ごっこ』で遊べたグリーン・ビレッジなどのマップもリニューアルされている。

また、本作でしか遊べない新規マップも制作中だという。

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なお9月の公式放送で発表された通り『脱獄ごっこPRO』のシーズン1は宇宙がテーマになり、リリースタイミングでは新マップ・月面基地が登場するそうだ。

月面基地ではマップ内の重力が弱くなるギミック“反重力”が新登場し、いつもよりジャンプ力や滞空時間が向上する仕様。このギミックを利用したチェイスも戦略に含まれるようになるため、より白熱した面白さが体験できるようになる。

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月面基地1

続いて発表されたのは、スキンについて。

本作では3Dモデルのクオリティがアップしており、より魅力的なスキンも追加されていくが、『脱獄ごっこ』プレイヤーにはなじみ深いボクセルタイプのスキンも用意されるという。スキン情報は今後公式Twitterなどを通じて発表していくようなので、どのようなスキンが登場するのかは楽しみに待っておこう。

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バトルのルールについては大きな変更はなく、遊べるルールも脱獄ごっこ、ケイドロ、5vs.5の3つ。また今回は発表がなかったが、『脱獄ごっこ』にはなかった新ルール、新機能の実装も予定しているそうだ。

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ルール自体の変更はないものの、UIについては一新されている。

本作ではプレイヤーが使用する武器のことを、AI(アニマルアイテム)と呼称しており、動物モチーフのかわいらしいデザインへと変更された。イルカの銃、鳩時計型の武器など、門を壊す大砲を含めすべて動物モチーフのデザインに変わるようだ。

全体的に平和でかわいらしいモチーフになっているので、バトルや争いの描写が苦手な人でも楽しめるだろう。

練習モードでは武器の試し撃ちや、新マップの宝箱の位置なども確認できるので、配信されたら各武器のデザインや新マップのギミックなどをチェックしてみてほしい。

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『脱獄ごっこPRO』から加わる機能として、実況モードというものもある。

こちらはストリーマー(配信者)などが視聴者を招待してプレイするモードで、個人的なイベントをゲーム内機能で簡単に開催できる仕組みだ。

実況モードの場合、主催者はプレイヤーにはならず、いわゆる神視点で参加者全員をカメラで追っていく形になる。1プレイヤーにフォーカスした視点から俯瞰視点まで、さまざまなカメラワークで戦いを見守れるぞ。なお、観戦枠に入れるのは主催者のみとなるようだ。

配信モード画面

そのほか、詳細が明らかになったのはクラン機能。

クランはほかのプレイヤーとチームを組める機能で、仲間とコミュニケーションを取りながらゲームを楽しめるようになる内容になっている。現状は固定チャットのみが使用できる状態だが、将来的にはスタンプ機能なども実装されるという。

ちなみに新しくクランを作るためのアイテムやお金は必要なく、誰もがクランを作れるそうだ。なお、1クランの最大人数は60名となり、プレイヤーは複数のクランに加入できない仕組みになる。

クラン画面2
クラン画面1

カジュアルな見た目で気軽に遊べる人狼モードを先行体験

ここからは、実際に本作を先行体験した際の所感をお伝えしていこう。

今回プレイしたのは4人で対戦する“脱獄ごっこ”のモードで、新規マップを含め3つを体験することができた。

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“脱獄ごっこ”モードは本シリーズ最大の特徴となるゲームルールで、非対称型対戦に人狼要素が加わっている遊びが楽しめる。3人の市民 VS ひとりの人狼という対立構造でバトルが進行する。

バトルがスタートしたら、市民はマップ上に無数に配置された宝箱を開けていき、その中にあるスイッチを押していく。すべてのスイッチを押すと脱出するための道が開くので、制限時間内にすべてのスイッチを見つけて脱出するのが目標だ。また人狼を探し出して倒しても勝利となる。

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このモードのおもしろいところは、プレイヤーを倒す人狼がだれかわからない点。

一見すると全員市民に見えるのだが、その中には人狼がひとり潜んでいる。協力はしつつも誰が人狼なのか分からないまま、ドキドキしながら進行するので適度なスリルが味わえるのだ。

そして一方の人狼は、怪しまれないように市民に協力しつつ、密かに妨害して脱出を阻止するのが目的となる。

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▲味方と思わせておいて、突然牙をむくのが人狼サイドの楽しみ。

本作の場合、自分が人狼だとバレてしまっても投票などで排除されるわけではない。互いに攻撃をしあって、人狼側は3人を倒せれば勝利。逆に市民側も攻撃をして、人狼を倒せれば勝ちとなるのだ。

もちろん攻撃面は人狼側が有利で、人狼側は6つ、市民はふたつの武器を所有している状態になるため、攻撃の手数は人狼側が圧倒的に有利。とはいえ、3人が生存しているタイミングで人狼だと発覚すれば、袋叩きにあって簡単に倒されてしまう。

いかにして市民に気づかれることなく、ひとりずつ倒していくかが人狼側の腕の見せどころだ。

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▲孤立している市民がいれば絶好のチャンス!

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▲ライフを削り切ると市民はHELP表示を出して動きが鈍くなる。生存している市民が近づいて蘇生をすれば、救助することも可能。

動物型になったかわいらしい武器を使うと、単純な攻撃だけでなく、トラップやリモート爆弾を設置するなどの多彩なアクションが取れるようになっている。

たとえばヘビ型の武器を使うと、ほかのプレイヤーには見えないトラップとして配置でき、触れたプレイヤーを一時的に拘束することが可能だ。人狼側なら開いていない宝箱の前や逃げ道に設置したり、市民側も人狼をトラップまで誘導することでチェイス時の足止めとして利用できる。

今回プレイしたシャーク・シップのマップの場合、どうしても狭い通路を通らなければいけない場面があったので、このトラップはとくに重宝した。

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また、プレイ中に画面左上のキャラアイコンをタップすると、全プレイヤーに自分がだれを人狼だと疑っているのか伝えることもできる。この機能が人狼側の戦略的要素につながっており、おもしろく感じた。

また、ほかのプレイヤーの外見・名前に一時的に変身できるキツネの武器があるのだが、これを使うと市民側をかく乱できる。変身した状態で市民を攻撃し、その後に変身元となったプレイヤーに疑いを向けることで罪を擦りつけ、疑心暗鬼の状態に追い込める。

上手くいけば自分に疑いが向く可能性を減らし、活動もしやすくなっていく。このあたりは人狼ゲームらしさを感じられる、いい機能だと感じた。

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ほかにも一度設置したら好きなタイミングで爆発させられるニワトリ&ヒヨコのリモート爆弾や、ほかのプレイヤーの場所にワープするモグラ、鳩時計型の爆弾などバトルを盛り上げてくれる武器が満載!

どの武器を使うことになってもそれぞれ違った戦いかたができるので、かわいらしい見た目ながら意外と奥深いアクションが楽しめた。

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マップについては、グラフィックの向上はもちろんだが、全体的に立体的に戦えてよりチェイス(鬼ごっこ)が楽しく遊べるようになっていると感じた。

グリーン・ビレッジの場合、建物内部、屋根の上などいくつも移動できるポイントがあるため、スイッチ探しにはそこそこ時間がかかる印象だ。そのぶん市民同士も分散しやすいため、人狼から逃れる工夫が求められるだろう。幸い、一方通行となる部分も多いため、トラップを仕掛けたり、リモート爆弾で対処できると生存しやすかった。

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▲ウォータースライダーもあるので、いざとなったら飛び降りて逃げることも可能。

新マップである宇宙マップの最大の特徴である、反重力のギミックもさまざまな遊びかたができた。

ギミックの起動自体は簡単で、マップ各所にある機会をパンチするだけで誰でも発動可能。そのお手軽さゆえ、事故も発生しやすくなるのが印象的だった。

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反重力のギミックが作動すると、ジャンプ時にふわふわと浮かぶようになり、より高く跳べるようになる。ステージ内には反重力でないとたどり着けない高所などもあるため、プレイ時に最低でも数回はこのギミックの恩恵を受けることになるだろう。

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▲反重力以外に、風が吹いていて高く飛ばしてくれるギミックも。

ふわっと跳べて楽しい反重力のギミックだが、じつは思わぬトラップも。

誰でも作動できるため、自分が高く跳んでいるタイミングでギミックをオフにされる危険性もあるのだ。本作では高所から落ちた場合に落下ダメージが発生するため、油断して高所に滞空していると、急に重力が戻ってきて手痛いダメージを受けることも。

人狼側の場合、この機能を使って市民を妨害することも可能だろう。新マップならではのギミックとなっているので、実際にプレイする際はさまざまな作戦を練って試してみてほしい。

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▲一度も人狼に攻撃されることはなかったのに、落下ダメージで瀕死になって救助される羽目に……。

クランについてもチェックしてみたが、こちらはスムーズに設立・加入ができてハードルは低い印象だ。クラン加入も承認制・自動加入を選択でき、脱退時のペナルティなどもないため気軽に参加できる。

また、クランのリーダーは初期時点では設立者なのだが、とくに制限もなくリーダーをほかの人に変えることも可能だった。クランやリーダーを辞めたくなった際、せっかく集まったメンバーを解散させることなく、リーダーだけ変更できるこのシステムはありがたい。

現状だと簡単な挨拶チャットなどが基本になりそうなので、スタンプ機能の追加にも期待したいところだ。

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現行の『脱獄ごっこ』という、しっかりとした下地があるだけに、バトルの手触りや基本的な操作感も良好な『脱獄ごっこPRO』。

グラフィックの向上、新マップやギミックの追加でこれまで以上に楽しめる内容に仕上がっていたので、『脱獄ごっこ』プレイヤーはもちろん、非対称型の対戦ゲームが好きな人も注目だ。

現在事前登録も実施されているため、配信前に登録を済ませておこう。

【脱獄ごっこPRO事前登録はこちら】

脱獄ごっこPRO

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルアクション
メーカーLiTMUS
公式サイトhttps://litmus-ent.jp/datsugoku/
公式Twitterhttps://twitter.com/DatsugokuGokko
配信日配信中
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